(この旅は2014年4月に熊本県菊池温泉と山鹿温泉を旅した時の記録です)
翌朝早く起きて桜町温泉に行きました。
桜町温泉は激渋の銭湯で、今回の旅行中で一番感激した温泉です。
(桜町温泉)
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場所は法務局山鹿支局の脇を東に進むか、325号線の桜町信号を北に進んだところにあります。赤い屋根の細長い建物ですが、建物が昭和そのものでした。
建物の前は駐車場で、道からやや下った場所です。
(脱衣場)
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戸を開けて入ると、たたきの左に番台があり、右に下駄箱があります。
番台は脱衣場側を向き、脱衣場の雰囲気も昭和のままです。
(番台)
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脱衣場には、木の棚と脱衣籠があり、籠も藤製とプラスチックが混在しています。
レトロな(アナログの)体重秤も貴重品だです。
浴室に入ると、浴槽は古いタイル張りの浴槽が三槽あり、L字型に配置されています。
それぞれの浴槽に湯口があります。
奥から順にぬるめになるらしく、中の浴槽が人気のようでした。
(浴槽)
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お湯はヌルヌル感の強いアルカリ性単純温泉です。後刻、ご主人に聞くと、左奥が42度、中が40.5度、手前の一部円形の浴槽が30度台の泉温とのことでした。
(別角度の浴槽)
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桜町温泉の建物は昭和37年の建築で、老朽化しており、立て替えをどうするかで悩んでおられるとのことでした。
近隣から期待され、根強い人気があるのですが、建て替えた場合には入浴料金を据え置けるかどうかが悩みの種だとのことでした。
ちなみに、入浴料金は\200です。
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