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的です

2011年03月05日 | 日記・エッセイ・コラム
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毎年書いてるかな?
 
昨日は祭り関連の神事の一つである、
“お当渡し”の祭事が行われました
 
ざっくり説明すると、
神様のお世話をする担当者の引継ぎの式
古式ゆかしき作法にのっとって、
粛々と進められるのが、お当渡し
しかし、ところどころ今風にアレンジされていて、
引継ぎの際の祝詞(?)は、
あらかじめ吹き込まれたカセットテープの再生で
済ませていた
 
まずは赤飯を一口づつ食べ、
お神酒を頂き、そしてオードブルへと
なだれ込む
 
飲むのは日本酒だけ
 
給仕役の人たちが、入れ替わり立ち代り
やってきては、
熱燗を勧めてくれる
酔うほどに飲まされつづける
 
順序が逆になってしまったけど、
オードブルを食ったあとに、いよいよメインイベントの
 
“お当渡し”
 
が行われる
 
こちらも写真に収めたが、
個人情報保護の観点から鑑み、
掲載はこの的にしてみた
 
写真の“的”は、午前中に行われた神事で、
この的の裏に書かれた鬼の字を射抜くという
これまた古式ゆかしき行事だ
 
僕も一昨年、この弓矢をやってみたが、
普段から弓矢を取り扱う経験が
絶対的に不足している現代人にとって、
練習もせずにこれを射抜くなどと言うのは、
まったくもって、難しいモノである
 
しかし
 
毎年、かならず、
お当渡しの場には、矢が刺さったあとが残る的が
仰々しく鎮座しているのである
 
それほど難しいのに、100%の確立で射抜かれる
 
それは、それ
 
その場にいなくても、想像がつきますね
神事ですから
 

 
 


コメント
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