煮込みが飛び抜けて美味しい店(^O^) ＠ほ志乃・北品川

北品川に煮込みが美味しいお店がある、との情報を入手しました。
情報を入手したのに動かないのは良くないことだと教えられてきた私は、早速、行動力と協調性のある後輩とともに、北品川駅からすぐそばにある“ほ志乃”さんに調査に行ってきました。

のれんにある、『創業昭和三十四年』という文字が光って見えます。


席について最初の飲み物を頼むと、お店の方が、煮込みいきますか？と聞いてきます。


そりゃあね、煮込みが目当てで来てますからね。 もちろん頼みます、もつ煮込み。


なるほど、デフォルトで豆腐アリのタイプです。


結論から言いますと、この煮込み、かなり美味しいと思います。
一杯の量はそれ程多くはないので、基本、人数分を頼む方が良いでしょう。
（これだけ美味しいと、ペロッといけちゃいます、一人前なんて）
中には最初と最後に煮込みを食べて帰る人もいるようで、さすがに自信を持ってススメてくるだけの事はありますなぁ(^^)

味の基本は味噌味ですが、モツの旨み、脂分が微妙に溶け出している感じがたまりません。
モツ自体が柔らかくて全く臭くないのも素晴らしいですが、やはり、ダシというか煮汁というか、おつゆの深い味わいこそが、この煮込みの人気の秘密だと思いました。
そうですねぇ、説明が難しいですが、今は亡き三軒茶屋の久仁（くに）、あそこの煮込みをもっと労働者、若者向けに濃厚にした感じと言えば伝わるでしょうか。 （大半の方には、閉店してしまった“久仁”が伝わらないと思いますけど(^_^；)）

煮込み以外の料理も試してみました。
まずはポテトサラダ。


そして素揚げにした茄子に特製味噌をかけたもの。


こちらはタコの唐揚げです。


すみません、ポテトサラダは一口食べたあとです(^^ゞ
それはさて置き、ポテトサラダはちょっとひと捻りしてありました。
味は極めてオーソドックスなのですが、玉ねぎ、ゆで卵、コーンが入っていてそれがアクセントになっています。 ポテトサラダは意外に好みが分かれますから、これは食べてみるしかないですね。
ちなみに私は美味しいと思いました。 何と言ってもポテサラにほうれん草を入れちゃう男ですから(^^)

茄子とタコ、これも普通に美味しいです。
すごく特徴があるわけではないですが、この手のお店に非常に重要なポイント、何を頼んでもソコソコ外れない、そういうレベル感はきちんとクリアをしてくれています。

煮込みと並ぶこちらの看板メニューはモツ焼きです。
塩焼きとして、かしら、


なんこつ。


かしらもなんこつも、ググッと顎に力がはいる噛みごたえがたまりません。
過去に散々お世話になってきたモツ焼き自慢のお店と比べても、充分に誤差の範囲に入っていると思います。

タレ焼きとして、しろ、


そしてレバーです。


少し甘め、さっぱりめのタレは万人受けするタイプ。
食肉市場が近いからでしょうか、ネタが新鮮なのはすごく良く伝わってきます。
塩焼きにしろタレ焼きにしろ、モツ焼き好きのオヤジが安心してワイワイやれる雰囲気なのは、きっと創業の昭和三十四年から変わっていない…、そう思わせてくれるお店でした(^^)

全体を通しての感想としては、どの料理も水準をクリアしてくれている安心のお店。
ただし、その中にあって、モツ煮込みには頭一つ二つ抜けた美味しさがありました。
ほ志乃さんを紹介するときには、「モツ煮込みだけは食べた方がいい」、私もそう言ってしまうと思います(^^)


ほ志乃（ほしの）
品川区北品川1-3-20
03-3471-2596

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