マジックブルーは、11月17日(日)京都7R 1勝クラス(ダ1800m)に団野大成騎手で出走します。
- 24.11.13 助 手 栗東坂良 1回 56.2-40.9-27.0-13.4 馬ナリ余力
◇城戸助手のコメント 「13日に坂路で計時。テンションが上がらないように56秒を目安にやりました。乗っていてリズムがいいですし、操縦性も良くなってきましたね。前々走の7着の時は状態こそ良かったものの、馬がカーッとなってしまって…。そこで前回はとにかくリラックスさせるように乗ってみたところ、いい感じの競馬ができました。よって今回も同じような調整に努めているというわけです。G1当日で相手が強くなりそうですが、この馬の能力を発揮できればやれるはず。団野騎手も『自身のリズムで行ければ、どんな競馬でもできる』と言っていましたので、出たなりの競馬になるかと思います」
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マジックブルーの出走が確定しました。
レースは日曜京都のダート1800m戦で、7着に終わった前々走と同条件ということになります。
ただ、城戸助手のコメントにあるように、7着に終わってしまった前々走の敗因は「状態こそ良かったものの、馬がカーッとなってしまった」ことだとハッキリしており、その点についての対策は最終追い切りの強度調整、そして前走で(無理に出していかず)控える競馬をさせたことなどで、しっかりクリアできている模様です。
となれば、ここ3戦で2着2回という戦績はこのクラスで上位の力を示していると考えて良いのでは…
今度のレースで4戦連続の鞍上となる団野大成騎手が『自身のリズムで行ければ、どんな競馬でもできる』と仰っているのも心強いですし、前走2着で戦法の幅が広がった強みを如何なく発揮して欲しいと思います。
このところ、勝てると思ったレースが口惜しい結果に終わってしまっていますが、今週末はブルータス、マジックブルーに是非ともその壁を突き破って欲しい。。もちろん、コンタンゴが勝ってくれてもOKなのですが、マジックブルーは勝つためにあえて休み明け4戦目を使うわけですし、何とか先輩の貫録を見せて欲しいところです(^^ゞ
**2024/11/17京都7R 3歳以上1勝クラス(ダ1800m)出走馬**
【栗東トレセン在厩のマジックブルー:公式HP(2024/11/14更新)より】
コンタンゴは、11月16日(土)京都5R 2歳新馬(芝1400m)に藤岡佑介騎手で出走します。
- 24.11.13 藤岡佑 栗東坂良 1回 53.6-38.6-24.8-12.3 末強め追う
ドラゴンテイラー(新馬)馬ナリに0.5秒先行クビ先着
- 24.11.10 助 手 栗東坂良 1回 57.2-41.6-27.1-13.3 馬ナリ余力
◇田代助手のコメント 「13日に坂路で併せ馬。追い切りを重ねることで段々と身体もできてきましたし、以前より集中して走れるようにもなってきましたからね。まだまだ成長途上の段階だけに、いきなり結果を求めるのは可哀想なのかもしれませんが、レースを経験させるタイミングとしてはこのあたりになるかと考えます。実戦経験も糧にして、さらにステップアップしていきたいところです」
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コンタンゴの出走が確定しました。
レースは土曜京都の芝1400m戦で、これがディメンシオン産駒の初デビュー戦になります。
最終追い切りは栗東坂路を53.6-38.6-24.8-12.3秒という内容でしたが、一週前にはCW67.9-52.3-37.3-11.6秒、二週前には同じくCWで66.5-50.5-36.7-12.6秒をマークするなど入念に乗り込まれてきましたし、田代助手の「レースを経験させるタイミングとしてはこのあたり」とのコメントは、言われてみればご尤も…といった感じです。
その上で、将来的にはおそらくマイル路線が主戦場と想定される中で、あえて1400m戦から使い出すのは、まだ成長途上で力がつき切っていない点を考慮してのことかなと。。今の京都は結構力のいる馬場になっていますし、200mであっても距離は短い方が負担は少なく済みますからね。(テラステラとはタイプが違いそうですし(^^ゞ)
という私の勝手な想像はさて置いて、「まだまだ成長途上の段階、いきなり結果を求めるのは可哀想」といった若干弱気ともとれるコメントは、いかにも藤原厩舎、田代助手らしいと思いますし、いざ実戦になればソコソコ以上にやれて全然不思議はありません。
ただ、せっかく田代助手が「いきなり結果を求めるな」と仰っているのですから、ここはその心遣いに感謝をしつつ、着順よりもディメンシオンの仔らしい才能を感じさせる走りを見せること、それを目標に応援したいと思います(^^)
**2024/11/16京都5R 2歳新馬(芝1400m)出走馬**
ブルータスは、11月16日(土)福島3R 2歳未勝利(ダ1700m)に丹内祐次騎手で出走します。
- 24.11.13 助 手 美南W良 6F 85.6-69.2-54.5-39.3-12.1(7) 馬ナリ余力
- 24.10.30 助 手 美南W重 6F 85.1-68.2-53.5-38.7-12.4(6) 強めに追う
マルチライセンス(古馬1勝)強めの外0.6秒先行同入
◇高柳瑞調教師のコメント 「中1週の調整ですから、時計は目立つものではありませんが、集中して走れていました。馬体重やワンペースな感じなども含めて良くも悪くも変わりはないですし、特に問題は見当たりませんので、今週末の福島に向かいたいと思います」
◇戸村助手のコメント 「13日にウッドを単走で追い切りました。終いワンペース気味になってしまいましたが、動き自体は良かったと思います。前走は差されたとはいえ、自身も止まってはいなかったですし、ダートのほうが良さそうな感じもありますからね。ちょっと華奢な感じでもう少しトモがしっかりしてくれるといいのですが、パワーがないわけではなく、調子落ちも感じられませんので、中1週の競馬でも問題はないでしょう。あとは輸送してどうかですよね」
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ブルータスの出走が確定しました。
レースは福島のダート1700m戦で、惜しくも2着だった前走と同条件。当初は陣営から「中一週の競馬がどうか…」とのコメントも出ていましたが、比較的慎重な瑞樹先生が出走に踏み切ったのですから大丈夫でしょう。
13日の追い切りは中一週を考慮しての「馬ナリ余力」だったと思いますが、瑞樹先生も戸村助手も「集中して走れていた」「動き自体は良かった」と前向きに評価をしてくれました。終始ワンペース気味というのは、現状、ブルータスの個性のようなものですし、前走並みの状態がキープできているのであれば、普通に好勝負が期待できるでしょう。
瑞樹先生が仰っている「ちょっと華奢な感じでもう少しトモがしっかりしてくれるといい」については、これは今後の成長によるところが大きそうですし、まずは今の力でひとつは勝たないといけませんからね。
まだ成長途上の身でありながら、わざわざ中一週で福島に行くわけですから、まずは今度のレースできっちり『勝利』という結果を出すこと、そして、ご褒美と成長促進のお休みをもらっちゃいましょう!
**2024/11/16福島3R 2歳未勝利(ダ1700m)出走馬**
【美浦トレセン在厩のブルータス:公式HP(2024/11/14更新)より】
ジョイナスファーム在厩のモダンは、現在は、おもに周回コースでハッキングキャンター1400mを乗られています。
◇稲村場長のコメント 「馬自身は大分しっかりし始め、張りツヤも出てきていますよ。ただ、ここにきて両前肢にいくらか疲れが出たことから、先日来場した調教師とも確認を取り合い、『大事を取って1ヶ月ほど軽めに落として』あげることになりました。上体が立派すぎる馬でもあり、本来であればもっと絞りたいところですが、そこは全体の成長具合とも相談をしながら進めていかなければなりません」
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先週の「ハロン20秒ペースのキャンターを中心としてトータル2800m」のメニューから後退してしまいましたが、「両前肢にいくらか疲れが出た」のであれば致し方ありません。もともと脚元の関係で休んでいた経緯がありますし、ここで無理をして何かがあったら、取り返しがつかないロスにつながりかねませんからね。
先週(11/6)近況時点では、「とにかくキャンター2800mぐらいは楽々こなせるように」と思ったのですが、どうやらもう少しジックリ進めなければいけない感じで…(^^;)
雄大な馬体はもろ刃の剣とも言えますから、とにかく慎重に、後戻りのないように頑張って欲しいと思います。
チャンピオンヒルズ在厩のストラテージュは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「今週は調教のペースを一段上げて、半マイル58秒程度で登坂。体力がないわけではありませんが、まだ緩さが残るぶん、終い13秒台になると動ききれない感じでした。こうやって成長を待ちながら鍛えていくことにより、対応力を高めていきたいですね。当面は乗り込みあるのみです」
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北海道からずっとコンスタントに乗り込まれていますので、基礎体力はそこそこあるのだろうと思います。ただ、速めへの対応といった点では今ひとつのようで、「まだ緩さが残るぶん、終い13秒台になると動ききれない感じ」とのこと。。まだそれほど焦る時期ではないですが、どこかでガラッと変わるタイミングが来て欲しい感じです。
そうですねぇ、何となく、年内はチャンピオンヒルズでしっかり乗り込み、その間の成長と変わり身を期待するイメージかなと。。いや、もちろんもっと早いタイミングで良化が進めば嬉しいですが、そう都合良くいかないことの方が多いですからね。
いずれにしても、「当面は乗り込みあるのみ」だそうですから、だいぶ気長に待つ態勢に移行します(^^ゞ
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「13日朝は半マイル57秒6で登坂。調教後のほうがむしろ歩様が良かったくらいで、いつもこの感じをキープできるようであればゴーサインを出せるんですけどね。走りのバランスが整いつつあることで爪への負担は軽減されているはずですから、それも味方につけて安定感を高めていければと思います」
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まだ喜べる状態ではないですが、今回のコメントを見る限りでは、僅かであっても良化傾向にはあるようです。
何とかこのまま良い流れに乗ってくれたらいいのですが…
いずれにしても、今はただただ我慢あるのみ。。爪への負担軽減のために見直している走行フォームが身についてくれたら、それはそれでプラス要素になりますし、そんな前向きな気持ちで見守りたいと思います。