今回、はじめの8日間は、母の家で過ごしたのだが、あまりテレビを付けないようにしているのにも関わらず、呆れるほどにたくさん、トランプと、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領、そして友人の崔順実(チェ・スンシル)被告のことが報じられていた。
日本のことはというと、どうでもいいようなことばかりで、大きな地震が起こった時も、今稼働させてしまっている原発について言及した局は無かった。
本当におかしくなっている。
いや、もともとこんなだったのだけど、気がついていなかったのか?
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日本に戻るといつも、電車事情に感動する。
ここまでたくさん走らなくてもいいのではないか?と思うほど、きっちり時間通りにやって来て、止まるべき所にきちんと止まる電車。
これにすっかり慣れてからアメリカに来たわたしは、最初、そのお粗末な公共交通機関の実態を信じることができず、しょっちゅう怒っていた。
でも、今にして思えば、日本が異常に便利過ぎるのだ。
働いている人たちの中に、自分たちの働きと能力が十分に反映された収入をもらっている人は、決して多くはないというのに…。
ここ数年、都会にいるほんの数日間に、人身事故や気分が悪くなった人がいるとのアナウンスが流れ、電車が止まったり遅れたりするのに出くわす回数が増えた。
電車に乗る時間など、ほんとにしれてるのに、その間だけでも数回はある。
たまたまなのだろうか…それとも、こんなのが日常に起こってるのだろうか…。
そして、プラットホームに、転倒防止の柵が設けられている駅が増えた。
スマートフォンを操作しながら歩く人が増えたから、というのを聞いたのだけど、そうなのかな…。
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そしてもちろん富士山!
もう好きで好きで、新幹線で移動の際は必ず、富士山側の窓側の席を頼み、窓に張り付くようにして眺める。
今回はどうしても、窓側の席が取れなくて、だからわたしが写真を撮ってる間中、窓側に座っていた男の子は、席を倒して協力してくれた。
ちょっと面白い富士山。
雲に隠れたってかっこいい富士山。
縦にしても素晴らしい富士山。
ああもう、本当に惚れぼれ…。
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富士山じゃない山や、田んぼの景色にも、心が動かされる。
まだ幼かった頃、近所の佐和子ちゃんと弟の3人でよく、崖の下一面に広がっていた田んぼで遊んだ。
当時は、休耕田にはレンゲが植えられていて、田んぼの真ん中に座り込んではレンゲの首飾りを作ったりした。
カエルやザリガニがいっぱいいて、それを釣って遊んだ。
相愛の子ども音楽教室という所に、毎週土曜日の午後に通っていた頃は、この近鉄電車に乗った。
長谷寺、榛原、室生口大野…何度も何度も口ずさんだ駅名だ。
もう一つ、特に増えたと実感したのはこれ、ソーラー発電。
特に、田舎の風景の中に、大小さまざまな形で設置されているのを見た。
日本の電力作りが、やっと変化しようとしているのだろうけれども、その企業までもに、廃炉費用を負担させようとしている政府。
そしてその負担は、原発の電気を使いたくないからと、購入先を変えた人たちにまで及ぶ。
本当なら、そういう企業だからこそ、国が援助するべきなのに、足を引っ張るようなことをするのは間違っている。
さらには、そんなことをしようとする政府に、断固として抗議するべきなのだが、全く報道されないのだから、知らないままでいる人だらけ。
なんとかしなくてはと思うけれども、わたしなど、知らせるにはあまりにも力が足りない。
インターネットを使える人たちが、もっともっと、社会のあり様を知ろうとしない限り、本当のことがわからないまま日が過ぎていってしまう。
猫たちの世話を引き受けてくれている夫の姉から、時々メールが送られて来る。
2週間経ってようやく、空ちゃんが撫でさせてくれたなどという近況報告の最後に、旅をうんと楽しんでね、トランプリアリティが待ち受けてるんだからと書かれていて、
それを読んだ途端に、どーんと気分が落ちてしまった。
そうだ、そうだった、とんでもない現実が待っているんだった。
本当に、どうなってしまうんだろうか、アメリカは。
日本のことはというと、どうでもいいようなことばかりで、大きな地震が起こった時も、今稼働させてしまっている原発について言及した局は無かった。
本当におかしくなっている。
いや、もともとこんなだったのだけど、気がついていなかったのか?
