ミスペンバリー'19、レフィナーダ'19に続く出資をどうするかで悩んでいましたが、一旦、19年産馬への出資は脇へ置かせて頂いて、まだ出資可能な18年産馬の中から、クレッシェンドラヴの半妹ラヴマイウェイ(ハイアーラヴ'18)に出資をすることに決めました。
■ラヴマイウェイ(ハイアーラヴ'18)
◇牝2歳 鹿毛 2018.05.13生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:ジャスタウェイ 母:ハイアーラヴ (母の父:Sadler's Wells)
◇プラスビタールスピード遺伝子:CC型
◇美浦:林徹厩舎
◇販売総額 2,800万円 / 総口数 2000口
◇POINT!:5月生まれのため、現時点ではやや小ぶりに見せるが、体のラインは非常に美しく、古馬になってオープン入りを果たした兄クレッシェンドラヴ同様、秘めたるものを感じさせる好素材。放牧地での俊敏な動き、前肢を大きく繰り出して沈み込むように走るスピード、そして湧き上がるマインドと、成功に不可欠な要素は十分だ。元来は牝馬も強い女系一族。賢兄の背中を追って、妹もスターダムを駆け上がる。
◇募集時写真:2019/7/5
◇最新写真:2020/7/16
◇最新近況(7/31更新) シュウジデイファーム在厩。引き続き、おもにBTCの屋内ダートトラックや坂路にてハロン17~20秒ペースのキャンターを消化。週1回の速めを乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「水曜日には1本目を15-15、2本目を15-14程度で登坂。本当は2本目に3F40秒くらいをやりたかったのですが、調教パートナーが遅れを取り、うまく併走に持ち込めませんでしたので、来週また仕切り直したいと思います。ゲート練習や坂路のスタート地点での様子などを見ていると、以前ほどゴネなくなっていますからね。この馬のペースで少しずつ成長が進んでいるということでしょう。馬体減の心配がないのも助かります」
◇募集時動画:2019/7/5(6/4撮影)
◇最新動画(歩き):2019/6/5(5/28撮影)
◇最新動画(調教):2020/7/3(6/16撮影)
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出資を決めた理由については、検討期間、アレコレ考えた期間が約一年と非常に長かったため、すでに何が本当の理由なのかハッキリわからなくなっているような…。いや、そんないい加減な事ではダメなので、自分なりに一年間検討した結果としての出資理由を書いてみます(^^;)
分かりやすいところからいきますと、繁殖牝馬としての能力において、ミスペンバリーと遜色ないと考えているハイアーラヴの仔であること。これは、クレッシェンドラヴの半妹だからと言い換えても良いのかもしれませんが、とにかくハイアーラヴは血統背景が優秀で、もともと『いつ重賞級の馬を出してもおかしくない』繁殖牝馬ですからね。(詳しくは竹内さんの血統診断をご覧ください(^^ゞ)
いろいろあって成功しなかった半兄キングオブハーツや屈腱炎に泣いた半姉パーフェクトラヴの例もありますが、ある意味では、その不安を払拭するために一年をかけて成長過程、調教の進み具合とその反応を確かめてきたようなもの。もちろん全ての不安が解消し、絶対に走ると思った、などという気はないですが、現時点では賢兄クレッシェンドラヴに近い活躍を期待しても良いと考えています。
具体的なところでは、まずは、牝馬としては充分過ぎるほどの馬格、迫力何点の好馬体が挙げられます。まだ募集前の昨年6月、例によって木村さんに見せて頂いた時も、「腹回りにボリューム感があって(当歳時に比べて)大きくなった」との感想を持ちましたが、すでに現在は500kg級の立派な身体になっていて、馬体維持を気にせずバンバン鍛えられるのは今後に向けても心強いポイントだと思います。(にしても、この馬を初めてみたのは当歳時、2年前の6月だったんですね(^^;))
走りや歩きの動画から受ける印象としては、(馬体のイメージもあるでしょうが)キングオブハーツ、パーフェクトラヴに本馬を加えた3頭の中で、一番クレッシェンドラヴに似ているのはこの馬だと思います。固過ぎず柔らか過ぎずの脚捌き、大型の割りには緩さより俊敏さを感じさせるところなど、クレッシェンドラヴを初めて見た時に感じた雰囲気に近いものが… というのは言い過ぎですかね(^^ゞ
本馬は5月13日という遅生まれですから、現時点で入厩やデビュースのケジュールが立っていないのは全く問題なしと考えています。逆に、遅生まれにもかかわらず、2歳2月の時点で「やればやっただけ動けそう」と評価をされ、4月には坂路で終い3F40秒台、5月にはトントン拍子に39秒台まで進むなど、能力の器がしっかりあるのは確かだと思います。
そして、調教での動きが申し分ない中で、5月以降、ペースアップを焦らず時間をかける方針になったのもとても良かったと思います。直接的な理由はこの系統の特徴である気性面の課題だったかもしれませんが、もともと晩成傾向が強い血統でもありますし、早い始動は(脚元など含めて)あまり望まない方が良いタイプに思えますしね。(最新近況によれば、気性面の課題も少しずつ解消されてきたようですね(^^))
また、管理して頂く林先生のクレッシェンドラヴに対する接し方を見ていると、使い詰めせずあくまで馬優先、本馬のこともきっと上手に扱って頂けるのではと思います。正直、ハイアーラヴの仔なので扱いやすい馬ではないでしょうが、何となく、この系統には林厩舎のスタイルがあっているような気もします。
これ以上やると長くなり過ぎるのでやめますが、これで18年産募集馬8頭目の出資という事になってしまいました。救いは8頭のうち3頭(リナーシェ、カイザーノヴァ、バスラットレオン)がすでにデビューをしていて、3頭(ゴッドシエル、マーテル、ヴィジャーヤ)が秋デビュー濃厚なことですが…。まあ、デビューがスゴク遅くなりそうなコマンドブルックスが一頭だけになると可哀相なので、『ゆっくりまったりデビュー組』を一頭追加したつもりになって、なるべく気長に応援しようと思います(^^)
◇2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2018年産馬編(3)~
よろしくお願い致しますm(_ _)m
何だかんだでこの馬は2回この目で見ています。
仰る通りで、良い馬なのに、何故ここまで売切れないのかが不思議です。
焦らず大事に使っていけば、かなりやってくれる気がします(^^)
よろしくお願いいたします。
ミスペンバリー19が1時間で売り切れる中、重賞二勝馬の妹が募集開始後1年経っても未だ売れ残っているというのも、不思議な状況ですね。
ジャスタウェイ産駒で似た血統のアドマイアジャスタが先日の函館記念で復活したのも良い兆候だと思います。
そうでしたか!
こちらこそよろしくお願いします(^^)
にしても、正直、こんなに売れ残るような馬ではないと思います。
期待&応援しましょう!