【京王杯SC】ウインマーベルがド根性V!首の上げ下げを制し重賞4勝目:サンスポZBAT!
(京王杯スプリングカップ、2024年5月11日 15:45、G2、東京11R、芝・左1400m)
第69回京王杯スプリングカップ(4歳以上、G2、芝1400m)は、松山弘平騎手の1番人気ウインマーベル(牡5歳、美浦・深山雅史厩舎)が好位追走から直線で抜け出し、最後方から追い込んきたレッドモンレーヴ(2番人気)にいったんは並ばれながらも、勝負根性を見せてゴール前のきわどい首の上げ下げをハナ差制し重賞4勝目を挙げた。タイムは1分19秒7(良)。
2着からさらに2馬身遅れた3着にスズハローム(8番人気)が入った。
ウインマーベルは、父アイルハヴアナザー、母コスモマーベラス、母の父フジキセキという血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬。通算成績は23戦7勝。重賞は2022年葵S(G3)、23年阪神C(G2)、今年の阪急杯(G3)に次いで4勝目。深山雅史調教師、松山弘平騎手ともに京王杯SCは初勝利。
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京王杯SCは芝1400mで行われるG2戦で、個人的には『キングエルメスやバスラットレオンが出ていたら…』と考えながら、毎年注目しています。(実は、今までに出走しそうになったことすらないですけれど(^^ゞ)
そんな今年の京王杯SCを制したのは1番人気のウインマーベル。前半3F34.8秒の緩い流れをソツなく先行、直線でレッドモンレーヴの強襲を凌ぎ切っての見事な重賞勝ちでした。。
と書いてしまうと、いかにも先行馬有利のレースを上手に勝ったイメージですが、直線ではいったんレッドモンレーヴに交わされながらも驚異の勝負根性で差し返していますからね。レッドモンレーヴの上り3Fは32.2秒とほぼ極限の脚でしたし、あの勢いで外から来られて負けなかったのは、そりゃあ並大抵の根性ではないでしょう。(逆に、レッドモンレーヴは連覇確定みたいなところから粘られたわけで、ある意味、信じられない負け方だったかもしれません…)
それにしても、ウインマーベルはこれで1400mの重賞3勝目ですか。
3歳時に1200mの葵Sを勝っているとは言え、古馬になってからは1200m、1600mのレースで負けながら1400m戦になると浮上するという、かなりハッキリした1400m巧者になっています。細かく見ていけば相手関係や展開などの影響もあるのでしょうが、これだけ1400mでの強さが際立っていると、スゴイものだと単純に感心してしまいます。
私の出資馬だと、最近、テラステラが『1400mの走りをマスターしてきた…』的な言われ方をしていますが、本気で1400mを極めるつもりなら阪神カップ、阪急杯、そして京王杯SCをめざすぐらいの気持ちで頑張って欲しいです(^^ゞ
**2024/5/11東京11R 京王杯SC(G2/芝1400m)・良**
京王杯スプリングカップ【2024年5月11日東京11R】:競馬ラボ
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