愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

増山城(5) 富山県砺波市

2019年12月10日 17時40分16秒 | 富山県
順路に沿って行きますと、足軽屋敷跡が見ました。

足軽屋敷跡

さらに北東に進んで行きますと、神保夫人入水井戸というのがありました。説明版によると「増山落城の折、神保氏の夫人が勇敢にも女数人とともに敵陣に切り込み、兵60人を斬って自ら城に火を放ち、家宝をたずさえて投身したと伝えられている。」そうです。

神保夫人入水井戸

井戸を過ぎ、さらに北東に進むと増山城の城域を抜け、亀山城へと道は続いていました。

亀山城への道しるべ

亀山城はちょっと急な山でした。登るのが大変でした。

亀山城登城道 虎口かな


亀山城本丸
亀山城の頂上(本丸)は、なだらかな平地でした。

亀山城を登ったら、急に満足感が充満し、帰途に就くことにしました。途中、三の丸により、駐車場に無事着くことができました。

ところが、城下町の方に総構えの土塁が残っているということを思い出し、行ってみることにしました。

土塁の説明版

土塁

やれやれ、やっと見学が終わったと思ってふと道の方に目をやると、ニホンカモシカの親子が横切っていきました。「はあ?」という感じで、写真を撮ることもできませんでした。後で調べたら、増山城はニホンカモシカの生息地でもあるそうです。心の準備ができていなかったので、残念でした。

増山城 おしまい