ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロツアー。小雨の中向かったのは、滋賀県大津市。狛ウサギの「三尾神社」、名園と大津絵の「圓満院」へ。

2025-03-19 | 寺社仏閣
「ここのウサギさん、可愛いね~」とミモロがすり寄るのは、卯年の守り神と崇敬される「三尾神社」。


東京からのお友達を案内しているミモロ…しだれ梅の「城南宮」、千本鳥居の「伏見稲荷大社」を訪れた次の日に向かったのは、滋賀県大津市です。「え~滋賀県に行くの?」というお友達に、「京都から京阪京津線で、三条京阪駅から30分かからないの…。京都は、観光客で混雑してるから、大津の方が、静かでゆっくり見学できるよ」と。「え~結構近いんだ~滋賀県って…」と。「わ~大津絵、見られるの?私大好きなの~」というお友達。「それなら、「圓満院」に行こうね」と。

三条京阪駅で待ち合わせして、電車で「びわこ浜大津駅」に向い、そこでタイミングよく同じホームに到着した「京阪石山坂本線」に乗りかえて「三井寺駅」へ。そこから、琵琶湖疏水沿いを歩きます。そして途中立ち寄ったのが、狛ウサギがいる「三尾神社」です。

ここでも、まずは重要文化財の本殿に参拝。この本殿は、応永33年(1426)に再建されたもの。

「三尾神社」は、貞観元年(859)に「園城寺(三井寺)」の鎮守社として創建。神社の名は、赤尾、白尾、黒尾の三尾明神が、近くの長等山に降臨されたことから…。そのご降臨の日が、卯の年、卯の月、卯の日、卯の刻、卯の方向だったことから、ウサギを神の使いとして、境内および建物など、あちこちに見られます。ミモロが抱っこしたウサギもそのひとつ。尚、ご祭神は、縁結びや子授けなどのご神徳の伊弉諾尊(イザナギノミコト)です。

参拝の後は、記念撮影…「ミモロちゃんとウサギの組み合わせ可愛い!」と。


「なんか寒いね~急ごう~」と、まだ桜の蕾も硬い道を傘をさしながら、進みます。

「ここ…」と案内したのは、「圓満院」です。

ミモロは、すでに何度も訪れています。

お寺の資料によると…平安時代の寛和3年(987)に村上天皇の第三皇子である悟円親王により創建された天台宗の門跡寺院。開基当時は、三井三門跡のひとつで、「平等院」と呼ばれていたそう。
ちなみに、全国に、現在ある門跡寺院は、17寺で、その内、11寺が天台宗、5寺が真言宗、1寺が浄土宗です。

「ここに、大津絵美術館があるの~。でも、まずお庭や建物を拝見しようね~」と。
馴れた足取りで、建物の中を進みます。

宸殿前に広がる庭は、名勝史跡指定の「三井の名庭」(みいのめいてい)。室町時代の相阿弥の作と伝えられます。
「春は、桜がすごくキレイなの…4月になったら、また来たいなぁ~」とミモロ。

その桜をイメージしながら、庭をしばし眺めます。

「すごく静かでいいわね~」と、他に人の気配のない時を過ごします。そう、この時、お寺の参拝者は、ミモロ達だけ。観光客がいっぱいの京都とは異なる景色に、旅を実感する東京からのお友達。

ミモロ達がいる宸殿は、江戸時代、徳川秀忠の息女和子さまが、後水尾天皇に入内した時に建てられ、後に京都御所から譲りうけた建物です。

奥には、後水尾天皇をお座りなった玉座が…

「すごいね~立派!」と感激する二人。「そう、天皇がお座りなる場所だもの…」とミモロ。

さて、ここ「圓満院」では、写経、写仏、投扇興、茶道、坐禅などの日本文化の体験プランがあり、事前予約で体験できます。

お庭を臨む座敷で楽しめる投扇興…

心静かな時を過ごす坐禅も…

「今度、ぜひやってみたい…」との声も…。「うん、また今度ね~」とミモロ。

「ここのお水は、三井の名水っていうんだよ~」

天智天皇、天武天皇、持統天皇が産湯をつかったとされる湧き水があり、長寿が叶う開運の湧き水とも言われています。ペットボトルを持参すると、無料で頂けます。

「本当に、いい時間が過ごせる場所ね~」と、しみじみと…。

「さぁ、そろそろ大津絵美術館に行こう…こっちだよ~」と、併設された美術館へと向かいました。

*「圓満院」の詳しい情報はホームページから



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ミモロツアー「京都の名所をネコ歩き」。夕方からは、千本鳥居の「伏見稲荷大社」へ。

2025-03-18 | 寺社仏閣
「やっぱり、折角だから「伏見稲荷大社」にも行こう!」と、東京からのお友達を案内するミモロ。


しだれ梅が美しい「城南宮」を歩いたミモロたち。さすがに足に疲れが…「そうだよね~朝、東京から来たんだもんね~」
東京と言っても、一人は国立市、そしてもう一人は山梨の甲府から。東京駅で待ち合わせして京都駅に到着したのは、12時過ぎ。
ミモロと会って、まずは、昼ごはんを食べてから、しだれ梅の「城南宮」へ行きました。この時点で、16時近くに…。
「もう、ここからは、拝観できる場所が限られる…」と、ミモロ。

ともかく座って休憩して、それからエネルギーがあれば、「伏見稲荷大社」へ。もうダメ~というなら、河原町三条のホテルに戻ることに。そこで、再び近鉄に乗って、丹波橋駅のカフェへ。「ここなら、どっちの選択できる~」と考えたミモロです。

コーヒーとケーキを食べて、パワーアップ。ゆっくり休憩したので、16時を過ぎる時刻に。
「なんか元気になったから、伏見稲荷大社に行く!せめて、千本鳥居だけでも見たい!」と言い出したお友達。
そこで、京阪電車に乗って「伏見稲荷駅」へ。


ミモロが、「伏見稲荷大社」を案内しようと思ったのは、そこなら夜でも参拝が可能だからです。
そう、毎年、夏には、ロウソクを持って山に参拝する万灯会で、夜の参道は何度も歩いているミモロ。
「あんまり歩かなくていいからね~」と、熟女世代のお友達。「夜のお稲荷さんって、怖くない?」とも。
「全然平気だよ~ちゃんと明かりも灯ってるもの…それにそんなに暗くなるまでいないもん!」とキッパリ答えるミモロです。

すでに夕暮れが迫り始めた「伏見稲荷大社」に到着。

「わ~真っ赤だ~」と感激。「え?そこに感激するの???」と頭をかしげるミモロ。

「きゃ~大きなキツネがいる~!」とここでも…。

「え?だってお稲荷さんだもの、キツネが神様のお遣いだよ~ここは、全国の稲荷社の本店みたいなところだから、キツネも大きいし、すごくたくさんいるよ~」と説明。

ともかく、何はさておき、本殿に参拝。


「さぁ、ちょっと歩くよ~」とミモロ。「結構遠いの?千本鳥居…」と不安そうなお友達。

「大したことない…割と近い場所にあるから…」と、歩きはじめるミモロです。

キョロキョロしながらミモロの後に続く二人…「はい!ここで~す!」と観光客が必ず訪れる大人気スポットに到着です。


「キャ~これこれ!ここの写真撮影したかったの~」と、ミモロを越して、スマホ片手に鳥居の中へと進みます。

さすが夕方ともなると、観光客の数はグッと減少。「昼間なら、人でいっぱいになって、通るのも大変なんだけど…この時間でかえって良かった~」と思うミモロです。

さて、ここからが大変…「真っすぐ今来た道を帰るのつまんないから、少し山を歩こう~」とミモロ。
よく訳が分からないお友達は、ミモロの後を追うしかありません。
実は、この時、ミモロの頭には、カエルが大好きというお友達に狛カエルを見せてあげたいと思ったのです。
そのために、山を少し登らなくてはなりません。でも…「稲荷山には、いろいろな社があって、それを巡るのが面白いいんだ~」と言いながら、ドンドン歩きます。

山の参道沿いに点在する社に興味を抱いたお友達…足の疲れも忘れたように歩きます…。

「ここ縁結びの玉姫大神の社…」

「ここは、豊川大神さまの社…」


「ホント、すごい!たくさん社があって、たくさんキツネがいる~」とキョロキョロしながら、ミモロに続き、
時々、気になる社に参拝も…


実は、この時点で、稲荷山の峰のひとつを越えています。下りの道になり、足取りも軽くなったよう…
やがて、いろいろな縁を結ぶ「口入稲荷本宮」に到着。
 
「結構、歩かせちゃったかも…」と思うミモロですが、ここまで来たら、山を下りきって、再び伏見稲荷大社の大鳥居に行くしかありません。

「ねぇ~ここに参拝しようね~」とミモロが案内したのは、「末廣大神」の神社です。
「キャ~カエルだ~!すごい!」と大興奮のお友達。

そう、ここに案内したかったミモロは、ニッコリ。「こんなの見たことない!」と境内をアチコチ歩き回るお友達。一機に疲れが飛んだよう…。「ここは、末広の社だから、いろいろな発展や無事に過ごせるご利益があるんだって~」と説明。
大きな狛カエルの背中には、小さなカエルものっています。

