『広尾TC・2021年秋追加募集馬 どうする?GemGem’20』の中で、「いつ頃来日するのかぐらいはわかっていないと、思い切ってガツンと出資…という判断はしにくい」と書いたのですが、12日に更新された追加募集馬たちの近況で、GemGem’20はすでに来日、輸入検疫を終えてシュウジデイファームに入っていることが分かりました。
(外)Gem Gem’20
◇牝1歳 鹿毛 2020.02.06生 米国産(Hunter Valley Farm)
◇父:American Pharoah 母:Gem Gem (母の父:Tapit)
◇栗東・矢作芳人厩舎予定
◇募集総額 5,700万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:未確認
◇Point!:米国キーンランド・セプテンバーセールにおいて、名伯楽・矢作芳人調教師がセレクトした良質外国産馬が登場。ミドルサイズのスマートな好馬体には牝馬らしい品格の良さが漂っており、身のこなしの柔らかさ、適度な繋ぎの長さからは日本の馬場への適応力の高さが窺い知れる。加えて性格の良さ、人に従順な点も頼もしく、父に米三冠馬、母の全姉に米G1馬と血統面も申し分なし。ダートはもちろんのこと、芝にも挑戦したくなる三拍子そろった好素材と言えよう。目指す舞台はマイルから中距離あたり。偉大な先輩ダノンファラオに続きたい。
◇最新近況(11/12更新):10月12日(火)に北海道・新千歳空港に到着。厚真町の動物検疫所での輸入検疫を経て23日に浦河のシュウジデイファームへ移動、90日間の着地検疫に入っています。馬体重436kg、体高160cm、胸囲178cm、管囲19.0cm(11/12測定)
「来日と輸入検疫により肉付きや毛づやが落ちる馬もいる中で、本馬はそこまでガレることなく、こちらの環境にもほどなく順応。特にナーバスになるようなこともありませんでした。現在は丁寧に手をかけながら、ロンジングから進めて腹帯をつけるなど、初期馴致を行っている段階。牝馬にしては身幅があって、しっかりとした感じの馬ですよね。飼葉喰いも良好です」(石川代表)
石川代表によれば、日本に来てみたら別馬のようになっていた、という最悪の事態は避けられたようで良かったです。と言いますか、どこでどう過ごしているかわからない状況から、お馴染み矢作厩舎の虎の穴で元気にしていることが分かっただけで、出資判断についてのハードルがグンと下がったのは確かです。
馬体重は現時点で436kgとのことですが、体高が160cmあることに加え、今が輸入で細くなった分の回復期だと考えれば、(管囲はもっとあっても良いものの)450kgぐらいでデビューができるかもしれません。まあ、そのあたりは来日後の動画や写真を見たいところですが、その意味でもシュウジデイファームにいるというのは心強く、ほどなくそういった情報も提供されるものと思います。(できれば11/21の前が良いですが、それはさすがに無理か…)
いずれにしても、これでGemGem’20も堂々と出資検討の対象に入ってきました。コロナ以降は出資前に実馬を見る機会もなく、『どうせ目を瞑ってポチるだけ』と言ってしまえばそうなのですが(何ならコロナ前だって出資してから展示会だったですし(^^;))、それでも気分的にだいぶ違うのは確かなんですよねぇ(^^ゞ
今日の新幹線での宿題です。
新幹線の中に宿題を持ち込み、結論を出しちゃうとはさすがです。
弁当食べるので頭が一杯の『あのお方』とはエライ違い…
もしも福島で会ったら、良く指導してあげてくださいm(_ _)m
測尺は管囲以外は十分なサイズではないでしょうか。
あと一週間、悩みたいと思います(´_ゝ`)
やはり、20年産馬についてはサイズはもちろん、どこにいて、何をしているかぐらいは知りたいですよね!
近況更新があったことで、検討がまた少し前向きになる気がします(^^ゞ