愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

二子塚古墳 阿久比町

2017年05月13日 06時34分01秒 | 阿久比町
4月24日、阿久比町の古墳を訪ねました。二子塚古墳です。名前が示すように前方後円墳です。

現地の案内板には以下のように説明がありました。

二子塚古墳は知多半島で唯一の前方後円墳といわれている。
この古墳は、古墳の編年形式や阿久比川の沖積地に位置していること等から、古墳時代中期(5世紀)までさかのぶることができる前方後円墳といえる。このことは、この地方と大和朝廷の深い関係をうかがわせる。
本格的な発掘調査はされていないが、地元では円筒埴輪片がこの古墳から出土したと伝えられている。また、盛土部分には、器形の復元はできないが土師器の細片が含まれている。
この古墳は相当な変形を受けており、特に胴部のくびれ部分は第2次世界大戦中開墾によって大きく削られている。 阿久比町教育委員会


いわゆる鍵穴のようなはっきりとした形は残っていません。

二子塚古墳の航空写真(グーグル航空写真より)

見る角度によっては「ああ前方後円墳だ」と思わせるアングルがありました。

二子塚古墳全景(南から撮影)

この古墳から円筒埴輪が出土しているというので、一度見てみたいと思いました。
コメント (2)
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