前回に引き続き、陶芸教室を、開く方法(準備)について、お話致します。
③ 教室の「システム」について
) 月謝制、チケット制、材料費と授業(講習)料
会員(生徒)から、講習の料金を、頂く方法に、「月謝制」と「チケット制」が有ります。
いずれにしても、最初に、料金を設定する必要が有ります。
その際、周辺の陶芸教室の、入会金や、授業料等の相場を、参考にします。近辺にない場合には、
ネットなどで、教室を検索し、ホームページ等を参考にして、決めて下さい。
(陶芸は他のお稽古事に比べ、高額なのが、普通です。)
・ 一度決めた料金を、値上げする事は、このご時勢では、中々困難ですので、慎重に決定します。
(尚、私の所でも、16年の間で、値上げは1回のみです。)
a) 月謝制は、月々の料金を、毎月頂くもので、その方法にも、幾つかのやり方があります。
イ) 授業料、材料費、焼成代を含めた、全体の代金を、月謝に含ませる方法。
この利点は、規定の量の粘土を、使えば、常に一定の料金しか、掛からない点です。
予算が、最初から、決まっている方には、安心して、授業が受けられます。
(但し、大きな作品を作るには、追加の土代や、焼き代が必要です。)
ロ) 授業料と、材料費、焼き代を分け、授業料のみを、月謝とする方法。
この場合、更に、材料費と、焼き代を分ける場合と、材料費と、焼き代を一緒にする方法が
有ります。
・ 授業料は、本人が何回か欠席しても、同じ代金とします。
(但し、その月を、全休した場合には、別途、規約を作り、それに従います。)
・ 材料費と焼き代の料金を、別にする場合には、粘土1kgで、幾らと決め、
焼成代は、作品の大きさ(縦、横、高さ)によって、決めます。
その際、規約(決め事)などで、作品が、生の状態の寸法か、焼成後の寸法かを、決て
置く必要が、有ります。
・ 材料費と焼成代を一緒にする際には、粘土100gで、幾らと決めておきます。
・ 粘土は、使い放題で、焼成する作品のみの、支払いのやり方も、有ります。
轆轤作業では、失敗が付き物です。その為、失敗作は壊し、新たな粘土で再挑戦します。
気に入った作品のみ、大きさを測り、粘土代と焼成代を、支払います。
但し、使う粘土は、皆さんが潰した粘土に成ります。その為、一種類の粘土か、色々
種類が、交じり合った、粘土を使うことに成ります。
(この様なシステムでは、大量に土を、再生させる為、土練機が必要に成るでしょう。)
・ 材料費と焼成代との関係は、以下の様に成ります。
材料費は、どちらも大差ありませんが、焼成代に差が出ます。即ち、体積で計算するのか
重量で計算するかの、違いと成ります。
初心者の作品は、粘土の量の割に、小さく、重たくなり易いですし、上級者では、
薄く軽く大きく、作れる様に成ります。
・ 経営上、どちらの方法が、得に成るかは、一概に言えませんが、面倒がないのは、重量制
の方法です。(作品の大きさを、一々測る必要が、あるからです。)
・ 尚、月謝の納入方法に付いては、後日述べます。
b) チケット制
回数券の様に、予め回数の決まった、チケットを買い求め、1回毎に、チケットで支払う方法で
有効期間が、設定されている事が、多いです。
(一枚のチケットで、1回分が全て「OK]と言う場合が、多いですが、所によっては、数種類
(又は、小額)のチケットを、取り揃え、手捻り用、電動轆轤用、施釉用などに分け、値段に
差を付ける場合も有ります。但し「システム」は、出来るだけ単純の方が、やり易いです。)
経営上からは、チケットを販売した段階で、確実に収入が生じます。
又、購入者にとっては、前払いしていますので、その回数だけは、使い切るに、成ります。
) 現金か振込みか?
以下次回に続きます。
月謝制、チケット制
③ 教室の「システム」について
) 月謝制、チケット制、材料費と授業(講習)料
会員(生徒)から、講習の料金を、頂く方法に、「月謝制」と「チケット制」が有ります。
いずれにしても、最初に、料金を設定する必要が有ります。
その際、周辺の陶芸教室の、入会金や、授業料等の相場を、参考にします。近辺にない場合には、
ネットなどで、教室を検索し、ホームページ等を参考にして、決めて下さい。
(陶芸は他のお稽古事に比べ、高額なのが、普通です。)
・ 一度決めた料金を、値上げする事は、このご時勢では、中々困難ですので、慎重に決定します。
(尚、私の所でも、16年の間で、値上げは1回のみです。)
a) 月謝制は、月々の料金を、毎月頂くもので、その方法にも、幾つかのやり方があります。
イ) 授業料、材料費、焼成代を含めた、全体の代金を、月謝に含ませる方法。
この利点は、規定の量の粘土を、使えば、常に一定の料金しか、掛からない点です。
予算が、最初から、決まっている方には、安心して、授業が受けられます。
(但し、大きな作品を作るには、追加の土代や、焼き代が必要です。)
ロ) 授業料と、材料費、焼き代を分け、授業料のみを、月謝とする方法。
この場合、更に、材料費と、焼き代を分ける場合と、材料費と、焼き代を一緒にする方法が
有ります。
・ 授業料は、本人が何回か欠席しても、同じ代金とします。
(但し、その月を、全休した場合には、別途、規約を作り、それに従います。)
・ 材料費と焼き代の料金を、別にする場合には、粘土1kgで、幾らと決め、
焼成代は、作品の大きさ(縦、横、高さ)によって、決めます。
その際、規約(決め事)などで、作品が、生の状態の寸法か、焼成後の寸法かを、決て
置く必要が、有ります。
・ 材料費と焼成代を一緒にする際には、粘土100gで、幾らと決めておきます。
・ 粘土は、使い放題で、焼成する作品のみの、支払いのやり方も、有ります。
轆轤作業では、失敗が付き物です。その為、失敗作は壊し、新たな粘土で再挑戦します。
気に入った作品のみ、大きさを測り、粘土代と焼成代を、支払います。
但し、使う粘土は、皆さんが潰した粘土に成ります。その為、一種類の粘土か、色々
種類が、交じり合った、粘土を使うことに成ります。
(この様なシステムでは、大量に土を、再生させる為、土練機が必要に成るでしょう。)
・ 材料費と焼成代との関係は、以下の様に成ります。
材料費は、どちらも大差ありませんが、焼成代に差が出ます。即ち、体積で計算するのか
重量で計算するかの、違いと成ります。
初心者の作品は、粘土の量の割に、小さく、重たくなり易いですし、上級者では、
薄く軽く大きく、作れる様に成ります。
・ 経営上、どちらの方法が、得に成るかは、一概に言えませんが、面倒がないのは、重量制
の方法です。(作品の大きさを、一々測る必要が、あるからです。)
・ 尚、月謝の納入方法に付いては、後日述べます。
b) チケット制
回数券の様に、予め回数の決まった、チケットを買い求め、1回毎に、チケットで支払う方法で
有効期間が、設定されている事が、多いです。
(一枚のチケットで、1回分が全て「OK]と言う場合が、多いですが、所によっては、数種類
(又は、小額)のチケットを、取り揃え、手捻り用、電動轆轤用、施釉用などに分け、値段に
差を付ける場合も有ります。但し「システム」は、出来るだけ単純の方が、やり易いです。)
経営上からは、チケットを販売した段階で、確実に収入が生じます。
又、購入者にとっては、前払いしていますので、その回数だけは、使い切るに、成ります。
) 現金か振込みか?
以下次回に続きます。
月謝制、チケット制