久しぶりに東京に戻ったミモロ。お散歩は、東京の中心部、皇居周辺へ。
お濠沿いを歩いていた時、何かの作業に出会いました。
「なんだろ?」と近づくミモロです。
「あれ、誰か潜ってる…魚とり?それとも落し物探し?」
「潜水作業中」という表示が見えます。
ミモロは、近くの交番へ。「あのー何してるんですか?」
「あ、たぶん石垣の修理作業の一部だと思いますよ」と、お巡りさん。
「石垣の修理と、潜水とどういう関係があるのかな?」依然疑問が残ります。
「だれか教えてくれないかなぁー」そう思いながら、皇居を後にするミモロです。
皇居沿いには、ホテルも多く、「あ、ここはペニンシュラホテルだー。ここのアフタヌーンティーって有名だよねー。」
香港屈指のホテルの日本進出は、随分話題になりました。
上層部のレストランからは皇居の緑がよく見えますよ。
「東京って、真ん中が緑なんだねー」もし皇居がなかったら、きと東京は、もっとゴチャゴチャの町になっていたかも…。千代田区のほとんどは、皇居です。「千代田区の感じ、なんか滋賀県に似てるんだよね、琵琶湖が真ん中で、そのまわりにあるでしょ…」まぁ、確かに似てないことはないかも…。ちょっと変わった見方ですが…。
晴海通を歩き始めたミモロ。「あ、お魚がいるー」
ソニービルの前は、今水族館のよう。沖縄から届いた魚たちが、暑い東京に涼をもらたしているよう。
「沖縄に行きたくなるねぇー」そうこれは、沖縄の観光イベントのひとつ。
「海っていいなぁー」京都暮らしでちょっと寂しいのは海が近くにないこと。東京生まれのミモロは、ときどき青い海や富士山が、今も恋しくなるんです。
「そうだ!東京に来たら、お寿司食べなきゃ…」と、魚を見たミモロは、急にお寿司が食べたくなったよう…。
もちろん京都にだって美味しいお寿司屋さんはありますが、その数は、東京よりかなり少なめ。東京は、たぶん日本一寿司屋さんが多い町です。回転寿司から、「銀座 久兵衛」のような高級店まで、お寿司といっても、その幅の広さはかなりのもの。
ミモロが、寄ったのは、銀座7丁目の「博品館」にある「築地 寿司清」。手軽な値段で美味しいお寿司が食べられるお店です。実は、この寿司屋さんも京都に2店舗あるんです。そのネタは、ほとんどが築地から届くもの。
「でもね、やっぱり馴染みの店長さんに握ってもらうのがいいんだもの…」ここの酒井店長は、以前からの顔なじみ。
「おや?ミモロちゃん久しぶりーどうしてたの?ちっとも来ないから…」と酒井さん。
「あのねーミモロ、今京都に住んでるの…言ってなかったけー。ごめんねぇー。京都に戻る前に、お寿司食べたくなったの…あのーさっそく握ってくれるー」そういいながら、ミモロはおしぼりで手を拭きはじめました。
「何にする?」「じゃ、赤貝お願いします」「はいよー」と、さっそくミモロの前に赤貝が。
「ウー美味しそう…いただきまーす」
ひとくちでパクリ…。寿司って、同じネタでも、なぜか握る人によって、微妙に味が違う気がします。シャリの大きさ、ネタの切り方など、微妙…。ミモロは、酒井さんのお寿司がお気に入り。
「次は…どれにしようかな?」
「あのとなりの人が食べてるの美味しそう…」と、隣りをチラリ…
鮭といくらを裏巻にしえトビコをまわりにつけた巻き寿司。外国の人に人気の品です。
「食べてみる?」「はい、お願いしまーす」久しぶりに食べた酒井さんの握りと楽しいおしゃべり。やはり馴染みのお寿司屋さんは、いいものです。
「京都は、美味しいものがたくさんあるけど…東京もいいねぇ」と、大好物のお寿司を食べて思うミモロです。
新幹線に乗る前に、日本橋に住むお友達のマンションへ。目の前は、隅田川です。人気のウォターフロントです。
「あ、船がいっぱい・・・」ベランダからは、隅田川を行き交う船が眺められます。東京湾にも近いので、どこか潮の香りも。広々とした景色は、開放感も満点。川を渡る風も爽やかに。
「ここから、スカイツリーみえないの?」残念ながら、川のそばに行かないと見えないそう。いつもは、鴨川を眺めるミモロ。「やっぱり鴨川より大きいー。でも山が見えないねー」と、覗きこむミモロ。落ちないように気を付けて…。
そう鴨川からは、山が見えます。京都人は、山が見えないと落ち着かないといいます。
「風情は、やはり鴨川だね」と、ちょっと京都が恋しくなったミモロです。
夕方、ミモロは、東京駅から京都に戻る新幹線に。
「東京って、京都とは違うパワーがあるねー。どっちも楽しい…また、来なくちゃー」と、東京のビルを眺めながら、京都へと向かいます。
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