愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

奥津神社 愛西市

2015年07月21日 17時58分39秒 | 愛西市
 梅雨が明けて大変いい天気が続いています。学校は夏休み。なんか開放感があります。
今日は愛知県の西のほうを訪ねました。

奥津神社

奥津神社
 奥津神社というところに行きました。奥津神社は昭和51年(1976年)に3面の鏡が紹介されたことで有名になったそうです。その鏡とは三角縁神獣鏡だそうです。三角縁神獣鏡は、邪馬台国の卑弥呼が中国の魏という国からもらってきた鏡として有名です。ただし奥津神社の神獣鏡は伝来が明らかではないので、そのまま卑弥呼のものというわけではありません。

元古墳
 この神社は、実は古墳らしいです。直径25m、高さ3.3mの円墳らしいです。3面の神獣鏡はこの円墳から出土したものらしいです。それを神社がずっと保存していたらしいです。鏡は現在熱田神宮に納められているそうですが、3つのうち、2つは京都にある古墳から出土したものと同型のものだそうです。京都と尾張に何か関係があったようです。

神社の境内の北側の様子。右のほうに盛り上がっています。神社は頂上付近を平らに削ってつくられたのではないかと思います。