血を吐くほど、何かに打ち込む事はあるだろうか?
久し振りに連絡を取ろうとした友人に繋がらない。
最近、新しい仕事を始めた噂を耳にしたが、忙しくしてるのだろうか。
数日後、履歴を見た友人からの電話が鳴った。
「ごめん、オレ、入院してたんや」
唐突な会話にびっくりしながら気遣うと、
「今日退院したんやぁ!」
明るく答えた。
病状を詳しく説明してくれたが、覚えていない。
血を吐いて緊急入院だったと言う事だけが、耳に残っている。
「仕事はどうなん?」
声にした後に、少し後悔した。
もっと気遣うべきだったかなと思った。
「順調かな」
あいつなら、それなりに成功するだろうと思った。
電話を切った後、自分の事を改めて振り返る。
最近、仕事も結構忙しく、用事も多い。
今週も残業があったり会議に出席したり。
火曜日には研修にも参加した。
一日の始まりが何処で、いつ終わったのかワカラナイような生活。
しかし、僕はまだ
“血を吐く”
程の決意で何かに打ち込んだ事がない。
不満を言ったり、誰かに八つ当たりしたりしながら、
ストレスを溜め込まないようにしているが、
自分の決意とはそんなものだったのかと後悔する事の方が多い。
胃が痛むような経験ならある。眠れない夜もある。
しかし血を吐く事はない。
僕の意見は、否定される事がしばしばある。
「それは、違いますよぉ!」
全否定。
其の度に迷う。絶対的自信と経験に裏打ちされた考えが
僕にはないのだろうかと悩む。
部屋の灯を消して、目を閉じると様々な思いが駆け巡る。
将来の事を考えれば不安である。
誰でもそうなんだろうけど、
自分に自信のない僕としては、これでいいのか?これであっているのか?
と、自問自答を繰返す。
最近は文章に残す事にしている。
少しでも思いたった事があれば、パソコンに書き残す。
誰かに語りかけているようにも思うし、
打ち込んだモノを読み返してみると、励ましてくれているよう感じる。
裏を返せば、僕の悩みなんてそんな程度なのかも知れない。
僕はまだ、血を吐くような決意で物事に打ち込んだ事がない。
久し振りに連絡を取ろうとした友人に繋がらない。
最近、新しい仕事を始めた噂を耳にしたが、忙しくしてるのだろうか。
数日後、履歴を見た友人からの電話が鳴った。
「ごめん、オレ、入院してたんや」
唐突な会話にびっくりしながら気遣うと、
「今日退院したんやぁ!」
明るく答えた。
病状を詳しく説明してくれたが、覚えていない。
血を吐いて緊急入院だったと言う事だけが、耳に残っている。
「仕事はどうなん?」
声にした後に、少し後悔した。
もっと気遣うべきだったかなと思った。
「順調かな」
あいつなら、それなりに成功するだろうと思った。
電話を切った後、自分の事を改めて振り返る。
最近、仕事も結構忙しく、用事も多い。
今週も残業があったり会議に出席したり。
火曜日には研修にも参加した。
一日の始まりが何処で、いつ終わったのかワカラナイような生活。
しかし、僕はまだ
“血を吐く”
程の決意で何かに打ち込んだ事がない。
不満を言ったり、誰かに八つ当たりしたりしながら、
ストレスを溜め込まないようにしているが、
自分の決意とはそんなものだったのかと後悔する事の方が多い。
胃が痛むような経験ならある。眠れない夜もある。
しかし血を吐く事はない。
僕の意見は、否定される事がしばしばある。
「それは、違いますよぉ!」
全否定。
其の度に迷う。絶対的自信と経験に裏打ちされた考えが
僕にはないのだろうかと悩む。
部屋の灯を消して、目を閉じると様々な思いが駆け巡る。
将来の事を考えれば不安である。
誰でもそうなんだろうけど、
自分に自信のない僕としては、これでいいのか?これであっているのか?
と、自問自答を繰返す。
最近は文章に残す事にしている。
少しでも思いたった事があれば、パソコンに書き残す。
誰かに語りかけているようにも思うし、
打ち込んだモノを読み返してみると、励ましてくれているよう感じる。
裏を返せば、僕の悩みなんてそんな程度なのかも知れない。
僕はまだ、血を吐くような決意で物事に打ち込んだ事がない。