ZBAT!競馬@SANSPO.COM 『【小倉記念】タツゴウゲキが叩き合い制して重賞初V』
サマー2000シリーズ(全5戦)の第3戦、第53回小倉記念(G3、芝2000m)は、4番人気タツゴウゲキ(牡5歳、栗東・鮫島一歩厩舎)がゴール前の接戦を制し、重賞初勝利を飾った。鞍上は、落馬負傷のミルコ・デムーロ騎手に代わって手綱を取った秋山真一郎騎手。タイムは1分57秒6(良)。
レースはバンドワゴンが逃げ、ヴォージュ、タツゴウゲキ、ストロングタイタンが続く展開。2年ぶり優勝がかかるベルーフは後方に控えた。3~4コーナーにかけてストロングタイタンが外から前をうかがうなど展開が激しさを増すなか、中団から徐々に進出していたサンマルティン(2番人気)が直線で先頭へ。しかし、タツゴウゲキが内から力強く伸び、最後は叩き合いをハナ差でモノにした。フェルメッツァ(6番人気)がさらに3馬身離れた3着。ストロングタイタン(1番人気)は8着、バンドワゴン(3番人気)は11着に終わった。
タツゴウゲキは、父マーベラスサンデー、母ニシノプルメリア、母の父シングスピールという血統。通算成績は17戦4勝。小倉記念は鮫島一歩調教師、秋山真一郎騎手ともに初勝利。
-----
今年の小倉記念は、3歳未勝利馬を抱える私にとって、驚くべきレースになりました。
勝ったタツゴウゲキは、2015年6月の3歳未勝利戦でデビュー(10着)。
その後未勝利戦終了までの戦績は、11着、11着、6着、7着で、要するに未勝利戦終了までに一度も掲示板に載ったことが無く、普通の感覚では未勝利終了と同時に現役引退(地方転出とか)、いや、もしもタツゴウゲキがクラブ馬であれば、3戦連続二桁着順だった時点で何か言われているかもしれません…。。
ところが果敢に現役を続行したタツゴウゲキは、11月に未勝利の身で出走した福島の500万条件戦を8番人気で快勝、その後は500万条件で10着、6着、4着、3着、2着と徐々に着順を上げ、2016年11月に高湯温泉特別を2番人気で勝つと、休養を挟んだ2017年3月の千里山特別(1000万条件)を連勝で制する信じられない上昇ぶり。
この時点でも相当に珍しい出来事だとは思うのですが…。
何と今回は、前走七夕賞に続く格上挑戦での重賞出走を見事にものにしてしまいました(O_O;)
レース内容やメンバーがどうとかこうとか、そりゃあいろいろなことはあるでしょうが、とにかく未勝利戦を勝ち上がれなかった馬が重賞を勝ってしまったのは事実でありまして。。
私、馬はJRAの番組に合わせて成長しているわけではない、という当たり前の事を改めて感じています。
こういう馬がいるからと言って、未勝利戦終了を気にせず現役続行すべきだというつもりはありませんし、ましてや多くの出資会員がいるクラブ馬の場合はさらに難しいところもあり、こんな馬に巡り会う可能性は少ないでしょう。
でも、もしも将来、『未勝利戦が終了してもこの馬は現役を続行すべき』と“調教師が判断”する馬が現れたとしたら、その時はタツゴウゲキの事を思い出して、全てをお任せすることにしますかね(^^ゞ
あ、そんな心配をすることもなく、未勝利をきちんと勝ち上がってくれるに越した事はありません。
来週出走するコンフォルツァ、ハニートリップ、そして北海道で苦労しているビジューブランシュには、残された少ないチャンスをモノにするよう頑張って欲しいと思います!
