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日々の暮らしのなかで

光陰矢の如し

2015年10月20日 | スポーツ
「岡野って、いまどこのチーム」

親父が話しかけてきた

岡野

この岡野とは?

親父が言ってきた岡野とは、
日本が初めてサッカーW杯に出場したとき、
その歴史的ゴールを決めた”野人”岡野選手のことだった

10年ひと昔はよく言ったものなのか、
親父にはあのシーンが2〜3年前のことのように
脳の襞に刻み込まれているらしい

確かに時の流れは早い

「え!あれってもう5年も前の話やん!」

って事は日常の中では珍しくない

歳をとってからは
1日、一ヶ月、一年があっという間にすぎていく
それに伴って、記憶も曖昧になることは
確かにある

確かにあるが、である

阪神に第33代監督が誕生した
カープからFA移籍でタイガースにやってきた
金本さんだ

和田さんの後を受けて来季からの指揮をとる
監督としては未知数だが、
関西では人気のある人だ

その喜びをラジオでパーソナリティーが喋っている

彼の現役時代の練習態度に話は及び

「タイガースとカープの練習は雲泥の差!」

と、雄叫びをあげた

アシスタント役の女芸人と
使いもにならない日替わりゲストも
追随するように相槌をうち、
さらに話を広げる

「金本さんがタイガースに来て練習の少なさに驚いたらしい!」

とか

「遠征での待遇がタイガースに比べて悪いカープは
 反骨心で、試合に臨んだ!」

とか

とにかく、タイガースは甘やかされている!との趣旨で
金本さんを持ち上げつつ、タイガースを叩く

ずーっと聴いているうちに
ふと疑問が湧いた

はて?カープが強かったのは何年前の話だろうか?