ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

2018年2月16日・『平成納税者一揆』が始まり全国に広がったと、歴史に刻まれる日

2018年02月14日 | 日本とわたし
寒い月ですが、この16日が一日限りの怒りの発散ではなく、全国規模に広がる『納税者一揆』の、始まりの日になればいいなと思います。
この佐川氏の罷免要求はもちろんのこと、納税者に重い負担を強いる制度や法律を次々に決め、自分たちに見返りがある相手をことごとく優遇する政界と経済界。
もう黙っていてはいけない時です。









「税金や国会は政府の私物ではない」 佐川氏罷免求め16日デモ
【東京新聞】2018年2月9日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201802/CK2018020902000125.html

森友学園への国有地売却問題をめぐり、「取引の交渉記録は廃棄した」と国会で答弁した、佐川宣寿国税庁長官の罷免を求める声が収まらない。
市民団体「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」は、2017年分の確定申告が始まる16日に、東京・霞が関の国税庁周辺で、佐川氏の罷免を求めるデモを行う。
市民の会には、「納税者は確定申告用の証明書類を破棄したとは言えない。腹が立つ」などの、怒りの声が寄せられているという。


 
市民の会は昨年、佐川氏の罷免を求め、2万人を超える署名を集めた。
署名を締め切った後も、会のホームページには、個人事業主や年金生活者などから、佐川氏を批判する声が寄せられており、確定申告開始の日のデモ実施を決めた。
 
「市民の会」の発起人の醍醐聡東大名誉教授(会計学)は、確定申告に合わせてのデモについて、
「虚偽答弁の疑いがあるトップが居座る国税庁に、徴税を任せられない。不満を募らせているまじめな納税者が、声を上げる機会にしたい」と話している。
 
デモは16日午後1時半に、日比谷公園の西幸門を出発する。
問い合わせは、市民の会=電070(4326)2199=へ。 
(白山泉)


******* ******* ******* *******



森友文書、新たに20件300ページ 財務省が提出
【朝日新聞】2018年2月9日
https://www.asahi.com/articles/ASL293W01L29UTIL00D.html

記事によると、学校法人『森友学園』への国有地売却問題で、学園側との交渉内容が含まれる新たな20件の文書(計約300ページ)を、財務省が国会に提出した、とあります。
この関連文書については、長期間、国会への提出を求められてきましたが、当時の理財局長だった佐川国税庁長官は、「廃棄した」の一点張りの答弁を繰り返していたのです。


以下は、共同通信社が、2日間(10日、11日)に渡り、全国電話世論調査をした結果です。

「廃棄した」とオウムのように繰り返していた内部文書が出てきて、大嘘つきが確定した佐川国税庁長官を
国会招致すべき=66.8% 
いや、必要ない=23.2%

関与が取りざたされる首相の妻昭恵氏の、記者会見や国会での説明が必要か
必要=63.7%
不必要=32.1%

あと、安倍首相の下での改憲に、
賛成=38.5%
反対=49.9%


憲法9条についての細かな質問の結果は、記事を読んでください。

内閣支持率が50.8%もあることを知って仰天してしまいました。

佐川長官招致を…66% <共同通信世論調査>
【毎日新聞】2108年2月12日
https://mainichi.jp/articles/20180212/k00/00m/010/113000c


「佐川長官は適任」麻生財務相が火を付けた“納税者一揆”
【日刊ゲンダイ】2018年2月15日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223217

「鈍感すぎる。浮世離れしているんじゃないですか」

13日の衆院予算委で、立憲民主の長妻昭議員が声を荒らげた。

佐川宣寿国税庁長官をめぐる麻生太郎財務相の、国民をナメ切った答弁のことだ。
昨秋から立て続けに、財務省から記録が見つかり、佐川長官のウソ答弁がハッキリしても、安倍政権は「適材適所」だとしてかばい続けている
16日には確定申告が始まる。
麻生大臣の“浮世離れ”答弁が、納税者の怒りの火に、油を注いだのは間違いない。


■「2.16納税者一揆」全国に拡大

長妻氏は、
「今でも適材適所だと思っているか」と質問。
麻生大臣は、
「国税庁長官としては適任だと判断したもので、事実、国税庁長官としての職務を適切に行っている」と言ってのけた。

さらに、確定申告間近の徴税業務については、
「現場において、今までのところ、例年と比較して特段の支障が生じているわけではない」
「そういうこと(納税者の反発による苦情)は起きることは、十分にあり得るかと思っておかなきゃいかん」
と答弁。

当事者意識も責任も全く感じていないようで、まるで「支障を起こしてみろ」と言わんばかりである。

長妻氏は、「もう起きてるんですよ」と呆れ、憤っていた。

佐川長官罷免を求める署名は、2万筆を超えた。
確定申告本番はこれからだが、税務署には苦情の電話が鳴るほか、早期申告者の書類に、“抗議メモ”が付されていることもあるという。

16日に予定されている「納税者一揆」は、霞が関の国税庁や財務省を包囲するデモだが、たちまち「我も我も」と全国に広がっている
森友疑惑を最初に取り上げた木村真豊中市議も、東京のデモに呼応し、関西でデモを行うことにした。

木村市議:
私が把握しているだけで、札幌、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡、今治、金沢で行われます
他に、数人やひとりで、近くの税務署で抗議行動をするとの連絡もあります
こんな経験は初めてですが、どこで、どれくらいの人が抗議行動に参加するのか、当日にならないと分からない状況です。
平日の昼間なので、残念ながら行けないという声も多い。
税という身近な問題な上、麻生財務相はじめ、安倍政権の対応があまりにひどい
国民はカチンときているのです。

麻生大臣は、財務相としての通算の在任期間が、12日で1875日となり、戦後最長となった。
おごり高ぶりが、毎度のナメた答弁になっているのだろう。
佐川長官と一緒に、麻生大臣も辞めさせた方がいい


******* ******* ******* *******












それからもちろんこの方、自分にお付きの秘書を付けてもらい、年間2千万円以上も人件費として払ってもらいながら尚、私人であり、自分は何もしていないと白を切っている首相夫人の昭恵氏も、
国会に引っ張りださねばならない人物であることをお忘れなく!!!



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする