おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

セレブ?

2009年12月11日 | 日記・エッセイ・コラム
リムジンを見た 
 
全長何メートルぐらいだったか?
信号待ちをしていると、急に目の前に
その白長い物体が現れた
 
実際、目の前に現物を見るのは初めてだったので
少々興奮してしまい、また、信号待ちとはいえ
ハンドルを握っているから、写メでも!と
思ったときには、右からやってきたそのリムジンは
右折して、僕の前方へと走りさった
 
(撮ればよかった!)
 
あとの祭り
 
しかし、あんな長い車体、運転も大変だろう
僕の記憶が確かなら、運転席、助手席以外に
窓がなかったような気がする
さすがに後ろには窓と言うか
ガラスがあったと思うが
あの長さでは、後方をミラーで確認することは
不可能に近いだろう
 
真っ白と言うよりは
クリームカラーと言うか
それでも、ピカピカに磨き上げられた車体は
純白と言うイメージが一番似合う
まさに動く貴婦人の如く
静かに余韻を残して去っていった
 
 
と、思ってたら
 
 
150メートルほど先の押しボタン式信号の
交差点で、立ち往生していた
右折しているようだが、どうも一度では
回りきれないらしい
 
珍しいものを見つめる長蛇の列
僕の位置からは少し見えにくかったが
それでもデカイ車体は
雨空の中でも、輝いていた
 
何度か切り返しをしたのち
これまた静かにその姿を消す
後ろからレーシングカーを積んだキャリー車が
切り返すことなく右折した光景をみても
そのリムジンの長さがわかる
 
いや~、いいものを見た
 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネオ・トキオ

2009年12月10日 | 日記・エッセイ・コラム
朝、パソコンに灯を通していると
メロディもなく、フレーズだけが口をついて出た
 
「回路がショート!」
 
(おっ?これ、何かの歌詞か?)
 
普段の会話の中にないフレーズではないが
なかなか出てこないフレーズでもある
思いつくのは、誰かの歌の詞であろうということ
しかし、何の前触れもなく出てきた言葉
ラジオも鳴ってない部屋では
頭の片隅に残っていた言葉だとしか
説明が付かない
 
“探すのをやめたとき・・・”
 
井上陽水の名曲、夢の中への中のフレーズ
これに思い当たる経験をした人は
割と多いと思う
必死に探しているときには
くまなく探したつもりでいたところでも
次の日に、唐突に視界に入ってくるときが
あるはず
 
(ここはあえて、一旦忘れて・・・)
 
思い出すことをやめて
他の事に集中していれば、そのうち
わかるかも知れない
 
ただ、ひとつ不安なのは
考え事や探しものなら、きっかけがあるはずだが
突然出てきた言葉
その記憶を辿るのは不可能な事
 
そんな些細な葛藤をしているうちに
 
「回路がショート」
 
の事はすっかり忘れていた
一心不乱に仕事に没頭した
 
 
 
「輝くデジタル・・・回路が・・・  あっ!」
 
 
まさにそれは不意に
またまた何の前触れもなく
突然、口をついて出てきた
 
昔見た、未来警察ウラシマンの
エンディングテーマのワンフレーズだ
 
あぁ、スッキリしたぁ!
 
 
と、爽快な気分になったのだが
思い返せば、なぜ、この歌の
それも、メロディもなしにフレーズだけが甦ったのか?
 
それは未だに謎のままである
 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二人前の方がよかったか?

2009年12月09日 | 日記・エッセイ・コラム
そうだ!鍋でも食おう!
 
寒い季節
原付を飛ばして帰っていると
暖かい食卓が脳裏に浮かぶ
 
冷えた身体には、湯気が立ち上る鍋か
北海道で食べるクリームシチューと
相場が決まっている
北海道に行くには時間がないので
鍋ってことに辿りついた
 
思えば、今年の最初の方にはよく鍋を作った
作ったって言っても
白菜をザクザク切って、カシワと蒲鉾
あとは、モヤシと餃子とか?
水炊き鍋を作っては、酒をあおったものだった
 
さて、今日はどんな鍋を?と店内をうろついてみたが
思えば今日は仕事が忙しく、昼飯を食ってないことに
気がついた
 
こういう時はやばい
中枢神経が空腹のために麻痺している
金銭感覚も、同時に麻痺するかも知れない
何を見ても旨そうに見える
やばい、やばい、やばい
 
と、何を心配しているのか?と自問自答しながら
かごを片手に歩いていると
いいものが視界に入った
 
一人用の鍋だ
 
アルミ紙で作った鍋に入った“おひとりさま”用の鍋
 
(これ、いいんじゃねぇ?)
 
その昔、うどんをこれで作って
あわや火事になりかけたトラウマを持っているあの鍋だ
 
が、いまどきのご時世にあわせて
手間要らずの一人用
親切この上ないサービス品だ
 
ご購入
 
が、やっぱトラウマとは強烈なもので
そのままコンロにかけるのを少し躊躇
 
ピッカーン!
 
頭いい!
 
そうだ、小さな土鍋があった事を思い出した
で、入れたみた
少し寂しげに映るが仕方が無い

酒の燗も済ませ、土鍋の蓋を開けると
グツグツと煮立った湯気が立ち上る
 
(うんまそう!)
 
と思ったが、湯気がひき
視界がクリアになると、鍋の中身が
少し貧相に見えた
 
次は二つ買おう
 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アクセント

2009年12月08日 | 日記・エッセイ・コラム
午後のひととき、おしゃれにFMが流れる車内で
仕事先へと車を走らせていると
気になるフレーズが聞こえてきた
 
“面白くないですか?”
 
その瞬間、はてさて?と感じた
 
これ、どっちに取れますか?
アクセントもなく、文字だけでは伝えにくいことですけど
これって、ニュアンスと言うか
意味は二通りにも取れる
 
まずはこっちから
 
合コンで盛り上がってる最中
片隅でグラスに手を伸ばすこともなく
黙々とから揚げを食べている僕がいるとする
そこへ、年下の友人が近づきてきて、一言
 
「面白くないですか?」
 
続いてはこれ
 
最近は、ネットで宛先も入力すれば
出来上がった年賀状を投函までしてくれる
サービスがあるらしい
そのサービスに対して、一言
 
「面白くないですか?」
 
わかりますか、この違い
 
まぁ、同じような事を聞いているようで
反対の事を聞いているのかな?とも思う
 
“ない”
 
の部分が意味合いが違うのかな?
前者は、面白くないだろうと問いただし
後者は、面白いですよねと確認している
 
後者は、少しいまどきのアクセントのような
匂いもして、それが正しい使い方なのかと言うこともある
 
「面白いじゃないですか!」
 
に近いニュアンス?
ニュアンスと言うよりは、そんな意味か・・・
 
いや、こういった問題をそもそも文章にして
現すには少し問題があるかも知れない
アクセントを伝えることが出来ないんだから・・・
 
で、どう思います?
 
こんなことに気が引かれるなんて
 
 
 
面白くないですか?

 
 
 

 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悩むほどの事でもない事

2009年12月07日 | 日記・エッセイ・コラム
最近、小さな疑問が浮かんでは消えていく
 
「なぜ、仕分け人の議員さんは、喧嘩腰だったのか?」
 
何故なんだろう?
少ない人数で多くの事業を仕分ける
しかも、その予算、ハンパねぇ~額なもんで
殺気立ってるんだろうと、一応気を回してみるけど・・・
 
大体、政治家なんてものは
選挙の時には半べそかきながら
頭下げといて、当選したとたんにそっくり返るほど
偉くなるもんで
 
だから、こっちも選挙の時には上から目線で
 
「がんばってくださいね!」
 
なんて言ってみたりするが
それでもお釣りが来ないほどの威張りよう
 
長引く不景気の為に
節約が大事なのはわかるが、最近は
車の電気代も気にしてるのか
ウィンカーを点灯させない車が妙に目立つ
 
トンネル内でもヘッドライトはつけないのは主流に
なりつつあるし、夕方の点灯も
まるでチキンレースでもしているように
ギリギリまで点けないのが
最近の流行だ
そして、ウィンカー
 
交差点での無点滅も気にはなるが
何よりも“不親切”なのは、店の駐車場へ右折していく時の
ウィンカーをつけない人
 
ピッピッピッ
 
小刻みなポンピングブレーキで速度を落とす
何事やら?と後ろに止まると
おもむろにハンドルを右に切りながら
最後の仕上げにウィンカーを出す
 
「お見事!」
 
嫌味のひとつでも絶叫したくなる瞬間だ
 
あまりにも自分中心と言いましょうか、とにかく
あまりにも周りを見ていないドライバーが多いな!と
嘆く今日この頃
 
どうしてテレビはつまらないんだろう?
 
って、これは判らないでもない
思えば、すべての年代をターゲットにしている
番組が少ないのは、昔から同じだと思う
 
「これ、どこが面白いねん!」
 
毎週楽しみにしていた番組をオカンにボロクソ
言われたもんだ
子供にはわかっても、大人には理解でない事
それがテレビだといえなくもない
そしてもうひとつ付け加えると、歳を重ねると
また、理解できるようになって来るらしい
 
孫とおばあさんが、同じ番組を見ていられるのは
そういうこと
 
“見るだけでわかる”
 
ってのが、テレビを楽しむ条件のひとつなら
若いのと老いたのは、同じ感性なのかも?
と、最近、親父を見ていてそう思う
 
テレビで思い出したが
あれだけ楽しみにしていたケーブルテレビデビューだったが
映ってなかった
正確には映っていたが
 
「ほら、いま!」
 
の、レベル
録画したものをスロー再生させて確認できるレベル
 
録画しといてよかったと思う
 
そんなレベルだった
 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする