つい先ほど、More Than Sacred’23への出資申込みを済ませました。
実は私、Belcarra’24への出資を決めた時の記事で、「More Than Sacred’23、パドックシアトル’23についてはいったん判断を保留」と書いていたのですが、その後クエストフォーラヴ’23が満口になったことで、牡馬の有力出資候補は事実上More Than Sacred’23に絞られたわけですし、この期に及んでウダウダするのはちょっと男らしくないかもなと…
加えて昨日、パンサラッサ産駒(第一子)誕生の報告がありまして、何かご祝儀的な行動ができないものかと考えたところ、『ゲンを担いでこのタイミングで出資するしかないだろ!?』という天使の囁きが聞こえてきたのも大きいです(^^ゞ
(外)More Than Sacred’23
兄は菊花賞馬ドゥレッツァ、威風堂々たる強靭さが未来を支配する。
◇牡2歳 鹿毛 2023.05.08生 愛国産
◇父:Bricks and Mortar 母:More Than Sacred (母の父:More Than Ready)
◇美浦・尾関知人厩舎予定
◇販売総額 8,700万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:TT
◇Point!:母はNZオークス馬、兄に菊花賞馬ドゥレッツァがいる英国産の逆輸入良血馬。馬格があって均整の取れた素晴らしい肉体には強靭さが漲っており、米年度代表馬に輝いた父ブリックスアンドモルタルを彷彿させる堂々とした佇まいやドゥレッツァにも似たシルエットは一目見た瞬間に誰もが目を奪われる。肩や腰にも力強さがあり、雄大にして脚取りは軽やか。落ち着きがあり、素直でフレンドリーな性格にも好感が持て、この血統が物語る通り、ポテンシャルの高さは疑いようがない。芝・ダートは不問。爆発的な成長曲線を描き、最高峰の舞台へと駒を進めたい。
◇最新近況(2024/11/15):シュウジデイファーム在厩。おもに場内でハッキング2000~3000mを消化しています。馬体重491kg(12月下旬測定)
「このひと月で馬体重が大幅に増加。成長分もあると思いますが、おそらくは来日時に減ってしまったものが戻ったのではないでしょうか。まずは場内で周回運動に慣らしつつ、さらに操縦性を高めていきたいですね。大柄でおっとりとした性格のようですが、シャキシャキと歩きますし、雰囲気は良好です」(岸本担当)
◇最新写真(2024/12/13更新:シュウジデイファーム)
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出資を決めた理由はいくつかありますが、一番大きいのは『馬体の良さ』だと思います。
来日後の測尺(12月上旬)では『馬体重452kg、体高162cm、胸囲178cm、管囲20.5cm』とのことだったのが、1/17の近況では491kgと体高、管囲に見合った馬体重に戻りましたし、動画で見る身のこなしがとても良く、私の好みにぴったりはまっているんです。こう言っては何ですが、募集のPOINT!にある「馬格があって均整の取れた素晴らしい肉体…」「肩や腰にも力強さがあり、雄大にして脚取りは軽やか…」といった表現は決して誇張ではないと感じています。
ちなみに『2025・2026年2歳募集馬 どうするMore Than Sacred’23?』にも書いた通り、検討にあたってはクエストフォーラヴ’23とどちらにしようかで悩んでいたわけですが、クエストフォーラヴ’23は今のところ422kgとコンパクトな馬体であり、結果的に本馬を選んだ判断は、かつて尾関先生が仰っていた『本当に迷った時には大きい方を選びなさい』の法則にも沿っていますからね。(単純に大きければ良いってものではないものの…)
本来内国産馬として生まれるべきところ、More Than Sacredがユーロン・インヴェストメンツ社に購入されたため、愛国産のマル外馬としてラインアップ入りしたのは決してプラスではないですが(輸入経費も乗っかりますし(^^;))、これだけの馬体と血統であれば、まあまあ多少のことには目を瞑っても良いだろうと思いました。
まあ、G1馬の半弟とは言えブルックスモルタル産駒で8,700万円は、正直、決してお買い得とは思いませんが、以前から切望していた尾関厩舎への出資が叶うと考えればそれもまたアリ。このあたりで『するする詐欺疑惑』も払拭しておきたいですし、パンサラッサ第一子誕生記念の、とても気分の良いご祝儀出資でもありますからね!(^^ゞ
More Than Sacred’23
血統表を見ると、Welsh FlameからAloeにつながる名牝系にCaerleon、デインヒル、Woodman、サザンヘイローと母系に入って良い仕事をする種牡馬が重ねられ、全体的なレベルをバランス良く押し上げている印象で、ドゥラメンテとの配合からドゥレッツァが出たのも『たまたま』のラッキーパンチではないように思えます。
もちろん、ドゥレッツァのような馬がポンポン出るとは思っていませんが、父Bricks and Mortarでこの馬体であれば、場合によってはダートで上をめざす路線だって選べそう…。いや、ドゥレッツァの半弟ともなれば、最初は芝の長いところが本命でしょうが、私にとってはダートで潰しがききそうなのが大きなプラスポイントだったりしています。
例によって勝手な妄想になりますが、(5月生まれでもありますので)3歳春は適当にお茶を濁しておいて、ジワジワ成長して芝の中距離以上で勝負、チャンスがあれば欧州の芝路線への挑戦も… 場合によってはダート路線で頂点を目指す… なんていう都合の良い作戦を考えたりしています(^^ゞ (そのあたりは尾関先生がうまくやってくれるでしょう!)
しかし、これで24年産世代に続いて23年産世代もマル外が2頭の体制に…
ユーロングループとの関係もあり、今後はこういうことが続いちゃうのかもしれませんねぇ(^^;)
合田直弘のWorld Standard! 広尾サラブレッド俱楽部 11月募集馬解説!
やっと尾関厩舎予定の出資馬にしたのですねぇ。
遅い感がしますが…(笑)
満口ですね(^^)
尾関センセ、喜ばれてました(^-^*)