栗東トレセン在厩のバスラットレオンは、ここまでは、おもにCウッドでの普通キャンターによる調整を消化しています。
◇矢作調教師のコメント 「季節的なものでしょうか、身のこなしがやや硬めに映りましたので、まずは体をほぐしてあげるような感覚で乗っており、追い切りは24日に行う予定です。ダートでもやれなくはないと思いますが、今まで芝でハナを切って勝ち進んできた馬ですからね。次走は1月5日中京11R 京都金杯(G3・芝1600m)を意識。スムーズな競馬ができるよう、状態を見ながらしっかり調整していきたいと思います」
-----
矢作先生の「身のこなしがやや硬めに映る」というコメントは気になりますが、引き続き京都金杯に向けて調整されるようなので、何か大きな問題があるワケではないのでしょう。
ちなみにその矢作先生が、このタイミングで「ダートでもやれなくはないが、今まで芝でハナを切って勝ち進んできた馬なので…」と仰っているのは、これは要するに、来年もこれまで同様に芝のマイル路線で勝負をしたい、そのための一歩として京都金杯を選んだ…という意思表示&説明ですよね。
もちろん私もその方針に異論はありません。まずは京都金杯で気分良く走らせてみてどうなるか、それを確認したうえで、様々な条件については改めて、じっくり考えていけば良いと思います。(もしも現時点で試すとしたら、ダートというより距離短縮の方向性だと思いますが、それもこれも京都金杯の内容次第…ですよね)
いずれにしても、2022年のトップバッターはこの馬ということになりそうです。もともと、本領発揮は古馬になってからと考えていた馬ですし、来年を今年以上の良い一年にするためにも、素晴らしいスタートダッシュを決めたいところです!
【2021/11/13東京11R 武蔵野ステークス(G3/ダ1600m)でのバスラットレオン:公式HPより】
素敵な新年のスタートを飾ってくれるんじゃないですかねぇ(*^^*)
トップバッターですから、トップのバッターとして頑張ってもらいましょう!
なんとなく、イケそうな気はしています(^^ゞ