寒さも真冬並みになるとカンツバキが花が目立ってきます。
花の少ない時期なので、貴重な花です。
「這寒(這寒椿)」「立寒(立寒椿)」という言葉があるのですが、この二種について紹介します。
先ず赤の這寒(はいかん)。
この木を自宅の猫額の庭木として四十年近く育ててきました。背丈は一メートル足らずで、左右に伸びたがるのを押さえてコンパクトな樹形になってきています。
(赤の這寒)
(赤の這寒2)
(赤の這寒3)
(赤の這寒4)
でも、どう見てもカンツバキというより、サザンカに近いかも知れません。
ともかく花の少ない冬の時期に目立つ花です。
一方、大船フラワーセンターで見た立寒(たちかん)です。
園内でもツバキの密集している中にあります。分類は寒椿となっています。木の上方に伸びていって、六~七メートルという大木です。
大船フラワーセンターの分類では寒椿に分類されています。
(ピンクの立寒)
(ピンクの立寒2)
(ピンクの立寒3)
どちらの花も、共に、はかなげな花びらが特徴の花ですし、散り方も一枚一枚ひらひらと散っています。
見た目ではサザンカに近い品種と思われます。