キングエルメスは4日午後にシュウジデイファームを出発。5日、函館競馬場に入厩する予定となっています。5月下旬の馬体重は501kgです。
◇石川代表のコメント 「直近も坂路の2本目に併せ馬で40秒程度を乗っており、動きも力強いものでした。ゲート練習は前扉を閉めた状態で中に入れ、後ろ扉も閉めて様子を確認。ハッキングで出すところまで行い、入り・駐立ともに問題はありませんでした。あとは環境の変化にどれだけスムーズに順応してくれるかだと思います」
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ついにキングエルメスが函館競馬場に入厩します!
6/5からは新馬戦も始まりますし、世の中には3月、4月に入厩する馬もたくさんいるわけですが、私の出資2歳馬では一番早い入厩で、やはり、『ついに新たな戦いが始まるぞ!』という気持ちになりますね。(広尾TC全体ではアンダーレ、アリシアン、ルーシッド、ドグマがすでにゲート試験合格済みと、近年まれに見る早期始動馬の多さです)
ちなみに、半兄カイザーノヴァが函館競馬場に入ったのは1年前の6月20日なので、キングエルメスの方が約2週間早い入厩です。カイザーノヴァは入厩20日後の7月11日には新馬勝ちを飾ってくれたわけですが、スケジュール的にはかなりタイトだったと思いますので、その分を差し引いて、やはり7月3日函館開幕週の芝1200m戦デビューが最有力ではないでしょうか。
もちろん、その前にゲート試験に合格しないといけませんが、カイザーノヴァの時もゲート試験をそのまま一週前追い切りに転用するなど、矢作厩舎は変幻自在の応用動作も得意ですからね。シュウジデイファームでも『入り・駐立』に問題はなかったようなので、きっと何とかなると思っています(^^ゞ
肝心の現時点での仕上り、走りの印象については、下にあるカイザーノヴァの入厩直前近況と見比べれば分かる通り、明らかにキングエルメスの方が一段上の評価をもらえていると思います。
『【カイザーノヴァ】デビューは近い!? 近日中に函館競馬場へ移動!』
シュウジデイファーム在厩。前回同様、おもにBTCの屋内ダートトラックと坂路でハロン17~18秒ペースのキャンターを消化。週1回の速めを乗り込まれています。馬体重490kg(6月中旬測定)
「現時点ではラストのもうひとキレに課題が残るものの、ゲート練習に問題はありませんし、スピード自体はある馬ですからね。おそらくは短めの距離でこの速さを活かす競馬が合ってくるのではないでしょうか。厩舎陣営によれば、『函館競馬場への入厩を意識』とのこと。近日中にも移動の運びとなりそうです」(石川代表)
果たして兄同様の新馬勝ちが狙えるかどうかは、そうは言っても入厩後の調教、追い切りの感触次第の部分が大きいです。シュウジデイさんで高い評価をもらえていても、いざ環境が変わると案外…なんていうパターンも時々ありますので、来週以降の近況にも、引き続き注目する必要があるでしょう。
まあ、経験上、あまりデビュー前に出資者が燃え過ぎるのも良くないですから、ここは初心に帰って『無事にレースを終えること、次につながる内容を見せること』をテーマに応援したいと思います。。のその前に、まずは無事にデビュー戦のゲートに入ることを実現しなくちゃいけませんね(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のキングエルメス:公式HP(2021/6/4更新分)より】
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