「あ、可愛い~親子のカエルだ~」とお友達。その言葉に「え?違うよ、親子じゃないよ。だってカエルの子供はオタマジャクシでしょ!」と冷静なミモロに、「あ、そうだった~」と思わず笑いがこぼれます。

実は、このエリアは、「伏見稲荷大社」とは、別の神社が集まっている場所。そこを通り、再び大社へと戻ります。
「あれ?なんかいい香りがする~クンクン」と鼻を鳴らすミモロ。そう、辺りには梅の林が…


「ごめんね~ついたくさん歩いちゃった~」とミモロ。「大丈夫…すごく楽しかった~ミモロちゃんと一緒じゃなきゃ、行けない場所だったもの…」とお友達。京都には、もちろん以前も来たことはあるのですが、ほとんどどこに行ったか記憶にない…と。「伏見稲荷大社」は、初めてだったそう。


いろいろ案内したくて、つい歩く距離が長くなってしまいました。
「ミモロちゃん、元気ね~」と。「うん、毎日のように歩き回っているから…」と答えます。正直、どこを歩いて来たのか、はっきりとそのルートを説明できないミモロ…「だって、大体こっちだって感じたから…」とまさにネコの勘の歩き方がここでも…。

「あ、お月様~」本殿そばに戻ったころには、月もかかる時刻になっていました。


ミモロたちは、京阪電車に乗って、三条京阪駅へ。
「じゃ、また明日ね~」と、二人と別れお家へ戻ります。さて、明日は、どこへ???

*「伏見稲荷大社」の詳しい情報はホームページで

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急がなくちゃ!「京の冬の旅」3月18日まで。初公開の「建仁寺」の塔頭「西来院」へ。

2025-03-10 | 寺社仏閣
「うわ~すごい!迫力ある~でも、なんか優しさも感じる~白龍だね~」と、ミモロ。

この天井画があるのは、京都、祇園の「建仁寺」の塔頭「西来院」です。

いよいよ残す期間も短くなった「京の冬の旅」。3月18日まで開催の非公開文化財の特別公開です。


この日、ミモロは、小雨の中、祇園の「建仁寺」へ。何度も、訪れているお寺ですが、「西来院」は、初めて…。


ここは、鎌倉時代中期に、中国の禅僧 蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が、創建。庭園や天井画など見どころもいろいろ。
受付を済ませ、奥に進むと、近年、全面改修した「九華青蓮(きゅうかしょうれん)」という名のお庭が広がっています。

お庭を拝見するベストポイントには、椅子も…。そこからしばし庭園を眺めるひとときを…。

また、そのそばには、菓子の老舗「とらや」が寄進した獅子をモチーフにした金色の屏風が、訪れる人を迎えます。

「獅子って虎のこと?」と。ライオンではないと思うけど…動きがある獅子に対面…。

さらに進み本堂前の枯山水庭園「峨眉乗雲(がびじょううん)」という巨石を配したお庭を拝見。

その石は、蘭渓道隆禅師が修行した中国の峨眉山の石だそう。

そしていよいよ本堂へ。

正面にお姿を拝むのは、「蘭渓道隆禅師坐像」で、江戸時代の仏師、康乗(こうじょう)作。像の内部には、木製の蘭渓道隆禅師の頭部が納められていると、解説が…

「すごくリアルな頭部だね~」と、ちょっと怯むミモロです。

広い本堂には、初公開された大きな「涅槃図」が置かれています。

これは、画家、木村英輝氏と俳人、黛まどか氏の合作。「京の冬の旅」に合わせて奉納された作品です。

本堂の中でゆっくり過ごしていたミモロ…「う!何やら視線を感じる~」と。

足を止めて、静かにゆっくり上に視線を移すと…「わ~大きな龍が睨んでる~」と一瞬ビックリ。

本堂の天井一面に、大きな2頭の龍が、ミモロを見つめていたのです。


この「白龍図」の天井画は、中国のビジュアルアーティストの陳漫(チェン マン)氏の作。

「え~この素敵な女性が描いたの~」とビックリ。そのパワーあふれる白龍の姿は、見る者を魅了します。

本堂には、他にもいろいろなアート作品が展示され、心豊かになる時間がそこに…。
 

奥には、お抹茶を頂ける場所も用意されています。
 

「どうぞ、どこでも撮影してください~」とおっしゃる係の方。なかなか撮影ができない場合が多い「京の冬の旅」で、ありがたいこと。

御朱印の他に、本尊の地蔵菩薩をイメージした像も授与されます。
 

「天気良くなかったからかな?」と、まだ肌寒さを感じる祇園には、観光客も姿も少な目。

「ゆっくり拝見できてよかった~」と思いながら、久しぶりに訪れた祇園の町を歩きます。

*「西来院」の詳しい情報はホームページから

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「京の冬の旅」文化財特別公開で訪れた「地蔵院(椿寺)」。大きな螺髪の阿弥陀さまと十一面観音菩薩を参拝。

