(この旅は2014年3月に上田市と青木村を旅した記録です)
ふれあい真田館のお風呂を出たあと、昼食までに時間があるので千古温泉に行くことにしました。
千古温泉はふれあい真田館からおよそ1.5キロほど西にあります。
車がないのでのどかな田園の中を歩きました。
15~6分後に千古温泉の看板がありました。
(千古温泉の看板)
千古温泉は元旅館業だったそうですが、今は立ち寄り湯専門だそうです。
看板からやや坂を下った場所です。
(千古温泉の玄関)
こぢんまりした建物ですが、奥には二階建ての宿泊所だった建物が連なっています。
広いロビーや浴室などはリニューアルしたみたいにきれいでした。
(千古温泉のロビー)
やはり小さな脱衣場の奥に浴室があります。
(脱衣場)
浴室は石造りで高級でした。
浴室に入ったとたんにほのかな硫黄臭につつまれました。
浴槽は、間口1.5間、奥行き1間のサイズで4~5人ほどが入れるでしょうか?。
お湯は無色透明です。黒い湯の華が舞っています。底に沈んだ湯の華で足の裏が黒くなるほど場所によっては黒く見える浴槽です。
注意書きではマンガンの湯の華とのことです。
(浴槽)
肌に優しいお湯で、ヌルすべ感がありました。
ぬるめの設定なので長湯が可能でした。名湯の名を辱めないお湯です。
お湯は飲めるらしくコップがあり、なめてみると玉子の黄身の味がしました。
湯質は単純硫黄冷鉱泉(アルカリ性低張性冷鉱泉)で湯温は24.4度。
(湯口)
浴槽はがっしりした浴槽ですが、湯口だけは平たい鉄平石で風情を演出していました。
ゆっくり入っているとせせらぎの音が聞こえてきました。
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