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さらに深く… 満州料理探索第二弾! @永利本店・池袋

2017-08-15 07:38:45 | うまいもの
少し前に一度紹介した、池袋北口からしばらく歩いたところにある永利本店さん。
ちなみに前回が初回訪問だったのですが、なかなか楽しいお店だったので、今回の第二弾が実現しました(^^)

こちらは中国東北地方(満州)料理が売りなのですが、実は、満州以外の料理も豊富にとり揃っているので、一体その中のどれが満州料理なのか、メニューを見ただけではよくわかりません。
でも、いちいちお店の人に聞くのもなんだし、ここは思い切って野生の勘を頼りつつ、『これが満州の料理っぽい!』と思える料理を中心に探索を進めてみることにしました(^^)

まずはウーロンハイ。これはおそらく満州とは何の関係もありません。


珍しく、メニューに“中国東北地方家庭料理”と書いてあった一品、ナスと豚挽き肉の炒め物です。


さすがにメニューに書いてあると一発で分かりますね(^^ゞ
これが満州の家庭料理なのか… としばし感慨に浸りつつ食べてみると。。
まずは、なーるほどねぇと感心しました。
濃厚油多めのこってり味、豚挽き肉が思ったよりもたくさん入っていてボリューム満点。
マーボー茄子という料理がありますが、あれをマーボー味ではなく、甘辛餡かけ濃厚おかずにしたようなイメージです。
例によっての感想ですが、これは白いご飯にムチャムチャ合うでしょうね!

続いては、これもおそらく満州料理から、羊肉のクミン炒めです。


クミンというのはカレーなどに使われるスパイスですね。
で、この炒め物ですが、結論から言うと非常に美味しいです。

クミンの風味がきいていて、カレー味の羊肉炒めと思って頂ければ大きくは外れていません。
決して辛くはないのですが、スパイスがお酒のお供にもご飯のおかずにもなる絶妙なレベルにきかせてあって…。
確かにこれは他の中華屋さんでは食べたことがないですし、きっと満州独特の味付けなのでしょう。
(でも、満州にクミンってあるのかな?(^_^;))

噂によるとこちらも満州料理のようですが、干し豆腐のネギソースかけです。


干し豆腐というと、キュウリと一緒に和え物風にしてある塩味ベースの前菜料理がポピュラーですが、このネギソースかけは、もはやメインの麺料理と言ってよいでしょう。
たっぷりの干し豆腐の上に温かいネギソースがかかっていて、独得の食感を心ゆくまで楽しむことができます。
ひと皿のボリュームもかなりあるので、焼きそばの代わりにこれでも全然イケちゃう気がします。
でも、干し豆腐好きの私にはたまらない一品ですが、干し豆腐が嫌いな人は全然ダメでしょうねぇ(^_^;

お代わりの面倒がないように、お酒は紹興酒ボトルにチェンジです。


少しシンプルな炒め物が欲しくなり、海老とセロリの塩炒めです。


これは多分、満州料理ではないですね。
セロリとエビの食感のコントラストが絶妙で、サッパリとした塩味はむしろ上品さを感じさせるほどですが、きっと満州の料理はこういうアプローチではないはず。
『でもまあ、美味しければそれでイイや』、と言うのは今さら無責任な気もしますが、お酒が進むに連れて気持ちがそういう方向に傾くこともあるわけで…、そのあたりは今後の課題にさせて頂きたいと思いますm(_ _)m

という事で、空芯菜の炒め物は満州とは何の関係もないと思いつつ、好きなので頼んじゃいました(^^ゞ


そしてコチラは何でしょう?


「何でしょう?」と聞かれても困っちゃうと思いますので答えを言います。
これは“揚げ茄子の山椒塩かけ”という料理で(多分そんな名前だったと思います)、黄色っぽくて拍子木型にカットされているメイン食材は、なんと茄子なんですよね。
出てきたときは「一体何だろう?」と思いますが、かなり魅力的な見た目ではないでしょうか。

味は“山椒塩”というややスパイシーな塩がベースなのですが、これがですね、けっこいう中毒系のヤバイ感じでありまして、一度食べ出したら無くなるまでやめられない、ある種ジャンクフードのような料理でした。
山椒塩のハッキリした味と、揚げた茄子のサクッと軽い食感がそう感じさせるのだと思いますが、どこぞで油を吸ったポテトフライを食べるぐらいなら、こちらの方が健康的な気もしますしね(^^ゞ

お腹も一杯になったところでシメに移行します。
この時点ではもう満州なんてどうでもイイ状態なので、海鮮とろみ蟹肉スープと、


チャーシューレタスチャーハンという王道系の組み合わせに!


これはもう解説不要の領域とは思いますが(^^ゞ
とろみがついたスープは海鮮とオイスターソースの旨みがタップリ。 非常に美味しいので、このスープをベースに麺と具材をアレコレ考えたら、ちょっと評判のラーメンが作れるんじゃないかと思います。
最近はラーメン屋さんも飽和気味ですが、とろみ系で勝負をしているところは少ないですからね。

一方のチャーハンはとてもオーソドックスなタイプで、昔ながらの美味しいチャーハンといった印象でした。
もっとガツン系のチャーハンが出てくるかと思ったのですが、子どもからお年寄りまで、サラリーマンも学生も誰からも愛される昭和のチャーハンといった趣で、満州探索を終えた私の心をホッと落ち着かせてくれました。
(探索は全然終わってはいないんですけど、この日の分は終了したので(^^ゞ)

という事で、永利本店満州料理探索がいつまで続くかわかりませんが、(たとえ探索が中途半端に終わろうとも…)街の中華屋さんとしての付き合いは長く続いていく気がしています。
ちょいちょい美味しくてお腹がいっぱいになる中華屋さん、これはとても便利ですからねぇ(^^)


永利 池袋本店
豊島区池袋1-2-6 ベルメゾン池袋
050-5868-9402



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Comments (2)
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