愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

武豊町歴史民俗資料館 武豊町

2017年02月13日 08時10分52秒 | 武豊町
寒い日が続きます。西日本特に日本海側は大雪だそうで、お見舞い申し上げます。大きな事故が起こらないことを祈りたいと思います。

さて、太平洋側は風が冷たくて強いのですが、よく晴れています。今日は、武豊町に行ってきました。武豊町は、このブログでは初めてです。武豊町は知多半島の東側にあり、三河湾に面しています。


武豊町の位置(Kenmap9で作成)

はじめに武豊町歴史民俗資料館を訪れました。

武豊町歴史民俗資料館

なかなか立派な建物でした。

武豊町歴史民俗資料館概要図(パンフレットより)

中の様子は上の図のようです。入館するとすぐに船の模型が展示されていました。菱垣廻船、弁才船、ゴベザイ船・・・・。武豊町が開運で栄えていた町であることが分かりました。

さらに右側にはみそ・たまりの醸造蔵の復元模型がありました。みそづくりが盛んな町であったことも分かりました。

みそ・たまりづくりの復元模型

2階に上がりますとはたおりをしているおばさんたちがいましたが、忙しそうで、あいさつをしましたが、お話は聞けませんでした。残念。

さらに「開拓」「養蚕」のパネルがありました。

開拓について伝えるパネル

知多半島は大きな川もなく、水の確保が大きな課題だったようです。池を作ることが開拓の中心だったようです。


「養蚕」について伝えるパネル

明治時代になると日本の輸出の主力が生糸になることからどの地域でも養蚕が行われました。武豊町も例外ではなかったようです。

また、山崎古墳という遺跡があるようで、鉄製の武具や農工具、馬具、須恵器、装身具、紡績具などが出土しているようです。
かなり強力な豪族がいたようです。

山崎古墳の出土品

町立の資料館としては立派な建物でした。また、機織りの人が来ていましたが、地域の方も来て賑わいがありました。

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