2025-02-08 | 寺社仏閣
「ここ、京の冬の旅の初公開なんだって~」と、ミモロが訪れたのは、「地蔵院」通称「椿寺」です。


嵐電の「北野白梅町駅」の近くにある「知恩院」の末寺で、浄土宗のお寺です。
 
「五色八重散椿」と「天野屋利兵衛の墓」があることでも知られます。

さっそく中へ進みます。


受付に行くと…「ミモロちゃん~お久しぶりです~」と係の方。

3年ほど前にやはり「京の冬の旅」で「龍安寺」でお目にかかったことがあるそう。ミモロのことを覚えていてくださいました。
「ミモロちゃん、変わらないですね~」「はい、永遠の子ネコなんで~」と笑顔で答えるミモロです。

まずは、本堂ではなく、境内の南に位置する「地蔵堂」へ


神亀3年(726)に行基が聖武天皇の勅願によって、自ら彫ったと伝えられる地蔵菩薩像を本尊として摂津国に建立したのが、このお寺のルーツ。平安時代に、衣笠山の南に移転したものの、その後の戦いに巻き込まれ、焼失。足利義満の時代になり、金閣造営の余材で、仮堂を建て、焼失を免れた本尊を祀ります。それからさらに時を経て、天正年間に現在の場所へ。

かつての本尊の地蔵菩薩は、現在、本堂ではなく、ここ「地蔵堂」に祀られています。

身の丈は6尺。約180センチで、乾漆の立像で、俗に鍬形地蔵とも言われ、以前は、お顔に鍬の切り傷があったとか。安産守護の霊験あらたかなお地蔵さま。

そのそばにあるのが、本堂から続く「観音堂」で、ここには通常秘仏である、平安時代の円仁作と伝えられる木製の「十一面観音菩薩」がいらっしゃいます。


そのお堂の前には、「びんずるさん」の像があり、体調の悪い部分を摩ると、改善されると…。

ミモロは、「たくさん食べても、お腹をこわしませんように…」とお腹を摩りました。

さぁ、本堂に行きましょう。

ここは、撮影不可なので、お話だけで…

創建当初は、八宗兼学という奈良時代から平安時代に盛んであった南都六宗と密教系二宗(天台宗・真言宗)という幅広い宗派だったのですが、江戸時代になり、「知恩院」の末寺となり浄土宗に。本尊も「五劫思惟阿弥陀如来」に。頭部に大きな螺髪を持つ髪形とふっくらとしたお顔立ちが特徴。
「なんか可愛い感じ…」と親しみを覚えるミモロです。

このご本尊は、唐から渡っていらした像で、善導大師作とのこと。

また、本堂には、天野屋利兵衛の像も。「大阪の豪商で、赤穂浪士を支援した人だよね~」とミモロ。今回、愛用のそろばんも展示されています。

「すごく説明わかりやすいね~」と真剣に聞き入るミモロ。ここで案内をしてくれるのは、「京都学生ガイド協会」のみなさん。

いろいろな研修を経て、ガイドとしての経験を積んでゆきます。京都の四年制大学の学生さんで、「京の冬の旅」の公開寺院を担当するほか、修学旅行のガイドなども担っています。「とてもよくわかりました~」と、お寺を訪れた方々の感想も多数。

その歴史は、なんと昭和37年から。学生のみで運営する団体で、バスガイドができるのは、ここだけだとか。
いろいろな大学の方がメンバーで、その交流も楽しそう。また、史跡の多い京都ならではのお仕事です。

ミモロの時は、京大のお兄さんが担当。「ちゃんと全部暗記してる~スラスラ語る口調もいい感じだね~」とミモロ。イケメンに弱いんだから…もう…。

もちろん他の方々もとても感じのいい、優秀なガイドさんでした。

本堂をあとにしたミモロは、墓地へ。

そこには、晩年、ここで剃髪して義士の冥福を祈ったという天野屋利兵衛の墓があるのです。

「立派なお墓~」

「天野屋利兵衛は、男でござる~」と言いながら参拝。赤穂浪士の吉良邸への討ち入りができたのは、彼の支援があったからこそ。
今回は「京の冬の旅」でその木像が公開されていますが、通常は、12月14日の赤穂浪士討ち入りの日のみ公開されます。

