愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

大観音城 豊田市

2016年03月14日 08時07分14秒 | 豊田市
町並みを過ぎると山城
足助の町並みも新田町を過ぎるとお店も少なくなってきます。賑わいもこの辺までというところに「大観音城」という看板がありました。「おや、こんなところにお城?」偶然ではありますが、町並みの散策が終わったちょうどのタイミングでお城が現れました。
これは、グッドタイミングということで、お城に登ってみることにしました。


大観音城の登り口。観音寺というお寺のはずですが、赤い鳥居がありました。昔は神社もお寺も同じところにあったのでしょう。

途中、腰曲輪のような平地がありました。


居館跡(本堂)
お堂には、石積み(石垣?)がありました。見たところ、お城の遺構ではなく、お寺の遺構のように思われました。(直感です)

石積み(石垣?)

本堂は、かなり傷んでいて、「倒壊の恐れあり」の看板がありました。しかし、ここはこの城の武将の居館があったらしいと、『愛知県中世城館調査報告書』にはコメントされていました。

観音寺本堂

山城は、このお堂の後ろの山に延々と続いていました。主郭はどこかと登り続けましたが、小さな曲輪が千枚田のように続いていました。写真を撮ることを忘れてしまいました。残念。