ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

羽生くん、気をつけてね。極右カルト団体『日本会議』の広告塔なんかになっちゃいけないよ!

2018年02月18日 | 日本とわたし
すっかり劣化、いや、もしかしたら元々だったのをうまく隠していたのかもしれない河野太郎の変節漢っぷりを書こうと思いつつ、時間が過ぎてしまいました。

オリンピックも全く観ないままでしたが、羽生くんの頑張りっぷりをツイッターで知り、ちょっと検索していたら、
あ〜あ、やっぱりこうなってたか…という話を目にしたので、紹介させてもらいます。





ツイートで紹介されている写真を大きくします。










そしてこれが日本の首相の祝い方です。




しかもこの、最後の写真は、今回のオリンピックのものではなく、ソチオリンピックのものです。



羽生結弦の金メダルに安倍首相がさっそく便乗!
カルト極右・日本会議もイベントに起用し広告塔にした過去も

【LITERA】2018年2月18日
http://lite-ra.com/2018/02/post-3809.html

きのう17日、平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで、羽生結弦選手が金メダル、宇野昌麿選手が銀メダルを獲得。
同競技では66年ぶりという羽生選手の連覇、さらに日本選手のワンツーフィニッシュという、歴史的快挙にメディアも大はしゃぎだ。
 
開幕前から、連日のように、平昌五輪に対して底意地の悪いバッシングを繰り広げていたワイドショーの節操のなさには、いつものことながら辟易させられるが、
このフィーバーにさっそく便乗してきたのが、安倍首相だ。
17日夜に、金メダルを獲得した羽生選手に、祝福の電話をかけたと、大々的に報じている。

「私も一人で、テレビの前で後半、手に握ったみかんを握りつぶしそうになったんですが」
「今回、本当もう日本人みんなが興奮して、感動したと思いますし、やっぱり、ああいう大きな怪我を乗り越えて、というのは、まさに新しい伝説ができたのかなと思いましたね」
「今回もですね、いろんな困難を乗り越えて多くの人たちに勇気を与えたと思います」
「海外でも氷のプリンスといって大きく報じられていますね。日本人として本当に誇りに思います」
 
などと、羽生選手と電話で話す、安倍首相の姿が報じられた。
 
首相動静によれば、お祝いの電話は、昨晩21時半ごろ、安倍首相の富ヶ谷の私邸からかけられたのだが、
私邸の一室から、水色のセーター姿で、ガラケーで羽生選手と会話する、安倍首相の動画までが流された
 
五輪にかぎらず、ノーベル賞受賞などで、首相が祝福の電話をすることはあるが、ここまで大々的にアピールするのは異例だろう。
わざわざ私邸にメディアを招き入れて撮らせたのか、官邸が動画を提供したのかはわからないが、ICANのノーベル平和賞受賞に対する冷淡さを考えれば、その差は明らか。
 
しかもこの動画は、官邸のツイッターやインスタ、facebookにも投稿されており、羽生選手を讃えるというより、“羽生選手に電話する安倍首相”をアピールしたいようにしか見えない。
羽生フィーバーを政治利用しようという意図がまる見えだ。
 
だいたい「日本人として本当に誇り」って、たしかに羽生選手は日本人かもしれないが、
羽生選手の金メダルは、羽生選手個人の才能と努力や、カナダ人であるブライアン・オーサーコーチをはじめ、日本人に限らないさまざまなルーツをもつ人たちのサポートによるもの。
そこには、プロスケーターだったオーサー氏を、コーチになるよう口説き落とした韓国のキム・ヨナや、オーサー氏がキム・ヨナを通して得た成功経験も、寄与しているだろう。

「日本だから」「日本人だから」ではないし、ましてや、安倍首相とはなんの関係もない。
 
しかし、安倍政権や右派勢力は、羽生選手個人の業績を、「日本の誇り」などと言って矮小化し、「日本スゴい」アピールや政権PRに、利用する可能性は低くないだろう。
実際、安倍政権や右派勢力は、これまでもスポーツ選手や芸能人など、著名人をさんざん政治利用してきた。
羽生選手のことも、これから政治PRに利用していくのではないか、という懸念は拭いきれない。
 
というのも、実際に、あの極右カルト団体・日本会議が、羽生選手を広告塔として利用したことがあるからだ。
本サイトでは、羽生選手が、日本会議のイベントに参加した過去を報じたことがある。
以下に再録するので、その危険性について、あらためてご一読いただきたい。
 
多様性を大事にするカナダでの生活も長く、国際的な視点も身につけているであろう羽生選手なら大丈夫と思いたいが、
安倍政権や極右勢力に政治利用されることのないよう、くれぐれも気をつけてほしいものである。
(編集部)


羽生結弦の接触事故を、ネトウヨがヘイトに利用!
カルト極右・日本会議も、イベントに起用し広告塔に


今年のフィギュアスケート世界選手権、優勝は確実かと思われていた羽生結弦選手だったが、4月1日のフリーではミスを連発し、惜しくも2位に終わった。
 
しかし、今回、彼の結果以上に話題になったのが、ショートプログラムが行われた3月31日の公式練習でのできごと。
羽生選手が、SPで使用する「バラード第1番」を流しながら滑走している最中に、カザフスタンのデニス・テン選手と羽生選手が、接触しかけるアクシデントが起こったのだ。
その際、羽生選手が、「それはねえだろ、お前!」と声を荒げたり、「あれはたぶん故意だと思う」と発言したため、日本では、テン選手に対する非難が殺到。
 
しかも、
「さすが韓国人の血!」
「朝鮮民族が絡むとろくなことがない」
「またトンスル人の嫌がらせか!」
「韓国系には関わるな」
「粘着気質は半島ゆずり」
「嘘つき民族」
「キム・ヨナの母親の事務所に所属しているから」
「サムスンがスポンサーだから」

といったヘイトそのもののことを書き込んだり、テン選手のSNSに直接、差別的なコメントや、誹謗中傷のメールを送りつけるものまで現れた

スポーツの世界にヘイトを持ち込むなど、呆れるばかりだが、しかし、ネットを見ていると、どうも今、ネトウヨは、この世界一のフィギュア選手を、自分たちのアイコンに担ぎ上げようとしているようだ。
 
いや、ネットの世界だけでない。
実は、羽生選手には、リアルな極右勢力も接近している

「羽生さんは、例の日本会議に協力させられています。イベントにも参加したり、機関紙にも登場したりしている」(フィギュアスケート関係者)
 
日本会議といえば、当サイトで何度も取り上げているように、改憲や家父長制の復権、人権の制限などを掲げ、日本を戦前の体制に戻すことを企図しているカルト極右団体
そんな団体に羽生選手がかかわっているとは信じがたいが、たしかに、調べてみると、羽生選手は、日本会議のイベントに参加していた。
 
それが、2012年3月4日に開催された、「東日本大震災復興祈念の集い」。
このイベント、タイトルだけだと、震災被災者を支援する集いに見えるが(事実、同名で別の支援イベントも開かれている)、実体は、日本会議が仕切る、極右思想の啓蒙イベントだった。

実際、その模様が、日本会議の機関誌「日本の息吹」12年4月号に収録されている。
このイベントは、復古教育を推し進める、日本会議の別働隊・民間教育臨調の会長を務めた西澤潤一・元東北大学総長が、実行委員長を務め、
開会の辞では、「日本人としての誇り」「うるわしい郷土の再建」「絆」こそが復興の原動力となる、と強調。
 
そして、記念講演は、震災の被災者に対して、「支援に頼らず自分たちでなんとかしろ」という持論を主張し続けている、トンデモ極右作家の曽野綾子が行ったのだが、
曽野は、この日の講演でも、被災者を前に、〈大東亜戦争の終戦直後を例にとり〉、当時の政府が何一つ支援しない中、国民は何にも頼らずにひたすら復興をしてきたとして、
〈今の日本には、国はやるが、自分もやるという精神が薄れている〉などと、説教を述べた
という。
 
そして、当然のように、日本会議の三好達会長(当時)や、日本会議国会議員懇談会会長の平沼赳夫・元経産相らが登壇。
三好会長は、
「この不幸な災害の中で、日本人、特に主な被災地となった東北地方の方々が、その深い絆と高い道徳心を世界に示し、世界の賞賛の的となっていることは、我が国の誇りであり、我が国の将来への光明を示すものではあります」と、
被災者や、被災地に駆けつけたボランティアのなかに外国人もいたことを無視して、強引に「我が国の誇り」に回収
さらに、集会の最後には、〈参加者全員でうるわしい国土をとりもどす決意を込め、「ふるさと」を合唱〉したという。
 
ところが、こんなイベントに、羽生選手は被災地代表として登壇し、
「今は、一人ひとりが自分の出来ることを精一杯取り組み、誇りを持って前に進み、感謝の気持ちを忘れずに生きていく時だと思います」と挨拶したのだ。

「この集会に羽生選手が参加したのは、羽生選手の有力な後援者が日本会議のメンバーで、そのルートからアプローチされたと聞きました」(前出・フィギュアスケート関係者)
 
もちろん、羽生選手自身は、純粋に被災地の復興支援だと思って参加しただけで、日本会議の実体を知らなかったのかもしれないが、
しかしその後も、日本会議は、ことあるごとに、羽生選手にアプローチをしかけているとの情報もある。
 
実際、極右勢力の側は、羽生選手、及び昨今の羽生フィーバーを、勢威拡大につなげようと躍起だ。
たとえば、日本会議埼玉・草加支部のブログでは、14年のソチ五輪で金メダルを獲得した羽生選手が、「日本人として誇りに思う」と発言したニュースを紹介。
日本会議地方議員連盟のブログでも、中国のハン・ヤン選手と衝突し、流血したニュース記事を転載するなどしている。
こうした動きから、最終的に、羽生選手を日本会議の広告塔にしようという意図が、ありありとうかがえる

そう考えると、気になるのが、羽生選手のインタビューなどでの発言だ。
彼は、フィギュアスケートの選手にしては珍しく、「日本」や「国」をことさらに意識した発言をすることが多い。
 
ソチ五輪で金メダルをとった際、表彰式で、
「君が代が流れて、日本代表として誇らしい気持ちになった。日本の人たちと一緒に喜びを分かち合いたい」とコメント。
「日本の国旗に、“ありがとうございました”ということを伝えました」
「日本人らしい人間になれるように、これからも日々努力していきたいと思う」と発言したこともある。
 
とくに、今シーズンは、プログラムが陰陽師をモチーフにした「SEIMEI」だったこともあってか、“和”に対するこだわりを各所で語っている。
たとえば、昨年6月21日に放送された、シーズンの幕開けともなる日本代表エキシビション『Dream on ICE 2015』(フジテレビ)でのインタビューでのコメントは、こういうものだった。

「日本人らしさというか、そういうものをすごく大事にしようとしているんですね。生活の中でもそうですし、そのまぁ今海外を拠点に練習もしていますけれども、その日本人らしさ、日本人としての誇りみたいなものを、すごく大事に生きているつもりなので」
「日本人としての羽生結弦と、スケーターとしての羽生結弦が、うまく融合したようなプログラムになれば、それがまたオリジナリティじゃないけれども、『SEIMEI』というその作品がうまく機能するんじゃないかなというか。
そのジャンプだけじゃなくて、その曲が持つ、または自分の持つ疾走感であったり、そういう日本らしさを出せればなと思います」

 
プログラムで“和”を強調し、日本人の誇りを口にすること自体を批判するつもりはないが、
フィギュアはコーチや振付師、チームメイトなど、様々な国籍のアスリートやスタッフで支え合っている競技。
選手同士も、幼いころから国際試合の経験を通じて、国籍や競技の勝敗を超えて、友情を育んでいる。
羽生自身も、カナダ人であるコーチのブライアン・オーサー氏に師事し、カナダ人の振付師、衣装はアメリカ人のデザイナー、チームメイトもスペイン人、ベトナム人の両親のもとに生まれたカナダ人、韓国人など、実に様々な人たちに支えられている。
ファンも、熱心な人ほど、国籍関係なく応援する人が多い。
 
羽生選手には、国際感覚の欠如した、極端なナショナリズムを煽る極右団体に利用されて、おかしな方向に走ることのないよう、注意を呼びかけたい
(宮島みつや)


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肝心の職場である国会では、わざと話をはぐらかすか、理解し難いぐちゃぐちゃな日本語しか話さないくせに…。
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真冬の独りごち

2018年02月16日 | ひとりごと
見かけとは大違いの小心者のかあちゃんの独りごち。聞いたってくれる?



人前で演奏することは、ピアノ弾きにとっては欠かせないものだ。
特に、何ヶ月もの時間をかけて一所懸命に練り上げてきた成果を披露するとなると、苦しんだ分嬉しいし興奮する…はずなんだけど…。

なぜかわたしにとっては、恐ろしいという気持ちが先に立ってしまう。
これが辛い。

なので今回は、今までやったことがないことを試している。
演奏会本番を待たずに、いろんな機会を設け、その曲を人前で演奏するというもので、すでに一回、去年の12月にランドルが開催したミュージックパーティで演奏した。
2回目は明日、としこちゃんが開催するホームパーティで演奏し、1週間後の土曜日には、うちで開くミニコンサートで演奏する。
お客さんの中には、3月の本番を聞きに来てくれる人もいるので、何回も同じ曲を聴くことになるけどいいの?と尋ねたら、
「3月は仕上がった状態を聞かせてもらえるんだから、比較できるのも楽しい」などと言われて、心臓がドキンとした。

そんなこんなで、毎週末が本番コンサートもどきになるので、練習の時間も普段よりうんと増えた。
今回の曲は、初めの1ページが丸々ピアノソロで、世にも美しいテーマを紹介しなければならないので、YouTubeのプロたちの演奏を参考に、自分の演奏を何度も録音して研究しているのだけど、

どうしてもうまく弾けない!!
目指している自然さが出ない!!
音が思うように流れていかない!!

一体何が原因なのか、録音と自分の耳だけでは解決しそうにないので、近所に住むピアノ教師のさわみちゃんに聞いてもらった。
そしたらなんと幸運なことに、彼女はこの曲を、大学の試験で弾いたことがあると言う。
しかも、わたしがウダウダ悩んでいる部分を、ロシア人の先生にこっぴどくしごかれた経験があって、だからわたしがなぜ悩んでいるかもすごく理解してくれた。
なんという偶然!なんというありがたさ!

教えてもらったヒントを元に、また個人練習に励んでいたのだけど、昨晩のエリオットとの合わせ練習の時に、一番気になっている出だしの部分を、躍起になって研究していることを伝えたら、「じゃあちょっと弾いてみて」と言われたので弾いてみた。
彼は、うーんと唸ってしばらく考えてこう言った。
「あまりその部分に根を詰めすぎると、かえって音楽の流れが滞ってしまう恐れがあるから、ほどほどにした方がいいんじゃないかな」
「もうすでに滞ってる?」
「うん…僕にはそう聞こえる」

また違う観点からやり直しだな…。
などとちょいと落ち込みながら弾いていると、さわみちゃんが来てくれた。
エリオットとわたしが合わせ練習をしている木曜日の夜に、うちまで出張レッスンに来て欲しいとお願いしたからだ。
昨夜はその第一回目で、緊張しいのエリオットとわたしは、彼女を前にしてすでにもうドキドキ…。
はじめ、リビングルームのソファに座って聞いてくれてたさわみちゃん、どんどん近づいてきて、ピアノのお尻のところに立って、身振り手振りでレッスンしてくれた。

二人の掛け合いの部分では、もっと遊び心があってもいい。
ここはもうちょっと堪えて、タイミングを少しずらせて、などなど、また新たな課題がわんさか出てきて、エリオットもわたしも大興奮。
いやはや、いくら時間があっても足りないとはこのことだ。

明日の演奏には間に合わないかもしれないけれど、また練習に励みま〜す。


こんなふうに音楽一色、と言いたいところだけど、気晴らしにいろんなこともやっている。
その一つがヨーグルト作り。
歩美ちゃんが搾りたての生牛乳をお土産に持ってきてくれたのだけど、牛乳は苦手で飲めないのでどうしたものかと思案していた。
そこで気がついたのが、次男くんからのクリスマスプレゼント、インスタントポット。
取扱説明書をさっと読んだだけだったのだけど、確かヨーグルトも作ることができると書いてあったような…。
取説を読むのが面倒なので、さっそくYouTubeで検索してみると、出てくる出てくる、あっという間に自分の作りたい方法が見つかった。

83℃まで温めて、


45℃まで冷まし、市販のオーガニックヨーグルトを少し足し、よくかき混ぜた後、またポットの中に戻して8時間。ヨーグルトモードにセットするだけ。


できた。


いやもう、なめらかでポヨポヨしていて、見た目だけでも美味しそう。


待っている間にサワークラウトも作っとく。


ただいま家庭内発酵ブツだらけなのである。


もちろん買い物にも行く。当たり前だけど…。
コリアンマーケットはいつ行っても目新しい野菜が並んでるので楽しい。







オクラって言われてもなあ…。


わわちょいって、なんかにぎやかなで楽しい。


ってな感じで、ブログはちょいと怠けてるけど、生きていくこととピアノの練習、頑張ってま〜す!
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2018年2月16日・『平成納税者一揆』が始まり全国に広がったと、歴史に刻まれる日

2018年02月14日 | 日本とわたし
寒い月ですが、この16日が一日限りの怒りの発散ではなく、全国規模に広がる『納税者一揆』の、始まりの日になればいいなと思います。
この佐川氏の罷免要求はもちろんのこと、納税者に重い負担を強いる制度や法律を次々に決め、自分たちに見返りがある相手をことごとく優遇する政界と経済界。
もう黙っていてはいけない時です。









「税金や国会は政府の私物ではない」 佐川氏罷免求め16日デモ
【東京新聞】2018年2月9日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201802/CK2018020902000125.html

森友学園への国有地売却問題をめぐり、「取引の交渉記録は廃棄した」と国会で答弁した、佐川宣寿国税庁長官の罷免を求める声が収まらない。
市民団体「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」は、2017年分の確定申告が始まる16日に、東京・霞が関の国税庁周辺で、佐川氏の罷免を求めるデモを行う。
市民の会には、「納税者は確定申告用の証明書類を破棄したとは言えない。腹が立つ」などの、怒りの声が寄せられているという。


 
市民の会は昨年、佐川氏の罷免を求め、2万人を超える署名を集めた。
署名を締め切った後も、会のホームページには、個人事業主や年金生活者などから、佐川氏を批判する声が寄せられており、確定申告開始の日のデモ実施を決めた。
 
「市民の会」の発起人の醍醐聡東大名誉教授(会計学)は、確定申告に合わせてのデモについて、
「虚偽答弁の疑いがあるトップが居座る国税庁に、徴税を任せられない。不満を募らせているまじめな納税者が、声を上げる機会にしたい」と話している。
 
デモは16日午後1時半に、日比谷公園の西幸門を出発する。
問い合わせは、市民の会=電070(4326)2199=へ。 
(白山泉)


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森友文書、新たに20件300ページ 財務省が提出
【朝日新聞】2018年2月9日
https://www.asahi.com/articles/ASL293W01L29UTIL00D.html

記事によると、学校法人『森友学園』への国有地売却問題で、学園側との交渉内容が含まれる新たな20件の文書(計約300ページ)を、財務省が国会に提出した、とあります。
この関連文書については、長期間、国会への提出を求められてきましたが、当時の理財局長だった佐川国税庁長官は、「廃棄した」の一点張りの答弁を繰り返していたのです。


以下は、共同通信社が、2日間(10日、11日)に渡り、全国電話世論調査をした結果です。

「廃棄した」とオウムのように繰り返していた内部文書が出てきて、大嘘つきが確定した佐川国税庁長官を
国会招致すべき=66.8% 
いや、必要ない=23.2%

関与が取りざたされる首相の妻昭恵氏の、記者会見や国会での説明が必要か
必要=63.7%
不必要=32.1%

あと、安倍首相の下での改憲に、
賛成=38.5%
反対=49.9%


憲法9条についての細かな質問の結果は、記事を読んでください。

内閣支持率が50.8%もあることを知って仰天してしまいました。

佐川長官招致を…66% <共同通信世論調査>
【毎日新聞】2108年2月12日
https://mainichi.jp/articles/20180212/k00/00m/010/113000c


「佐川長官は適任」麻生財務相が火を付けた“納税者一揆”
【日刊ゲンダイ】2018年2月15日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223217

「鈍感すぎる。浮世離れしているんじゃないですか」

13日の衆院予算委で、立憲民主の長妻昭議員が声を荒らげた。

佐川宣寿国税庁長官をめぐる麻生太郎財務相の、国民をナメ切った答弁のことだ。
昨秋から立て続けに、財務省から記録が見つかり、佐川長官のウソ答弁がハッキリしても、安倍政権は「適材適所」だとしてかばい続けている
16日には確定申告が始まる。
麻生大臣の“浮世離れ”答弁が、納税者の怒りの火に、油を注いだのは間違いない。


■「2.16納税者一揆」全国に拡大

長妻氏は、
「今でも適材適所だと思っているか」と質問。
麻生大臣は、
「国税庁長官としては適任だと判断したもので、事実、国税庁長官としての職務を適切に行っている」と言ってのけた。

さらに、確定申告間近の徴税業務については、
「現場において、今までのところ、例年と比較して特段の支障が生じているわけではない」
「そういうこと(納税者の反発による苦情)は起きることは、十分にあり得るかと思っておかなきゃいかん」
と答弁。

当事者意識も責任も全く感じていないようで、まるで「支障を起こしてみろ」と言わんばかりである。

長妻氏は、「もう起きてるんですよ」と呆れ、憤っていた。

佐川長官罷免を求める署名は、2万筆を超えた。
確定申告本番はこれからだが、税務署には苦情の電話が鳴るほか、早期申告者の書類に、“抗議メモ”が付されていることもあるという。

16日に予定されている「納税者一揆」は、霞が関の国税庁や財務省を包囲するデモだが、たちまち「我も我も」と全国に広がっている
森友疑惑を最初に取り上げた木村真豊中市議も、東京のデモに呼応し、関西でデモを行うことにした。

木村市議:
私が把握しているだけで、札幌、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡、今治、金沢で行われます
他に、数人やひとりで、近くの税務署で抗議行動をするとの連絡もあります
こんな経験は初めてですが、どこで、どれくらいの人が抗議行動に参加するのか、当日にならないと分からない状況です。
平日の昼間なので、残念ながら行けないという声も多い。
税という身近な問題な上、麻生財務相はじめ、安倍政権の対応があまりにひどい
国民はカチンときているのです。

麻生大臣は、財務相としての通算の在任期間が、12日で1875日となり、戦後最長となった。
おごり高ぶりが、毎度のナメた答弁になっているのだろう。
佐川長官と一緒に、麻生大臣も辞めさせた方がいい


******* ******* ******* *******












それからもちろんこの方、自分にお付きの秘書を付けてもらい、年間2千万円以上も人件費として払ってもらいながら尚、私人であり、自分は何もしていないと白を切っている首相夫人の昭恵氏も、
国会に引っ張りださねばならない人物であることをお忘れなく!!!



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指揮者になる夢と手作りの美味いもんとアヒルの卵と

2018年02月05日 | ひとりごと
ACMA(Amateur Classical Musicians Association)が発足して早11年目。
発足人として、ずっと中心で頑張ってきたアルベルトが、おかあさんの介護と新しい仕事の動きが広範囲になったという事情で、プレジデントの役割を他の人に受け持ってもらいたいと言い出した。
会が始まった当初から5年近く、アルベルトのおかあさんは、月一でやっていた定例コンサートにいつも来てくれて、わたしたちの演奏を心から楽しんでくれていた。
スパニッシュ訛りの英語で褒めちぎられて、苦笑いすると、「わたしの言うことを信じなさい。あなたは本当にいい演奏をするんだから」と、手首をぎゅっと掴んで離さなかった。

10年ひと昔と言うけれど、ほんとにあっという間の10年で、そのうちの3年間は、指の関節の病気で演奏できなくなってかなり落ち込んでしまい、役員だというのにいろんなことをサボったりした。
誰からも文句を言われないのをいいことに、ぼんやりと月日を過ごしていたある日、アルベルトからEメールが送られてきた。
「別に辞めてもいいんだよ」

甘えていたことにハッと気がついた。
やっと、なんとかしないとって思えるようになった。
『へバーデン症候群』に詳しい医師を探し、訪ねて行って、カフェインと砂糖とアルコールを一切摂らないようにと言われた。
それから半年後、指の痛みがだんだんと減り、ピアノを弾く時の必需品だったテーピングと痛み止めクリームが用無しになった。

互いのグループの発展のためにと提携したOrchestra of St. Luke'sが建てた、DiMenna Center。


ここで、ACMAの定例コンサートやオディションや役員ミーティングなどを行なってきた。
今やニューヨークにおけるクラシック音楽の拠点、などと言われているのだけど、ACMAのメンバーの中で、ここのホールを気に入っている人はほとんどいない。
多分ゼロだと思う。
生み出した音が瞬間に、輝きも勢いも骨抜きにされてしまうので、自分の演奏が耳に入ってくる頃には、ほとんど死にかけている。
けれども奇妙なことに、客席にいると、そこまで悲惨な響きではない。
いずれにせよ、演奏者側からすると非常にストレスがかかり、喜びや興奮を得るのが難しいホールなので、できたら他の場所と契約したいと、ずっと前から思っていたら、
今年から借料がぐんと上がり、堂々とサヨナラが言えることになった。

そこで役員が集まって、マンハッタン内にある小規模の演奏ホールのうち、どこがわたしたちに一番合うか、アルベルトの後任は誰がいいか、などを話し合った。
会議がそろそろ終わろうという時に、アルベルトが慌ててこう言った。
「もう一つ大事なことを忘れてた。ACMAオーケストラの第二指揮者を決めたかったんだ」

え?指揮者?

やりたいやりたいやりたい!!
突如、お腹の底からフツフツと湧き上がってきた気持ちを抑えきれず、手を挙げてしまった。

「え?まうみ、どうしたの?」
「あの、わたし、指揮やりたいんですけど…」
「え?まうみ、指揮できるの?やったことあるの?」
「はい!」

思いっきりのハッタリなんである…。
なぜかちっちゃい頃から、いつか指揮者になりたいと思ってただけで、経験といえば、ブラスバンドの小規模編成のパート別練習とかでやったのと、当時のボーイフレンドが指揮をやってたぐらい。
でも、言い出しちゃったからにはもう後には引けない。

「じゃあ、来月の練習から出てきてくれる?モーツァルトとベートーベンのシンフォニーの総譜を、まず家に送るから、それをしっかり読み込んどいてね」
「はい、わかりました!」

って…おいおい、3月は自分の演奏の仕上げの月だっちゅうの?!

意外な展開に大興奮して外に出た。


夫と待ち合わせした場所までテクテク歩いていると…いつかここで、中古のピアノが買えたらいいなあ…。


リンクの調整中。


ごちそうさま!






レストランの前の垣根のてっぺんに、ふっくら雀たちが休憩してた。


寝る前に読む本を買いに、超〜久しぶりにBOOK-0FFへ行く。


いつもは避けて通るタイムズスクエア付近だけど、なぜかこの日は空いていた。


家に戻り、猫たちに夕飯を与え、朝から浸け込んでおいた大豆の様子を見、寝支度のために洗面所の鏡を開いた。
急に、指揮なんかできるかな?と不安になって、鏡の前で真似事をしてみた。
相手はニューヨーカーのツワモノたち…。
英語の問題もある。
六十の手習いとしては、なかなか挑戦し甲斐があるってもんだ。


翌日の朝、たっぷりと水を吸い込んだ大豆を炊き始める。
いつものごとく、まるでメレンゲみたいな灰汁が、すくい取ってもすぐに出てきて、しばらくはコンロの前から離れられない。
灰汁取りが終わり、火を弱め、みんなが気持ちよく作業できるよう部屋の掃除をした。
今回は、のんちゃんとあっこちゃん、それから近所のさわみちゃんと一緒の味噌づくり。

さっそく麹と塩を混ぜ合わせる作業に入る。


のんちゃんと一緒に来た孫のフォックスくん、麹の塩切りをすると出てくるとても細かい粒が煙たいのか、台所に入るなり口を手でふさいで、とっとと居間の方に逃げてしまうのが可笑しかった。

あっこちゃんの大豆をもうちょっと柔らかくする必要があったので、仕上がるまでの時間に、みんなが持ってきてくれた美味いもんをいただくことにした。
のんちゃんはスクワッシュパンプキンのスープと農場からのサワークラウト。
あっこちゃんはキムチと納豆。
さわみちゃんはおはぎ(わたしが砂糖を摂らないからと、ココナッツシュガーを使ってくれた)
ぜ〜んぶ手作りの美味いもん!すご〜く感動した!
なのに写真を撮るのを忘れてしまって…み〜んなお腹の中…残念!!

今回はそれぞれの家で大豆の下準備をしてきてもらったので楽々。大豆潰しは粘土遊びみたいで楽しい!


よっしゃ〜、最後の仕上げ、大豆と塩切り麹を混ぜるぞ!








この作業をしているといつも、手がどんどんツルツルしっとりしてくる。
お味噌屋さんの手はきっと、すごくきれいなんだろうな。

あっこちゃんの電車待ちの間に、上手に一人遊びしていたフォックスくんと遊ぶ。


持ち物まで可愛い。


怪獣になったのんばあちゃんから逃げるフォックスくん。


彼女たちと入れ違いに、グラフトンから帰ってきた歩美ちゃんが来た。

彼女の車をうちのドライブウェイに停めていたからと、産みたてのアヒルさんの卵と新鮮な生の牛乳を、お土産に持って来てくれた。

で、でかい…。


ありがたく頂戴して、目玉焼きを作ろうと割ったら、双子ちゃんだった。


美味しゅうございました。ありがとう!
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名護市長は稲嶺さん!名護市議はアシトミさん!基地のない地域経済発展、暮らしを守る市政の継続を!

2018年02月03日 | 日本とわたし
いよいよ明日は名護市長選挙の投票日ですね。
名護市は、米軍の普天間飛行場の移設先とされているのですが、今回の選挙でそのことが争点とならないことが、かなり前から指摘されていました。
まあ、こんなみっともない文書を作成して、配ってるような党ですから。


普天間移設と名護市長選 争点を語らない不誠実さ
【毎日新聞・社説】2018年1月15日
https://mainichi.jp/articles/20180115/ddm/005/070/003000c

米軍普天間飛行場の移設先である沖縄県名護市の市長選が、来月4日に迫ってきた。

市長選の結果は、年末に実施される沖縄県知事選に、大きな影響を与えるとみられている。

選挙は、移設反対派の現職に、元自民系市議が挑む見通しだが、両陣営ともすでに総力戦の様相だ。

移設反対の翁長雄志知事は、現職の政策発表に同席し、移設推進の政府・自民党からは、菅義偉官房長官や二階俊博幹事長が、相次いで訪沖した。

移設問題をめぐる沖縄県と政府の対立が、そのまま投影された構図だ。

日米両政府の返還合意から20年以上が経過する、普天間問題の行方を左右する選挙になるのは間違いない。

にもかかわらず、元自民系市議が、選挙公約として「辺野古移設」の是非に言及せず、争点化を避けている

元市議は、もともと移設容認だった。
だが、出馬にあたっては、「(沖縄県の国に対する)訴訟を注視する」と述べ、教育支援などを訴えた

生活に密着した課題は、もちろん重要だ。
しかし、最大の焦点に目を向けず、明確な態度を示さないのは不可解だ。
現職は、反対を明言している。

前回の選挙では、移設に反対する公明党県本部が、自主投票を決め、反対派の現職に票が流れたといわれる。

党県本部は、移設反対を維持しているが、元市議との政策協定では、「辺野古」に触れないことで妥協を図り、今回は推薦に回ったという。

一方で、同県本部が主張する、在沖縄海兵隊の県外・国外移転を、政策協定に盛り込んでいる

そうであれば、県内の辺野古移設には反対のはずだ。
元市議が、持論と異なる矛盾を封印するために、争点を語ろうとしないなら、有権者に対して不誠実、と言わざるを得ない。

沖縄では昨年、米軍の大型ヘリコプターが不時着し炎上したり、小学校の校庭に、米軍ヘリの窓が落下したりする事故が相次いだ

年始には、米軍ヘリの不時着が、連続して起きた
いずれも、大事故につながってもおかしくなかった

これらは、普天間に配備されているヘリだ。
その軍事的機能を受け入れるかどうかについて見解を述べるのは、候補予定者として当然だろう。

今からでも遅くない。
辺野古移設の是非を、明確にして戦うべきだ。


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「日米両政府の返還合意から20年以上が経過する、普天間問題の行方を左右する選挙」であるにもかかわらず、

「最大の焦点に目を向けず、明確な態度を示さない」
「もともとの持論と異なる矛盾を封印するために、争点を語ろうとしない」


この、極めて「有権者に対して不誠実」な態度を取り続けたままの元市議候補を勝たせようと必死な安倍政権。






またまた出ました、金目作戦『交付金』。
こんな選挙目当てのバラマキが、どうして野放しにされているのでしょう?どうしてどのメディアは批判しないのでしょう?


公開討論会を断り続けている元市議候補ですが、それは選挙運動中に言いふらしているデマを追求されると困るから、などという話もあります。





デマといえばゴミの分別の件。応援演説に来た小泉進次郎氏も、なぜかゴミの分別にたいそう力を入れて話してたようですが、
現市長に対する批判のはずが、批判している本人がその決定に賛成していたという…こんなデタラメを堂々と言えるのは、上の人間がデマ野郎だからなんでしょうか。



このとぐち候補、一体どんな実績を持っているのかというと、





とまあ、なんともお粗末なわけです。
だから、こんなことも企んでしなければなりません。



なにしろ、このとぐち候補の最大の功績ってのが、コレ↓みたいですから…。



とにかく、





もう愚弄されるのはまっぴら!
いいように利用されるのもまっぴら!

いつも選挙の行方を分析してくださっている”はる@みらい選挙プロジェクト”さんが、ツイートで知らせてくれた選挙情報です。


名護市の市長は稲嶺さん!
名護市の市議はアシトミさん!



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アベノミクスの失敗、国政の私物化の数々を誤魔化そうとするから嘘だらけ! 安倍政権にさよならを言おう!

2018年02月02日 | 日本とわたし
もうこんな状態が続くのはいやだと思いませんか?
ここまでコケにされて、けれどもそのことに気づかない人がいまだにたくさんいて、それはやっぱり大新聞が国民の側に立っていないということが理由だなんて、
こんな不幸をいつまでも続けていると、日本は深い海の底に沈んでしまいます。

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国民から税金を吸い上げ、企業から献金を受け取り、お友達優遇の私物化でバラまき、カネにものをいわせて選挙に勝つ。
勝てばまた、庶民から取り立てる。
これでは、金権腐乱政治の無間地獄だ。
その犠牲になっているのは、国民生活なのである。

菊池英博氏:
いくらお人よしな国民でも、ここまでコケにされて黙っているのは、どうかしていますが、それは大メディアのせいでもある。
政権が庶民から搾取したカネの流れや、大企業との癒着を、批判しようとしないからです。
スポンサーである大企業の顔色をうかがい、新聞は軽減税率を適用してもらいたいから、政権におもねる。
大新聞が国民の敵という点が、この国にとって一番の不幸かもしれません。


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安倍首相が珍答弁 エンゲル係数上昇は「食生活の変化」
【日刊ゲンダイ】2018年2月2日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/222443

大新聞やテレビはあまり報じていないが、31日の参院予算委員会で、「エンゲル係数」を巡って珍妙なやりとりがあった。

民進党の小川敏夫議員が、アベノミクスによって国民生活が苦しくなっていることを表すデータを挙げる中で、
「生活の豊かさを示すエンゲル係数が、顕著に上がっている」と指摘。
これに安倍首相は、
「(エンゲル係数の上昇には)物価変動、食生活や生活スタイルの変化が含まれている」と反論

「景気回復の波は全国津々浦々に」と、いつものフレーズを繰り出したのだ。

えっ! 
生活スタイルの変化? 
エンゲル係数は、消費支出に占める食費の割合のことで、一般に「その係数が高いほど生活水準が低い」というのは、経済学の常識じゃないのか。

経済評論家・斎藤満氏:
食費は生活の基礎的な部分。
支出に占める割合が大きければ大きいほど、生活に余裕がないという指標です。

安倍首相の答弁は、テストなら0点ですよ。
『生活スタイルの変化』と言いますが、ひところは『外食にシフト』というデータもありましたが、今や外食の単価が下がり、ワンコインでおつりがくることもある。
外食費は多くありません。
安倍さんや麻生さんは、1万円を超えるステーキを食べに行く金持ちだから、自分と国民の違いが分からないのでしょう。


安倍首相の、経済指標の“恣意的な解釈”は毎度のことだが、予算委でアピールした、「有効求人倍率が全都道府県で1倍を超えた」「パートの時給が統計開始以来最高」というのも眉唾だ。

経済評論家・斎藤満氏:
有効求人倍率の求職者というのは、ハローワークに行った人だけ。
失業保険が出る期間を過ぎて、ハローワークに行かなくなった失業者は含まれません。

賃金が上がっていると言いますが、財務省の『法人企業統計』によれば、
企業の人件費は、2012年10~12月期の44兆円に対し、直近の17年7~9月期でも、44兆円のままです。
パートの時給が上がっても、勤務時間を減らしているので、賃金は増えていません。

 
目を背けたくなる数字をもうひとつ。
安倍首相が渇望する「デフレ脱却」宣言を阻むのは、個人消費の弱さだが、
第2次安倍政権発足から5年(17年7~9月期まで)の軌跡を見ると、名目GDPは11.4%拡大したが、個人消費は4.3%しか増えていない。
つまり、消費低迷は長期化しているのである。

アベノミクスの失敗、さすがにもうそろそろ認めたらどうか。


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国会でデタラメを言っただけではなく、そのデタラメを元に、本田未央なる人物が、ウィキペディアの概要を修正していたのです。
それをいち早く見つけ、ツイートで知らせてくださったHOM55さんのツイートを紹介します。



そのウィキの、従来のものと書き換えられたもの。




そして早速、その書き換えられたものを元に、お仲間が盛んにツイートを流し始めます。


英語版はこれですが、英文がひどくてびっくりしていたら、どうやらGoogleの自動翻訳を使っていたようです。


書き換えたのはこの人。



国会でデタラメを言う首相を庇いたいからか、それとも党員としての仕事なのか、はたまたアルバイトか、
いずれにせよ、ここまで来てしまっているのか…という思いがします。
書き換えられた内容があまりにデタラメなので、現在は従来の記述に戻されているようですが、こういうことがシラっと行われてしまっていることに、強い危機感を覚えます。


実際、各国のエンゲル係数はこんな感じです。


こうやって見ると、日本、高いですね…特にここ数年。
それはそうでしょう、いくら働いても楽にならないと感じている国民が、圧倒的に多いんですから。

実質賃金が、過去10年で最低。






手取りがどんどん減っていく中で、全ての物品に影響する消費税が上がり、


生活保護がカットされていく…。


そして、アベノミクスの円安と法人税減税で潤った大企業から、儲けの一部が『お礼』として、安倍政権に払われる。


世間はそれを詐欺と言う 「自民党」国民だましのボロ儲け
【日刊ゲンダイ】2017年12月4日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218829/1

フザけた1強支配の実相がよく分かる。
30日に総務省が発表した、2016年の政治資金収支報告書。
自民党本部の収入は241億3000万円と、その金満ぶりは他を圧倒した。

174億3600万円の政党交付金に加え、企業・団体献金は、第2次安倍政権が発足した12年から5年連続で増加し、23億2000万円だった。
自民党の政治献金受け入れ団体である、「国民政治協会」への寄付は、
自動車工業会が8040万円
鉄鋼連盟が8000万円など。
企業別では、
トヨタ自動車が6440万円でトップ。
これに、
経団連・榊原会長の出身企業の東レ(5000万円)
キヤノン(4000万円)
住友化学(3600万円)が続く。
榊原会長は、15年から経団連の会員企業に、自民党への政治献金を呼びかけてきた。
15年に献金を再開した三菱東京UFJ銀行など、3メガグループも、前年同様に2000万円を献金である。

経済アナリスト・菊池英博氏:
アベノミクスの円安と、法人税減税で潤った大企業が、儲けの一部を“お礼”として政権に還流している構図が鮮明に浮かび上がります。
これはもう、白昼堂々の贈収賄と言っていい。
しかも、品質データの改ざんが発覚した東レが5000万円、神戸製鋼所も1000万円、新車の無資格検査問題が判明した日産自動車は3500万円……。
消費者を騙して儲けたカネを、自民党に献金し、大企業優遇政策を進めてもらおうというのだから、あまりにおぞましい。
権力に群がり、利権を分け合う政官財の腐敗構造が、安倍政権で完全復活してしまいました。



■ 献金は見返りを期待して渡すもの

腐敗を象徴するのが、自民党の園田博之衆院議員が。NPO法人から200万円の寄付を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかった一件だ。
資金提供元のNPO法人理事長は。1日に会見を開き、「園田氏に渡したカネは総額で約2000万円」と話した。
「障害者に関する施策が整備されれば。自分たちの事業が安定する。園田氏に期待した」とも言っている。

こんなものは氷山の一角で、そもそも企業献金は、何らかの見返りを期待して渡すものだ。
カネで政策を買う。当然、汚職の温床になる。
政治学者の五十嵐仁氏が言う。

政治学者・五十嵐仁氏:
だからこそ、企業献金を制限し、政党交付金という『税金』で、政党の活動を助成する制度をつくったのです。
巨額の政党交付金は、企業・団体献金の廃止が前提だったのに、血税と企業献金を二重取りのデタラメが横行している。
さらには裏金もせしめて、お友達を優遇する。
企業を儲けさせて、キックバックを得るというのは、自民党が昔からやってきたことですが、
一企業と政治家個人の問題ではなく、今は経済界全体と自民党が癒着している。
そのために、国民生活が大きな犠牲を払わされていることに、気づかなければなりません。


立憲民主党の長妻昭代表代行は、2日の集会でこう言って、企業献金の禁止を訴えていた。

立憲民主党・長妻昭代表代行:
日本は、公共事業が先進国1位。
建設会社はパーティー券も(買い)、献金もいっぱいくれますよ。
ところが、子育て予算は最低レベル。
子育て中のお母さんが、気前良く、100万円のパーティー券を買ってくれるわけがない。
資金力や献金力のあるところに、予算が手厚くついて保護される。


 
企業献金の増加とともに、安倍政権は、露骨な大企業優遇策を推し進めてきた。
法人税を減税し、その穴埋めを、消費税増税で庶民に押し付ける。
輸出企業を儲けさせるために、庶民生活を圧迫する円安政策を取る。

その結果、疲弊しきった国民の嘆きが、怒りに変わらないことが不思議だ。


〓 金権腐敗政治の無間地獄で庶民派殺される

政治学者・五十嵐仁氏:
子育てなどで大変な思いをしている人が自民党に投票するのは、本来は自殺行為です。
安倍政権は、大企業と金持ち、オトモダチのことしか考えていない。
突然、国難などと言い出し、大義なき自己都合解散を繰り返しても、選挙に勝ってしまうのは、野党の分裂に助けられている面がありますが、
本当に、こういう政治を私物化する政権が続いていいのか、国民はもっと真剣に考える必要があります。
衆院選に勝った途端、サラリーマン狙い撃ちの『給与所得控除の見直し』やたばこ税、森林環境税、観光促進税と増税メニューが次から次です。
これらの増税分が、法人税減税の手当てに使われる。
企業は、社会保障の負担も減らし、社員の給料も上げないから、内部留保は過去最高に膨れ上がっています。
そこから自民党にカネが流れる。
庶民から巻き上げたカネが、いろんなルートで自民党に流れ込むだけです。



国民から税金を吸い上げ、企業から献金を受け取り、お友達優遇の私物化でバラまき、カネにものをいわせて選挙に勝つ。
勝てばまた、庶民から取り立てる。
これでは、金権腐乱政治の無間地獄だ。
その犠牲になっているのは、国民生活なのである。


財務省の16年度の「法人企業統計」によれば、企業の内部留保は、前年度より約28兆円も増えて、過去最高の406兆2348億円
経常利益も、前年度比9・9%増の74兆9872億円で、過去最高だ。

それでも、庶民の所得は増えない。
安倍政権の5年間で、労働分配率が下がり、実質賃金は60万円近く減った
非正規労働者が増え、貯蓄ゼロ世帯も、増加の一途だ。
サラリーマン世帯も、保険料アップなど負担増ばかりで、可処分所得が減っているのに、そこにまた課税強化しようというのである。
さらに、「働き方改革」などと言って、残業代ゼロやクビ切り自由化も、進めようとしている


■1強支配で汚染が複合的に拡大

選挙の時は増税に触れず、自民党が勝ち、与党が圧倒的多数で政権は安泰となると、取り立てやすいサラリーマンを狙い撃ちにして、負担増を強いてくる

それも、所得税率を上げるのではなく、給与所得控除を縮小して、こっそり実質増税するというのは、実に姑息で卑劣なやり方だ。

菊池英博氏:
世間では、こういうのを詐欺と言う。
詐欺師政権と大企業がグルになり、国民を騙してボロ儲けしている。
いま、政府・与党の税調で話し合われている、サラリーマン増税による税収増は、年間1000億円程度といわれています。
法人税を上げれば、ケタ違いの税収増が見込めるのに、そうはしない。
法人税減税で、大企業の株主配当や役員報酬も、大幅に増えました。
安倍政権の5年間で奪われた国民の富が、大企業に付け替えられてきた。
社会保障のためといって、消費税増税を強行したのに、肝心の社会保障費は削られ、教育予算も削って、軍拡予算を増やしているのが安倍政権です。
米国から言われるまま武器を購入して、カモにされていますが、その原資は庶民の懐ですよ。
いくらお人よしな国民でも、ここまでコケにされて黙っているのは、どうかしていますが、それは大メディアのせいでもある。
政権が庶民から搾取したカネの流れや、大企業との癒着を、批判しようとしないからです。
スポンサーである大企業の顔色をうかがい、新聞は軽減税率を適用してもらいたいから、政権におもねる。
大新聞が国民の敵という点が、この国にとって一番の不幸かもしれません。


 
独裁政権による政治の私物化は、国民生活を破滅に導く。
行政も司法も歪められ、産業界との癒着、メディア懐柔で、国民はカヤの外。

汚染は複合的に広がっている。
増え続ける自民党への献金は、その惨憺の極致を物語っている。


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国会で、国民の側にすっくと立って、政権にものを申してくれている山本太郎議員、応援しています!






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安倍政権の国会は、馬鹿と阿呆の質疑応答による、内輪のお楽しみ会

2018年02月01日 | 日本とわたし










なんやのこの人たち。
こんな人たちに、世にも高額な歳費やら手当やらつけて、秘書なんかも充てごうて、こんな何処やらの料亭で好き勝手言うてるようなことを国会の質疑にあてるやなんて…。

それも、今まさに、実際にインフルエンザにかかってしんどい思いしてる人が大勢いるっていう時に。

ふざけるのもええ加減にしなさい!
名指しで非難するべきちゃいますか?

けど、これだけあからさまにゴマスリする議員が、次から次へと現れてくるような国会って、今までありましたっけ?
ほんま、とことん堕ちたっちゅうことですね、安倍政権によって。

バカとアホの質疑応答。
時間の浪費。
国会は内輪のお楽しみ会。

もうほんまに入れ替えなあきませんね。
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