製作依頼ではなく、時には、「焼成依頼」の注文を、受ける事も有ります。
即ち、御自分で作った作品を、焼いて欲しいとの、依頼です。
当教室の会員の場合には、無条件で、「OK」ですが、それ以外の、第三者の作品を、焼くには、作品を
見せてもらってから、判断する様に、しています。
・ 陶芸の基本的事項(空気を閉じ込めない等)を、理解して、製作しているか?
依頼された作品が、窯を傷めたり、他の作品に、悪い影響を与えないかを、判断する為です。
以下私の、経験した事を述べます。
1) 個人からの依頼
ある程度、陶芸の経験のある方ですが、手捻りで、かなり大きな作品を、数個、作ったのだが、
生のままで、保存していました。少なくとも、素焼だけでも、しておきたいと、窯を所有する
方々に、焼成を依頼しましたが、断わられているとの事です。
・ 一般に、第三者の作品を、焼いてくれる所は、ほとんど、有りませんし、例え引き受けてくれ
ても、かなりの高額な、値段を請求されます。
但し、現在では、陶芸材料を販売している所でも、焼成のみを、引き受けてくれる所も、増えて
います。(料金は、縦、横、高さの寸法の大きさに寄ります。)
上記依頼者に、作品を見せてもらってから、引き受けるかどうか、決めましょうと、言う事になり、
見せて貰った結果、「OK」としました。
尚、素焼はしますが、その結果は、保証できない事は、承して、頂きました。
・ 但し、用心として、その作品が、窯の中で爆発するかも、知れませんので、周囲には、
他の作品を、置かない様に、窯詰めしました。
幸い、無事に、素焼をする事が、出来ました。
2) 小学校からの依頼
① ある小学校の、5、6年生に、図工の時間、粘土で思い思いの、作品を作らせました。
この、学校では、楽焼の窯は、持っているのですが、楽焼の窯では、大量の作品を、素焼する事が
出来ず、素焼してくれる所を、探していました。(釉を掛ける前に、素焼は絶対必要です。)
② 素焼を引き受けてくれる所は、中々見つかりませんでしたが、見つかっても、高額(4~5万円)
でなら、OKと成りましたが、学校としては、より安価で、引き受けてくれる所を、探した結果、
私の所に、依頼して来たわけです。上記価格は、「断わり見積もり」と、思われます。
(相手が断わる様に、わざと高い価格を、提示する、商取引の、一つのテクニックです。)
③ 一応どんな作品なのかの、話を伺うと、作品の中に、「ビー玉」や「おはじき」を入れたとの事
です。多分、素焼(700~800℃)で、「ビー玉」や「おはじき」が溶けたり、破裂する
恐れが有る事を、お話しましたが、それでも良いと言う事で、引き受けました。
形は、大小「バラバラ」で、個数は70個程度ありました。この程度の数では、当教室の作品と
一緒に焼く事になります。
④ 窯詰めでは、なるべく低い温度の位置(窯の下部)に、一個一個、間隔を開けて並べ、万一の
場合に備えました。当然、当教室の作品は、窯の上部に並べ、完全に上下で分断しました。
⑤ 素焼の結果、一部の作品(1~2個)は、爆発して、粉々に成りましたが、他の作品は、大きく
破損していませんでした。又、「ビー玉」や「おはじき」は、あめ(飴)状に伸びていたり、
お餅の様に、膨れたりしていました。
⑥ 焼成結果は、必ずしも、満足な状態では、ありませんでしたが、ある程度、予想された事です
ので、納得して貰いました。尚、費用として、1万5千円程を、頂きました。
3) 陶芸仲間からの、本焼き依頼
以下次回に続きます。
焼成依頼
即ち、御自分で作った作品を、焼いて欲しいとの、依頼です。
当教室の会員の場合には、無条件で、「OK」ですが、それ以外の、第三者の作品を、焼くには、作品を
見せてもらってから、判断する様に、しています。
・ 陶芸の基本的事項(空気を閉じ込めない等)を、理解して、製作しているか?
依頼された作品が、窯を傷めたり、他の作品に、悪い影響を与えないかを、判断する為です。
以下私の、経験した事を述べます。
1) 個人からの依頼
ある程度、陶芸の経験のある方ですが、手捻りで、かなり大きな作品を、数個、作ったのだが、
生のままで、保存していました。少なくとも、素焼だけでも、しておきたいと、窯を所有する
方々に、焼成を依頼しましたが、断わられているとの事です。
・ 一般に、第三者の作品を、焼いてくれる所は、ほとんど、有りませんし、例え引き受けてくれ
ても、かなりの高額な、値段を請求されます。
但し、現在では、陶芸材料を販売している所でも、焼成のみを、引き受けてくれる所も、増えて
います。(料金は、縦、横、高さの寸法の大きさに寄ります。)
上記依頼者に、作品を見せてもらってから、引き受けるかどうか、決めましょうと、言う事になり、
見せて貰った結果、「OK」としました。
尚、素焼はしますが、その結果は、保証できない事は、承して、頂きました。
・ 但し、用心として、その作品が、窯の中で爆発するかも、知れませんので、周囲には、
他の作品を、置かない様に、窯詰めしました。
幸い、無事に、素焼をする事が、出来ました。
2) 小学校からの依頼
① ある小学校の、5、6年生に、図工の時間、粘土で思い思いの、作品を作らせました。
この、学校では、楽焼の窯は、持っているのですが、楽焼の窯では、大量の作品を、素焼する事が
出来ず、素焼してくれる所を、探していました。(釉を掛ける前に、素焼は絶対必要です。)
② 素焼を引き受けてくれる所は、中々見つかりませんでしたが、見つかっても、高額(4~5万円)
でなら、OKと成りましたが、学校としては、より安価で、引き受けてくれる所を、探した結果、
私の所に、依頼して来たわけです。上記価格は、「断わり見積もり」と、思われます。
(相手が断わる様に、わざと高い価格を、提示する、商取引の、一つのテクニックです。)
③ 一応どんな作品なのかの、話を伺うと、作品の中に、「ビー玉」や「おはじき」を入れたとの事
です。多分、素焼(700~800℃)で、「ビー玉」や「おはじき」が溶けたり、破裂する
恐れが有る事を、お話しましたが、それでも良いと言う事で、引き受けました。
形は、大小「バラバラ」で、個数は70個程度ありました。この程度の数では、当教室の作品と
一緒に焼く事になります。
④ 窯詰めでは、なるべく低い温度の位置(窯の下部)に、一個一個、間隔を開けて並べ、万一の
場合に備えました。当然、当教室の作品は、窯の上部に並べ、完全に上下で分断しました。
⑤ 素焼の結果、一部の作品(1~2個)は、爆発して、粉々に成りましたが、他の作品は、大きく
破損していませんでした。又、「ビー玉」や「おはじき」は、あめ(飴)状に伸びていたり、
お餅の様に、膨れたりしていました。
⑥ 焼成結果は、必ずしも、満足な状態では、ありませんでしたが、ある程度、予想された事です
ので、納得して貰いました。尚、費用として、1万5千円程を、頂きました。
3) 陶芸仲間からの、本焼き依頼
以下次回に続きます。
焼成依頼
焼成依頼をしたいのですが、現在焼成依頼可能でしょうか。
焼成依頼をしたいのですが、現在焼成依頼可能でしょうか。
◎ 現在当教室は休業中ですので、ご希望に沿う事はできません。悪しからず。
以上