さて、関東者の疎水の勉強は琵琶湖疎水記念館が大いに役立ちました。
記念館に入る前にインクラインを越える道路があり、ここから見ると、インクラインに沿って奔流が見えます。
蹴上発電所からの水か放水路からの水かは分かりませんがすさまじい水の勢いです。
(インクライン脇の奔流)
道路横断して琵琶湖疎水記念館に入りますと、まず、疎水建設を表現したレリーフが目につきます。
(琵琶湖疎水記念館)
(記念館内部のレリーフ)
そして、なんといっても特筆に値するのは、蹴上発電所で使っていたという「ペルトン式発電用水車」
です。
(ペルトン式発電用水車)
直径2.4メートル、出力90キロワットで、弾み車とセットになっています。
一部アメリカ製ですが国産もあったということで驚かされます。
(ペルトン式発電用水車の説明板)
(展示されている周辺のジオラマ(部分))
ジオラマは周辺の地形や位置関係、高さの理解に役立ちました。
(記念館の外の奔流)
インクライン脇の奔流は記念館の近くでは水量も増えさらにすまじい流れになっていました。
(南禅寺舟溜)
南禅寺舟溜から下流のゆるやかな流れは次回以降の京都訪問で散策するつもりで、次は南禅寺水路閣と南禅寺境内の模様を書きます。
下記のホームページも併せてご覧下さい。京都を語るほど知識が無いので写真集です。
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