◇川嶋担当のコメント
「12日に調教師に見てもらい、終い2F15.5-14.6を計時。師が言うように、『だいぶ肉がついて良くなってきました』。体がやわらかい分、反動がきにくいのでしょうか、翌日まで疲れを引きずることがなく、どんどん進めていけますので、体も着実に出来つつある状況です。調教ではいつもハミを取ってグイグイ。来日前によく手をかけてもらっているのが色々な面から分かります。様子を見ながら、今度は週2回の速めに移行しましょう」
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長いと思っていた着地検疫もあと10日あまりとなりました。
ここまでの3ヶ月間で、基礎調教~体力強化~スピードレーニングへの移行と全て順調にクリアしてきましたし、その中で高い評価を得ているのは(当初からの想定どおりとは言え)心強い限りです。
これだけ何の問題もなく順調なのは、やはり、本馬の能力、素質が高いからこそなのでしょう。
このあと、着地検疫明けに一度美浦近郊に移動するのか、北海道のままデビューを目指すのかはわかりませんが、どちらのパターンになったとしても、表情ひとつ変えずに対応してくれる、そんな安心感すら漂っています。
北海道開催の後半か秋の中山か。 今の感じだと、本命は秋の中山開催ですかねぇ(^^)

【ファンタストクラブ内木村牧場でのビジューブランシュ : 公式HP(7/1更新分)より】
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。

◇川嶋担当のコメント
「ここにきて、朝夕20分の冷却ケアが効いてきたようで、球節は見る見るスッキリとした状態に。当初は1ヶ月の完全休養を挟む予定にしていましたが、これまで積み上げてきたものをまた一からやり直すロスは大きいですからね。この一週間での良化を受けて、『14日から試験的に騎乗して常歩を行ってみる』(調教師)ことになりました。そこでの感触次第では、角馬場でのダク運動に移行するなど、今後の管理スケジュールを見直すことになるかもしれません」
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完全にリセットしてからの再始動かと思いきや、思いのほか早いタイミングで乗り出されることになりそうです。
基本的に早期デビューをめざしてずっとトレーニングを継続してきましたので、それなりに貯金のような体力があり、それを完全に捨ててしまうのはもったいない、ということなのでしょう。
まあ、思ったよりも回復が早いのは、これは間違いなくいいニュースです(^^)
結果的に同期のコンフォルツァが先にデビューをするかもしれませんが、今の感じだと、クレッシェンドラヴもそれほど遅れずにスタートが出来そう。 両馬ともキチンと勝ち上がって、いずれ上のクラスでいい勝負をして欲しいと思います。
昨年はドゥオーモとマグナムインパクトでそんな事を夢見ましたが、今度はこの2頭で、是非ともm(_ _)m
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◇荒木マネージャーのコメント
「すでに3F15-15を経て半マイルからビシッと攻め始めており、相変わらず馬は元気一杯の様子。体つきや気勢、調教の動きなどからすれば、少なくとも交流戦で大敗を喫する感じではありませんので、これが実戦に結び付いてくれるようだとイイのですが…。レースペースが上がる勝負所での対応がカギになってくるとはいえ、比較的緩やかに流れる長距離戦に試してみるのは悪くないチャレンジだと思います。『8月6日札幌3R 3歳未勝利(芝2600m)から逆算し、来週にも競馬場へ』(厩舎陣営)移動する予定です」
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厳しい状況ながらも、未勝利脱出に向けてのトレーニングが続いています。
次走は芝の長距離という初の条件。 スピード不足を指摘されているとはいえ、調教でもレースでも扱いやすく真面目に走ることが出来る本馬だけに、何とかここで新味を出したいところです。
本音を言えば自信はないですし、今は祈るような気持ちです。
ただ、荒木マネージャーも感じておられるように、馬の雰囲気や調教での動きで言えば、決して未勝利確定みたいな馬ではないわけで、うまく札幌の洋芝を味方につけて、積極的に勝ちをめざして欲しいと思います。
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坂東牧場在厩のドゥオーモは骨瘤への治療を行ったため、現在はウォーキングマシン40分のみでひと息入れています。
◇荒木マネージャーのコメント
「触診時に指でギュッと押すと嫌がる素振りを見せるということは、まだ完全に痛みが引いていないということ。よって、先週末からチルドロン酸を打ち始めており、効果が表れてくるまでの1週間ほどは楽をさせてあげることになりました。おそらく来週中には騎乗を再開し、また進めていけるはず。ちなみにソエの方は、この小休止の間に全く問題のないところまで固まってきています」
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ソエに関しては、すっかり落ち着いてくれたようです。
ただし骨瘤に関しては、重大事ではないものの痛みがひかなかったようで、ついにチルドロン酸投与となったようです… と書いてはみたものの、チルドロン酸って何なのでしょうね(^_^;
いや、ちょっと調べてみたのですが、説明を読んでもよくわかりませんでした。 わかりませんが、馬の治療にはとても効果がある薬のようで、こういう手当をしっかりやって頂けるのは非常にありがたいことです。
私の勝手な想像では、今回の小休止を含めて7月いっぱいは緩〜いメニューが続き、その時の状態次第でペースを上げるかどうかの判断があり、そこでも前向きな流れになれば、札幌開催後半で一走する可能性が出てきそうです。
無理をする必要は全くないのですが、3歳世代はドゥオーモに全てがかかっている状態なので、どうしても…(^_^;
【坂東牧場でのドゥオーモ : 公式HP(7/1更新分)より】
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◇黒岩調教師のコメント
「つねに脚元のケアを続けながらではありますが、週2回の速めをクリアしてくれていることですし、牧場サイドも、『そろそろトレセンで70-40程度をやっても対応できる状態になってきた』とのこと。検疫の順番が回ってくれば今週末、来週中には帰厩させ、ここからは手元で感触を窺っていきましょう。これから本格的に追い切り、レースを重ねて行って、どこまで辛抱してくれるかだと思います」
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先週のイベントで実馬を確認し、もう少し力強さが欲しい…との印象を受けたのですが、例えそうであったとしても、そろそろトレセンに戻って追い切りをこなし、さらにレースに出なければ話になりません。
そんな中、ここまで苦心の調整を続けた結果、トレセンでの調教に耐えられるところまではきたとの事ですから、あとはトレセンで黒岩先生にきちんと見極めていただいて、実戦復帰をめざして頑張って欲しいと思います。
未勝利戦終了までに、使えたとしてあと3走。(今までの経緯から、実際は2走かも…)
そこでどれだけのパフォーマンスを出せるかで本馬の将来が決まります。
先週見た時も、本当に綺麗で上品な、いい雰囲気のある馬でしたから、是非とも何とかなって欲しいです。
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◇小崎調教師のコメント
「だいたい昨年と同じようなスケジュールが基本線となりますので、UPHILLへの移動は今月末から来月上旬を検討中。もう数週ほど休ませてあげた上で少しずつ跨っていきましょう。今年もうまく夏を乗り越え、秋の東京開催での復帰につなげていきたいです」
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先週、厩舎にエアコンが導入された話がありましたが、単純に考えて、夏を無事に越えるための環境は昨年より今年の方がいいわけです。 小崎調教師の思惑通り、まずはUPHILL移動までの数週間を大過なく過ごしてもらいたいです。
秋の東京開催まで、まだまだ先は長いですから、こちらもゆっくりフォローしていこうと思います(^^)
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