募集開始当初から『これは良い馬だな』と思っているのに、意外に売れ行きが伴っていない馬がいます。いや、いきなりこういう事を書くのもアレですが、父ドゥラメンテが先日亡くなったこともありますので、ジアナズドリーム’20はもう少し売れてきてもおかしくないのでは?と感じています。
ジアナズドリーム’20
◇牝1歳 黒鹿毛 2020.01.06生 浦河産(三嶋牧場)
◇父:ドゥラメンテ 母:ジアナズドリーム (母の父:Twirling Candy)
◇栗東・四位洋文厩舎
◇募集総額 3,800万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:TT型
◇Point!:凛とした美しい佇まいは良質馬のみが醸し出す特有の雰囲気に包まれており、漆黒に光り輝く毛づやの良さは体質や内臓面の強さを表現。スピードを求め過ぎる配合により気性とのバランスが相反されやすい昨今、人に対しては寛容で、初めての物事にも難なく対応してくれるなど、精神面についても不安材料は見て取れない。放牧地においてたちまち走り抜ける姿は圧巻の一言。やはり芝でこそ本領を発揮してくれそうなタイプと見ており、世代の主役に名乗りを上げるパフォーマンスを期待したい。
◇最新近況(9/17更新):三嶋牧場・富川分場在厩。引き続き、10頭前後で昼夜放牧を継続しています。
「9月に入って気候が涼しくなってきたこともあり、馬体重が460kgまで増えてきました。飼葉喰いのいい馬ですし、さらにパワーアップしてきそうな感じの本馬。普段からとても素軽く、元気に飛び跳ねている姿を度々見かけます。それでいて落ち着きがありますし、馴致に向けての下準備も問題なくこなしてくれています。早ければ来週中にも育成場へ移動することになりそうです」(日高担当)
【三嶋牧場・富川分場在厩のジアナズドリーム’20:公式HP(2021/8/30更新分)より】
ジアナズドリーム’20は現在も『募集中』表記から動いておらず、20年産の中ではゴッドフロアー’20とともに『最も売れていない馬』になります。ゴッドフロアー’20については、半兄ゴッドシエルが成績を出せなかったことが大きいと思いますが、ジアナズドリーム’20については、そういう事情があるわけではありません。
あえて言うなら、ドゥラメンテ牝馬には気性難イメージが(マーテルのお陰もあって(^^;))あること、あとは牝馬で3800万円というやや強気の価格設定が『当面は様子見』という会員さんを増やしてしまったから…といったところでしょうか。。実際、募集のPoint!でも、「精神面についても不安材料は見て取れない」ことがかなり強調されていますから、クラブ側も、気性難イメージの払拭が重要との認識を持っていたのではないかと思います。
売れていない理由を探すのが目的ではないので、それについてはこの辺にしまして…
改めて動画や写真を見ると、やはり、とても良い馬だと思うんですよね。。牝馬にしては馬格があり、(1月初めの生まれだけあって)このところの成長も目覚ましく、一ヶ月ほどの間に脚長でスラッとしたイメージからパワーもありそうな印象に変わってきました。これでもう少し胴に伸びが出てくればさらに良くなりそうですし、個人的には、リナーシェでお世話になった四位先生が、この馬をどう育てていくのかにも興味があります。
こうやって書いていると、何だかすぐにでも出資したくなってしまいますが、少なくとも追加募集馬がわかるまでは我慢をするとして、先日取り上げた(同じ三嶋牧場産の)ミンティエアー’20とこの馬のどちらかを選ぶ、という作戦はアリじゃないかと思えてきました。(両方に行って三嶋牧場セット完成をめざすのも面白い?(^^ゞ)
いずれにしても、こういう様子見し甲斐がある馬が残ってくれているのはラッキーかもしれません。まだ具体的な検討に入ったわけではないですが、(追加募集馬の顔触れ次第で)ミンティエアー’20、エンパイアブルー’20に本馬を含めた3頭の中から次の出資馬を選ぶ、という可能性が高まってきた気がしています。
ジアナズドリームっ仔も同意見でずっと気になってます。出資については現役の活躍次第のところもありますね(^_^;)
おお!
誕生日記念出資、おめでとうございますm(_ _)m
ということは、現役馬の活躍次第で三嶋牧場セット完成の目も出てきましたかね(^^ゞ
確かに、レイパパレさんの妹と比べると…(^^;)
広尾の場合はポイント制なので、G1会員だと無条件に30%OFF相当で2660万円、1月末までに出資をすればさらに9%OFF相当なので2318万円。。
そうやって計算しないと、高さが目立ってしまいますね。
牡馬がプラス(マイナス)に働く
牝馬がプラス(マイナス)に働く
様な気がしています。
凄い大雑把に括ると
キンカメ系は牡馬に出た方が良く
サンデー系は牝馬に出た方が良く感じてます。
ドゥラメンテは牝馬の勝ち上がり率が
牡馬よりも著しく低い印象です。
牡牝の違いも傾向がはっ切るするケースがあるので大事ですよね。
ドゥラメンテは牝馬より牡馬、というのも、もともとは気性が関係しているのかもしれません。
こうやってアレコレ考えるのも楽しいです(^^)
大雑把に調べたところ…
(1)広尾のポイント制では、会員ランク、出資時期により決められた率の、次回出資金に充当できるポイントが付与されます。つまり、当該馬における金額の割引はないです。
(2)牝馬については、広尾は5%買戻し(=払い戻し)ルールです。ただし、ポイント使用やキャンペーン値引きを適用した場合などは、その減額分を販売総額から控除した額の5%になります。また、提供牧場との契約によると思いますが、ジアナズドリーム’20などは、無償買戻しがあらかじめ定められています。
(3)牝馬は原則6歳3月で引退です。ただし、広尾所有繁殖牝馬の仔の場合は、延長されることも多いです。これも提供牧場との契約によると思われます。
(4)先ほどのコメントでの計算は、あくまでG1会員の場合なので、それぞれの会員さんがランクに応じて計算することになりますね。当然ながら、3800万円で計算される方もいると思いますので、その場合は割高感がありますよね(^^;)
以上、見当はずれの答えになってなければよいのですが…
競馬ネットの掲示板を見に行きましたら
2番仔がキズナの牡馬とのこと
広尾で募集されないなぁ。