愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

浅谷城(2) 豊田市

2016年03月21日 09時59分36秒 | 豊田市
本曲輪
本曲輪からは南のほうに堀切、物見台がありました。

物見台。たくさんの大きな岩がありました。ここに上がって遠くを見たのでしょう。

また、本曲輪から東のほうには神越川の渓谷が見えました。とてもすばらしい眺めでした。


腰曲輪
本曲輪の北側に腰曲輪がありました。けっこう大きかったです。


堀切
そして、いよいよ本曲輪北東の堀切を見に行きました。


この堀切をすぎてさらに小高い曲輪上の土地を行くと、とても大きな堀切がありました。画像では、表現しがたい感動を覚えました。

大きな堀切。画像の正面は堀切の向こう側の斜面です。

このお城は落城した後には、そのままになっていたということなので、こうした堀切も人などが通ることも無く、埋もれてしまうことが無かったように思われました。

竪堀
その堀切から西に向かって竪堀がのびていました。

竪堀

堀切2
こちらは、本曲輪の西に延びている腰曲輪群にあった堀切です。(横から写しました)

やはりこの堀切からも竪堀が延びていました。

大変分かりにくいです。実際に見てみないと、分かりません。

ということで、足助の山深く浅谷城の見学をしましたが、本曲輪北東部の堀切は大変迫力がありました。また、実際に現地を訪れることで城のよさが分かると改めて実感しました。