「もっと春になったら、また来よう~」とミモロが眺めるのは、境内の椿の木。

さぞやキレイなことでしょう。さらに桜もあり、併せて見ることもできるそう。

「残念…もう「京の冬の旅」は終わってるね~」

「あ、雪~」

ミモロがお寺を出た時から、雪がちらつき始めました。春までは、もう少し…。

*「京の冬の旅」は、3月18日まで。各所10:00~16:00が受付時間。拝観料は、各800円。
「地蔵院」京都市北区大将軍川端町2


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日本最古の縁結びの神社「幸神社」から、「京都御苑」を経て、「梨木神社」へ初詣

2025-01-07 | 寺社仏閣
京都市内の神社には、連日、大勢の初詣の参拝者が訪れています。元旦、ミモロが向かったのは…

「京都御苑」の北東、出町柳の「桝形商店街」からほど近い場所にある「幸神社」です。

「名前からして幸せがいっぱい頂けそうな神社だよね~」というミモロですが、「さちじんじゃ」ではなく、「さいのかみのやしろ」と呼びます。

ご祭神は、猿田彦大神と天鈿女命(あめのうずめのみこと)の夫婦の神様で、日本最古の縁結びの神様と言われているのです。

「いいご縁に恵まれますように~」と祈るミモロ。

え?お婿さん探してるの?「ううん~それだけじゃなくて~いろいろないいご縁に恵まれるんだよ~」と。

境内の奥の北東の位置には、「石神さん」と呼ばれる石が祀られています。なんでも平安時代からここに祀られているのだとか。

ミモロは、そこにも参拝。「凄く縁結びのパワーあるんだって~。でも触ると祟りがあるそうだよ」と。

さて、ここで見逃せないのは、本殿の北東の天井の下にいる「猿」。

有名な彫刻士、左甚五郎作といわれる猿で、御幣を担いだ姿です。「この猿、どこかで見たことあるかも…」とミモロ。
確かに、似たような姿の猿は、どこかに祀られているのですが、思い出させません。「その内、思い出せるかも…」と。

北東は、鬼門と言われ、邪気を防ぐ大切な場所。この神社は、そもそも「京都御所」を守るために、平安時代に鬼門(北東)に創建されたのです。
さらにこの場所は、都に入る出雲路の道祖神信仰とも習合し崇められています。

社務所には、猿のおみくじも…


境内には、この神社を知る地元の人の姿が…。

「静かな場所で、ゆっくり参拝できたね~」とミモロ。神社規模は小さいけれど、そのパワーは、とても大きなもの。
縁結びを求める方は、ぜひ参拝を…。

*「幸神社」京都市上京区寺町通今出川上ル西入ル幸神町303

「京都御苑まで歩こう~」と言い出したミモロ。実は、この神社の前の道は、そのまま「京都御苑」の北東角に至ります。
「すごく空いてる~人がいない…」と、元旦は、観光客も他に行っているのでしょう。


ミモロが行ったのは、北東角の塀が一部へこんでいる場所。

ここは、「猿が辻」と呼ばれる鬼門で、そこを封じるために、築地塀の一部を削った形にしています。
「お猿いないね~」と、屋根の下を見上げますが、ここには猿の像はありません。

そこからミモロは東方向に進みます。
訪れたのは「梨木神社」です。

秋の萩の花で有名な神社で、すでに何度も訪れているので、詳しいことはホームページからからどうぞ…

三條實萬公と實美公をご祭神に、明治18年に創建された神社で、京都では新しい神社です。

本殿に進み参拝。
 

ともかく神社仏閣に参内した時は、まずは、参拝から…授与品などを求めるのは、それからです。

ミモロが参拝していると、「カ~ン、コ~ン」という軽い音が響きます。
「あ、羽根つきだ~」そう、境内では、羽根つきができるように、羽子板と羽が用意されて、自由に楽しむことができます。

「やりた~い!」というミモロですが…。

お友達といっしょの時にね~ミモロと二人では、無理なので…。

境内には、「染井」という京都三名水の一つがあり、その水を使ったコーヒーが頂けるカフェも一角に…。
 

「あ、へびさんの土鈴だ~」


「どこの神社にもヘビさんいるね~」神仏習合の時代が長い日本ですから、お寺にも干支の授与品が…。
いずれも愛らしい表情…「日本人って、愛らしいものが好きだよね~」と。だからこそミモロも可愛がってもらえるのでは…。

大きな規模の神社だけでなく、初詣で訪れたい神社がいっぱいの京都です。

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[ミモロの京都暮らしカレンダー2025」可愛いミモロをおそばに…

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