■8/6小倉11R 小倉記念(G3・ハンデ・芝2000m)・良


ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m
サマー2000シリーズ(全5戦)の第3戦、第53回小倉記念(G3、芝2000m)は、4番人気タツゴウゲキ(牡5歳、栗東・鮫島一歩厩舎)がゴール前の接戦を制し、重賞初勝利を飾った。鞍上は、落馬負傷のミルコ・デムーロ騎手に代わって手綱を取った秋山真一郎騎手。タイムは1分57秒6(良)。
レースはバンドワゴンが逃げ、ヴォージュ、タツゴウゲキ、ストロングタイタンが続く展開。2年ぶり優勝がかかるベルーフは後方に控えた。3~4コーナーにかけてストロングタイタンが外から前をうかがうなど展開が激しさを増すなか、中団から徐々に進出していたサンマルティン(2番人気)が直線で先頭へ。しかし、タツゴウゲキが内から力強く伸び、最後は叩き合いをハナ差でモノにした。フェルメッツァ(6番人気)がさらに3馬身離れた3着。ストロングタイタン(1番人気)は8着、バンドワゴン(3番人気)は11着に終わった。
タツゴウゲキは、父マーベラスサンデー、母ニシノプルメリア、母の父シングスピールという血統。通算成績は17戦4勝。小倉記念は鮫島一歩調教師、秋山真一郎騎手ともに初勝利。
-----
今年の小倉記念は、3歳未勝利馬を抱える私にとって、驚くべきレースになりました。
勝ったタツゴウゲキは、2015年6月の3歳未勝利戦でデビュー(10着)。
その後未勝利戦終了までの戦績は、11着、11着、6着、7着で、要するに未勝利戦終了までに一度も掲示板に載ったことが無く、普通の感覚では未勝利終了と同時に現役引退(地方転出とか)、いや、もしもタツゴウゲキがクラブ馬であれば、3戦連続二桁着順だった時点で何か言われているかもしれません…。。
ところが果敢に現役を続行したタツゴウゲキは、11月に未勝利の身で出走した福島の500万条件戦を8番人気で快勝、その後は500万条件で10着、6着、4着、3着、2着と徐々に着順を上げ、2016年11月に高湯温泉特別を2番人気で勝つと、休養を挟んだ2017年3月の千里山特別(1000万条件)を連勝で制する信じられない上昇ぶり。
この時点でも相当に珍しい出来事だとは思うのですが…。
何と今回は、前走七夕賞に続く格上挑戦での重賞出走を見事にものにしてしまいました(O_O;)
レース内容やメンバーがどうとかこうとか、そりゃあいろいろなことはあるでしょうが、とにかく未勝利戦を勝ち上がれなかった馬が重賞を勝ってしまったのは事実でありまして。。
私、馬はJRAの番組に合わせて成長しているわけではない、という当たり前の事を改めて感じています。
こういう馬がいるからと言って、未勝利戦終了を気にせず現役続行すべきだというつもりはありませんし、ましてや多くの出資会員がいるクラブ馬の場合はさらに難しいところもあり、こんな馬に巡り会う可能性は少ないでしょう。
でも、もしも将来、『未勝利戦が終了してもこの馬は現役を続行すべき』と“調教師が判断”する馬が現れたとしたら、その時はタツゴウゲキの事を思い出して、全てをお任せすることにしますかね(^^ゞ
あ、そんな心配をすることもなく、未勝利をきちんと勝ち上がってくれるに越した事はありません。
来週出走するコンフォルツァ、ハニートリップ、そして北海道で苦労しているビジューブランシュには、残された少ないチャンスをモノにするよう頑張って欲しいと思います!
