東奔西歩の 『出路迦芽』 写真館

『人も歩けば...』でデジカメ片手に東奔西歩し出会ったお気に入りの写真と日々変化する富士山の写真をお届けします。

『四国八十八ヶ所歩き遍路の旅』その4 土佐清水市大岐~足摺岬

2008年09月22日 | モブログ
『四国八十八ヶ所歩き遍路の旅』その4の9月22日(月)3日目の今日は、久々に宿で朝食を取って民宿海の幸を6:21に出発し、以布利港、窪津漁港を経て足摺岬に到着し、天狗の鼻、展望台、38番金剛福寺、足摺岬灯台、白山洞門、足摺岬郵便局、白皇神社に立ち寄りながら民宿足摺八扇まで約20キロの道のりを歩き16:01に到着しました。
今日は夏の暑さ復活の暑い1日でしたが希に見る快晴の天気に恵まれ、足摺岬への道中に眺める青い海がとても綺麗でした。
足摺岬へ向かう途中で車が止まり車遍路の人からプチえびせんの接待を受けました。
足摺岬は、バイクによる四国半周ツーリングの旅、中村駅から宇和島駅の足摺岬・大堂海岸・宿毛サイクリングの旅、桂浜~足摺岬の土佐湾横断歩く旅と旅の手段を変えて3度訪れたことのある思い出深い場所で、今回急ぐ旅ではなかったので、足摺岬に宿を取り半日かけてゆっくりと楽しみました。天狗の鼻から眺める黒潮の荒波が激突する80mの断崖の上にそびえる白亜の足摺岬灯台の眺めは見事でした。
38番札所の金剛福寺はひょうきんな顔の赤い仁王様が出迎えてくれ、広々とした境内には、多宝塔、13石塔、逆修の塔や広い池まであり、納経の時に歩き遍路お接待の「人生のあゆみ守」の歩き遍路のマスコットのストラップを頂きました。
宿に早く着いたので、夕日が綺麗に見える場所は無いかと宿の人に聞いたら3キロばかり西に歩いた大戸辺りまで行けば見えると言われたので、行って見ることにしました。
30分位歩くとだるま夕日の名所の夕日ヶ崎の看板があったけど草が茂っていて肝心の夕日が見えず、更に先に進むと公園でイベントをやっており、「トオルマの夕日」の幟が立ち夕日のほうに向かってたくさんの人がカメラやビデオカメラを構えていました。「トオルマの夕日」は年に2度彼岸の中日に臼ばえの山頂に沈む太陽が海触洞門を抜けて海面を黄金色の一条の光で染める現象で、大勢の人達と神秘的な現象で2/365の奇跡を見ることができ幸運でした。
今日の宿は、海の幸たっぷりの夕食でデザートにメロンまであり、言うことなしでした。
アップした写真は、天狗の鼻より望む断崖の上にそびえる足摺岬灯台です。