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日本に戻るといつも、電車事情に感動する。
ここまでたくさん走らなくてもいいのではないか?と思うほど、きっちり時間通りにやって来て、止まるべき所にきちんと止まる電車。
これにすっかり慣れてからアメリカに来たわたしは、最初、そのお粗末な公共交通機関の実態を信じることができず、しょっちゅう怒っていた。
でも、今にして思えば、日本が異常に便利過ぎるのだ。
働いている人たちの中に、自分たちの働きと能力が十分に反映された収入をもらっている人は、決して多くはないというのに…。
ここ数年、都会にいるほんの数日間に、人身事故や気分が悪くなった人がいるとのアナウンスが流れ、電車が止まったり遅れたりするのに出くわす回数が増えた。
電車に乗る時間など、ほんとにしれてるのに、その間だけでも数回はある。
たまたまなのだろうか…それとも、こんなのが日常に起こってるのだろうか…。
そして、プラットホームに、転倒防止の柵が設けられている駅が増えた。
スマートフォンを操作しながら歩く人が増えたから、というのを聞いたのだけど、そうなのかな…。
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そしてもちろん富士山!
もう好きで好きで、新幹線で移動の際は必ず、富士山側の窓側の席を頼み、窓に張り付くようにして眺める。
今回はどうしても、窓側の席が取れなくて、だからわたしが写真を撮ってる間中、窓側に座っていた男の子は、席を倒して協力してくれた。
ちょっと面白い富士山。
雲に隠れたってかっこいい富士山。
縦にしても素晴らしい富士山。
ああもう、本当に惚れぼれ…。
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富士山じゃない山や、田んぼの景色にも、心が動かされる。
まだ幼かった頃、近所の佐和子ちゃんと弟の3人でよく、崖の下一面に広がっていた田んぼで遊んだ。
当時は、休耕田にはレンゲが植えられていて、田んぼの真ん中に座り込んではレンゲの首飾りを作ったりした。
カエルやザリガニがいっぱいいて、それを釣って遊んだ。
相愛の子ども音楽教室という所に、毎週土曜日の午後に通っていた頃は、この近鉄電車に乗った。
長谷寺、榛原、室生口大野…何度も何度も口ずさんだ駅名だ。
もう一つ、特に増えたと実感したのはこれ、ソーラー発電。
特に、田舎の風景の中に、大小さまざまな形で設置されているのを見た。
日本の電力作りが、やっと変化しようとしているのだろうけれども、その企業までもに、廃炉費用を負担させようとしている政府。
そしてその負担は、原発の電気を使いたくないからと、購入先を変えた人たちにまで及ぶ。
本当なら、そういう企業だからこそ、国が援助するべきなのに、足を引っ張るようなことをするのは間違っている。
さらには、そんなことをしようとする政府に、断固として抗議するべきなのだが、全く報道されないのだから、知らないままでいる人だらけ。
なんとかしなくてはと思うけれども、わたしなど、知らせるにはあまりにも力が足りない。
インターネットを使える人たちが、もっともっと、社会のあり様を知ろうとしない限り、本当のことがわからないまま日が過ぎていってしまう。
猫たちの世話を引き受けてくれている夫の姉から、時々メールが送られて来る。
2週間経ってようやく、空ちゃんが撫でさせてくれたなどという近況報告の最後に、旅をうんと楽しんでね、トランプリアリティが待ち受けてるんだからと書かれていて、
それを読んだ途端に、どーんと気分が落ちてしまった。
そうだ、そうだった、とんでもない現実が待っているんだった。
本当に、どうなってしまうんだろうか、アメリカは。