わたしのパソコンのモニター画面に、去年からずっと載っけてある竹中平蔵氏についての記事やツイートの数々。
ブログ記事を書くたびに、いつかこの人がこれまでにやった悪事を時系列にしてまとめたいと思いながら、ずっとそれができずにいました。
すると先日、竹中氏が教鞭を執っている大学の学生が、氏を批判する立て看板を大学構内に立て、騒ぎになったというニュースが聞こえてきました。
学生が設置した立て看板
立て看板とビラ
設置からものの10分も経たないうちに、大学の関係者によって撤去された
この立て看板とビラで、竹中氏の批判をしたのは、東洋大学4年の船橋秀人さんです。
竹中氏批判の東洋大学生語る「組織の問題を指摘」
【日刊スポーツ】2019年1月24日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190124-00457947-nksports-soci
記事によると、竹中氏はこの大学で、グローバル・イノベーション学科の教授をしているのですね。
竹中氏を批判した船橋さんは、立て看板の撤去後、学生課の男性職員数名に、2時間半もの時間をかけて事情聴取され、
「表現の自由には責任が伴う。何らかの処分で責任を取ってもらう」と、退学をほのめかしながらの追及を受けました。
船橋さんは、竹中氏を批判することで、東洋大学が重きを置いてきた哲学科の縮小や、大学の組織の問題を指摘したかったと言います。
そして、
「大学は最も自由で、議論が進む先導役になるべきだと思う」とも。
******* ******* ******* *******
東洋大学は、今回の件を良い機会と捉えて、大学をあげて議論の場を作るべきだと思います。
大学が竹中氏をどう捉えていようと、竹中氏が政治に非常に深く関与している人物であり、若者の貧困や不安定な暮らしを助長する原因となる政策が、次々に打ち出されてきたことは事実なのですから。
東洋大学生の竹中平蔵氏批判の背景にある若者の貧困とワーキングプア
【YAHOO JAPANニュース】2019年1月23日
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20190123-00112143/
船橋さんが配布したビラには、こう書かれていました。
この大学はこのままでいいのだろうか?
我々の生活が危ない!
竹中氏の過悪、その一つは、大規模な規制緩和である。
特に2003年の労働者派遣法の改悪が、この国にもたらしたものは大きい。
それまで限定されていた業種が大幅に拡大されることで、この国には非正規雇用者が増大したのである。
「正社員をなくせばいい」や「若者には貧しくなる自由がある」といった発言は、当時の世論を騒がせた。
しかしながら、この男、まるで反省の素振りを見せない。
「朝まで生テレビ!」という番組では、自らの政策の肝であったトリクルダウン(お金持ちが富むことでその富が貧しい者にも浸透するという理論)について、
「あり得ない」という、ある種開き直ったかのような発言をしており、自分がやった責任について、まるで無自覚なようだ。
また、昨年可決された高度プロフェッショナル制度については、
「個人的には、結果的に(対象が)拡大していくことを期待している」などという、驚くべき思惑を公言している。
つまり、初めは限定的なものだからという理由で可決された労働者派遣法が、今これほどまでに対象を拡大したように、
高度プロフェッショナル制度は、今後とも更なる拡大が予想されるのである。
無論、我々も例外ではない。
労働者は、これから一層使い捨てにされることになるのだ!!
様々な利権への関与!?
竹中氏が、人材派遣会社のパソナグループの会長を務めている、ということも忘れてはならない。
というのも、労働者派遣法の改悪は、自らが会長を務める会社の利権獲得に通じていたからだ。
まさに国家の私物化である。
また最近では、昨年、法案の正当性について全く審議されずに可決された、水道法改正案と入管法改正案についても、関与していたことが明るみになっている。
更に、加計学園との関連も取りざたされており、今後ともこの男の暴走を追及する必要がありそうだ。
今こそ変えよう、この大学を、この国を。
皆さんは恥ずかしくないですか、こんな男がいる大学に在籍していることが。
僕は恥ずかしい。
そして、将来、自分や友達や自分の子どもが、使い捨てにされていくのを見ながら、何も行動を起こさなかったことを悔いる自分が、僕は恥ずかしい。
意志ある者たちよ、立ち上がれ!
大学の主役は、我々学生なのだ。
右も左も前も後も何にも分からない人も、みんな集まれ。
民主主義は決して難しいものではない。
共に考え、議論し、周りに訴えながら、もう一度みんなでこの社会を立て直そう!!
******* ******* ******* *******
この船橋さんの意見、問題提起をどう捉えるか、それはみなさんそれぞれに違うと思います。
だからこそ、このことに対して、当事者である竹中氏、船橋さんはもちろん、学生や教員、そして職員を含めて議論ができる場を作り、そこでの多様な意見をもとに議論を深めていくことが、大学としての在り方だと思うのです。
竹中氏は、民間議員としての立場をフル活用して、細かく言うとキリがないくらい、様々なところで政商っぷりを発揮している人です。
日本経済を破壊する「民間議員」竹中平蔵氏が犯したこれだけの罪=三橋貴明
【MONEY VOICE】2017年6月6日
https://www.mag2.com/p/money/238834
引用:
******* ******* ******* *******
新旧、時系列バラバラですが、列挙します。
******* ******* ******* *******
おまけ
ブログ記事を書くたびに、いつかこの人がこれまでにやった悪事を時系列にしてまとめたいと思いながら、ずっとそれができずにいました。
すると先日、竹中氏が教鞭を執っている大学の学生が、氏を批判する立て看板を大学構内に立て、騒ぎになったというニュースが聞こえてきました。
学生が設置した立て看板
立て看板とビラ
設置からものの10分も経たないうちに、大学の関係者によって撤去された
この立て看板とビラで、竹中氏の批判をしたのは、東洋大学4年の船橋秀人さんです。
竹中氏批判の東洋大学生語る「組織の問題を指摘」
【日刊スポーツ】2019年1月24日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190124-00457947-nksports-soci
記事によると、竹中氏はこの大学で、グローバル・イノベーション学科の教授をしているのですね。
竹中氏を批判した船橋さんは、立て看板の撤去後、学生課の男性職員数名に、2時間半もの時間をかけて事情聴取され、
「表現の自由には責任が伴う。何らかの処分で責任を取ってもらう」と、退学をほのめかしながらの追及を受けました。
船橋さんは、竹中氏を批判することで、東洋大学が重きを置いてきた哲学科の縮小や、大学の組織の問題を指摘したかったと言います。
そして、
「大学は最も自由で、議論が進む先導役になるべきだと思う」とも。
******* ******* ******* *******
東洋大学は、今回の件を良い機会と捉えて、大学をあげて議論の場を作るべきだと思います。
大学が竹中氏をどう捉えていようと、竹中氏が政治に非常に深く関与している人物であり、若者の貧困や不安定な暮らしを助長する原因となる政策が、次々に打ち出されてきたことは事実なのですから。
東洋大学生の竹中平蔵氏批判の背景にある若者の貧困とワーキングプア
【YAHOO JAPANニュース】2019年1月23日
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20190123-00112143/
船橋さんが配布したビラには、こう書かれていました。
この大学はこのままでいいのだろうか?
我々の生活が危ない!
竹中氏の過悪、その一つは、大規模な規制緩和である。
特に2003年の労働者派遣法の改悪が、この国にもたらしたものは大きい。
それまで限定されていた業種が大幅に拡大されることで、この国には非正規雇用者が増大したのである。
「正社員をなくせばいい」や「若者には貧しくなる自由がある」といった発言は、当時の世論を騒がせた。
しかしながら、この男、まるで反省の素振りを見せない。
「朝まで生テレビ!」という番組では、自らの政策の肝であったトリクルダウン(お金持ちが富むことでその富が貧しい者にも浸透するという理論)について、
「あり得ない」という、ある種開き直ったかのような発言をしており、自分がやった責任について、まるで無自覚なようだ。
また、昨年可決された高度プロフェッショナル制度については、
「個人的には、結果的に(対象が)拡大していくことを期待している」などという、驚くべき思惑を公言している。
つまり、初めは限定的なものだからという理由で可決された労働者派遣法が、今これほどまでに対象を拡大したように、
高度プロフェッショナル制度は、今後とも更なる拡大が予想されるのである。
無論、我々も例外ではない。
労働者は、これから一層使い捨てにされることになるのだ!!
様々な利権への関与!?
竹中氏が、人材派遣会社のパソナグループの会長を務めている、ということも忘れてはならない。
というのも、労働者派遣法の改悪は、自らが会長を務める会社の利権獲得に通じていたからだ。
まさに国家の私物化である。
また最近では、昨年、法案の正当性について全く審議されずに可決された、水道法改正案と入管法改正案についても、関与していたことが明るみになっている。
更に、加計学園との関連も取りざたされており、今後ともこの男の暴走を追及する必要がありそうだ。
今こそ変えよう、この大学を、この国を。
皆さんは恥ずかしくないですか、こんな男がいる大学に在籍していることが。
僕は恥ずかしい。
そして、将来、自分や友達や自分の子どもが、使い捨てにされていくのを見ながら、何も行動を起こさなかったことを悔いる自分が、僕は恥ずかしい。
意志ある者たちよ、立ち上がれ!
大学の主役は、我々学生なのだ。
右も左も前も後も何にも分からない人も、みんな集まれ。
民主主義は決して難しいものではない。
共に考え、議論し、周りに訴えながら、もう一度みんなでこの社会を立て直そう!!
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この船橋さんの意見、問題提起をどう捉えるか、それはみなさんそれぞれに違うと思います。
だからこそ、このことに対して、当事者である竹中氏、船橋さんはもちろん、学生や教員、そして職員を含めて議論ができる場を作り、そこでの多様な意見をもとに議論を深めていくことが、大学としての在り方だと思うのです。
竹中氏は、民間議員としての立場をフル活用して、細かく言うとキリがないくらい、様々なところで政商っぷりを発揮している人です。
日本経済を破壊する「民間議員」竹中平蔵氏が犯したこれだけの罪=三橋貴明
【MONEY VOICE】2017年6月6日
https://www.mag2.com/p/money/238834
引用:
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新旧、時系列バラバラですが、列挙します。
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おまけ