善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

南禅寺かいわいの散策(3)・水道用導管

2010年05月17日 | 京都

さて、関東野郎の見た蹴上舟溜の公園の水道用導管について書いてみます。

といっても、京都水道局の説明板をそのまま写すだけですが・・・
ここの水道管の展示は迫力があります。
直径1.65m、長さ4m、重さ約5トンとのことです。

(導水管)


(導水管2)


(導水管説明板)

以下、説明板の内容を記載します。


 この管は、ダクタイル鋳鉄管といい、水道管の殆どにこの管種を使用しています。強度があり、耐久性があるのが特徴です。これは直管といい、直線区間に使用し、直径1.65m、長さ4m、重さ約5トンあります。この他に曲がった区間や分岐する所には、異形管という管材料を組み合わせながら、継手用のゴム輪、押輪、ボルト・ナットを用いて接続します。
 第2疎水から取水した原水は、水中のゴミや藻類などを取水池の自動除塵機で取り除いた後、この管と同じものを使って、インクラインから仁王門通、冷泉通、鴨川横断、御池通を通り約8km先の右京区にある山ノ内浄水場まで導水しています。
 この管で1日26万4千立方メートル(縦64m×横64m×長さ64mの立方体相当)の原水を送る能力があり、山ノ内浄水場に着くと薬品ぎょう集沈でん(薬品凝集沈殿)、急速砂ろ過、塩素消毒をした後、西京区・右京区・中京区・南区に設定した区域内に給水しています。
 京都市には、このほか蹴上、松ヶ崎、新山科の3浄水場がありますが、いずれもこのような導水管や導水トンネルで疎水の水を送り続けて、市民の皆さんが安心してご使用していただけるようにお応えしています。

 平成15年3月1日 京都市水道局


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