■8/6小倉11R 小倉記念(G3・ハンデ・芝2000m)・良



このところグングンと評価が上がり、9月上旬には栗東トレセン入厩との話が出ているウェディングソングについて、松永幹夫調教師のインタビュー記事がアップされました。
『松永幹夫調教師、ウェディングソング入厩直前インタビュー』
内容については記事を読んで頂ければと思いますが、それにしても4月に行った北海道調教見学ツアーの頃の印象とは段違いで、短期間にこれほど良くなるとは、正直言ってあまり考えていませんでした。
ちなみに4月時点では、私はこんな風に書いていました。
---
『ウェディングソング・調教見学ツアー募集馬レポート(6)』
休み明けということもあって、今回は準備運動からハロン22秒程度の軽いキャンターまででしたので、正直、坂東牧場で見た馬たちより動きが見劣る印象だったのは致し方ないところでしょう。
現段階で心配する必要はないのでしょうが、雄大な馬体を多少もてあまし気味にも見えましたし、何かのはずみでフラついたり飛び跳ねる仕草もあって、まだまだ勉強することがたくさんありそうといった印象。 なので、身体の使い方、脚捌きなどは、もう少し速めをやってから判断した方が良さそうです。
(ただ、バランスの良さ、馬の雰囲気は相当なレベルだと思います)
それでも牧場スタッフは、「今はあえて抑えていますが、レントゲン検査でGOが出ればすぐに坂路で速めをやっていくつもり。感触として、それほど仕上げに時間がかかるとは思いません」と、とても自信ありげに話しておられました。
---
調教の動きについてはまだ全然、牧場の方は「仕上げにそれほど時間はかからない」と仰っていたものの、500kgに近い大型馬が脚元の話もある中で、そんなに早く仕上がるものなのか… と思っていたんですよね。
ところがあれから3ヶ月と少しでこんなに動けるようになるなんて、馬の変わり身というのは本当に素晴らしい。。
【最新近況】
クローバーファーム在厩。おもにウォーキングマシン120分、ダク800mの準備運動後、周回コースと坂路を併用してハロン17~20秒ペースのキャンター2800~4000mを消化。週1回の速めを乗り込まれています。
◇松永幹調教師のコメント
「先日も見てきましたが、しっかりと乗り込んでもらっているだけあって体が引き締まって軽さが増しており、大分動けるようになってきました。大型馬特有の重さやモタれる感じはなく、歩きも大きく、上手に首を使って走ってくれますし、スピード対応も及第点。それでいてスタミナもありそうですから、この先が楽しみですね。この時季のトレセンはかなりの暑さですので、8月一杯はこのまま北海道の比較的涼しい環境で乗り込みを続け、9月上旬頃に入厩させたいと思います。この時期にこれだけやれていれば上々ですし、こういった大型馬というのはトレセンに入ってさらに変わってくるケースが多いですから。性格はおとなしく距離も持ちそう。マイル以上のイメージでしょう」
---
動画を見た感想は、最新近況の松永調教師のコメントにほぼ書き尽くされていると思います。
大型牝馬でありながら重苦しさはなく、坂路を力強く駆け上がっていく姿からは軽さすら感じられます。
本当のスピード対応や瞬発力については入厩してからでないと分かりませんが、確かに、「この時季にこれだけやれていれば上々」という評価も妥当だと思います。
何と言いますか、私も出資頭数に余裕があれば買いたいぐらいですが、入厩直前の販促に毎回付き合っていると大変なことになりますし、ここはグッと冷静になってもう一度動画を見直して…
とかをやってみたのですが、やはり、何度見てもイイ動きをしていますね、この仔(^_^;
しかも、これだけ動けていると、もともと雄大でバランスがいい馬体がさらに良く見えてしまい(^_^;(^_^;
いやぁ、イカンイカン、イカンのですよ!
2015年産馬への出資はもう打ち止めたのですから。
これでコンフォルツァやハニートリップが勝ち上がり、ディメンシオンやクレッシェンドラヴが大きなところで活躍でもすれば話は別ですが、さすがに時間的にちょっと間に合わないかも…。
という事で、非常に残念ながら、ウェディングソングは非出資者として応援する事になるでしょう(多分…)。
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m
『松永幹夫調教師、ウェディングソング入厩直前インタビュー』
内容については記事を読んで頂ければと思いますが、それにしても4月に行った北海道調教見学ツアーの頃の印象とは段違いで、短期間にこれほど良くなるとは、正直言ってあまり考えていませんでした。
ちなみに4月時点では、私はこんな風に書いていました。
---
『ウェディングソング・調教見学ツアー募集馬レポート(6)』
休み明けということもあって、今回は準備運動からハロン22秒程度の軽いキャンターまででしたので、正直、坂東牧場で見た馬たちより動きが見劣る印象だったのは致し方ないところでしょう。
現段階で心配する必要はないのでしょうが、雄大な馬体を多少もてあまし気味にも見えましたし、何かのはずみでフラついたり飛び跳ねる仕草もあって、まだまだ勉強することがたくさんありそうといった印象。 なので、身体の使い方、脚捌きなどは、もう少し速めをやってから判断した方が良さそうです。
(ただ、バランスの良さ、馬の雰囲気は相当なレベルだと思います)
それでも牧場スタッフは、「今はあえて抑えていますが、レントゲン検査でGOが出ればすぐに坂路で速めをやっていくつもり。感触として、それほど仕上げに時間がかかるとは思いません」と、とても自信ありげに話しておられました。
---
調教の動きについてはまだ全然、牧場の方は「仕上げにそれほど時間はかからない」と仰っていたものの、500kgに近い大型馬が脚元の話もある中で、そんなに早く仕上がるものなのか… と思っていたんですよね。
ところがあれから3ヶ月と少しでこんなに動けるようになるなんて、馬の変わり身というのは本当に素晴らしい。。
【最新近況】
クローバーファーム在厩。おもにウォーキングマシン120分、ダク800mの準備運動後、周回コースと坂路を併用してハロン17~20秒ペースのキャンター2800~4000mを消化。週1回の速めを乗り込まれています。
◇松永幹調教師のコメント
「先日も見てきましたが、しっかりと乗り込んでもらっているだけあって体が引き締まって軽さが増しており、大分動けるようになってきました。大型馬特有の重さやモタれる感じはなく、歩きも大きく、上手に首を使って走ってくれますし、スピード対応も及第点。それでいてスタミナもありそうですから、この先が楽しみですね。この時季のトレセンはかなりの暑さですので、8月一杯はこのまま北海道の比較的涼しい環境で乗り込みを続け、9月上旬頃に入厩させたいと思います。この時期にこれだけやれていれば上々ですし、こういった大型馬というのはトレセンに入ってさらに変わってくるケースが多いですから。性格はおとなしく距離も持ちそう。マイル以上のイメージでしょう」
---
動画を見た感想は、最新近況の松永調教師のコメントにほぼ書き尽くされていると思います。
大型牝馬でありながら重苦しさはなく、坂路を力強く駆け上がっていく姿からは軽さすら感じられます。
本当のスピード対応や瞬発力については入厩してからでないと分かりませんが、確かに、「この時季にこれだけやれていれば上々」という評価も妥当だと思います。
何と言いますか、私も出資頭数に余裕があれば買いたいぐらいですが、入厩直前の販促に毎回付き合っていると大変なことになりますし、ここはグッと冷静になってもう一度動画を見直して…
とかをやってみたのですが、やはり、何度見てもイイ動きをしていますね、この仔(^_^;
しかも、これだけ動けていると、もともと雄大でバランスがいい馬体がさらに良く見えてしまい(^_^;(^_^;
いやぁ、イカンイカン、イカンのですよ!
2015年産馬への出資はもう打ち止めたのですから。
これでコンフォルツァやハニートリップが勝ち上がり、ディメンシオンやクレッシェンドラヴが大きなところで活躍でもすれば話は別ですが、さすがに時間的にちょっと間に合わないかも…。
という事で、非常に残念ながら、ウェディングソングは非出資者として応援する事になるでしょう(多分…)。
*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
