ブログを見たらクリックしてね
さて、奈良の率川神社の夏のお祭りである「ゆりまつり」。
大神神社からの笹ユリで飾られた輿が、奈良の町を巡行します。
神社を出発し、JR奈良駅、近鉄奈良駅など、約1時間半ほどの巡行です。
行列は、笹ユリの輿を中心に、かわいいお稚児さんや、古式豊かな装束の女性たちなどが続く、
華やかなもの。
輿を引くのは、ユリの絵が描かれた赤い傘を背負った子供たち。
また、可愛らしい女の子のお稚児さんも歩きます。
「あ、外国の方がいるよ」ミモロの目の前を、奈良時代のような装束のきれいな女性が。
「奈良は、昔、外国人も多かったから、きっとこんな感じの人もいたかも・・・・」
渡来人の多い国際都市の奈良。もしかしたら、そうだったかも・・・。とミモロの妙な納得に、
思わずこちらも頷いてしまいます。
行列が出発した境内をアチコチ歩いてたミモロ。また行列を見失った様子。
「どこかで待ち伏せしなきゃ・・・」。あのー待ち伏せじゃなくて、行列のお出迎えでしょ!
「あ、この建物、レトロな感じでステキ!」道の途中で見つけた銀行の建物に、足を止めるミモロです。
寄り道の多いミモロが、ようやく町の中心部にあるアーケードに到着。
「ちょうどよかったみたい・・・」
行列が、アーケードの中を進んで来ます。
「あまり観光客がいないね・・・。奈良の町のお祭りは、冬の方が有名なんだね」
さすがの暑さに子供たちも疲れ気味。
もうすこしだから、頑張って!
地元に密着した夏のお祭り。いよいよ本格的な夏の到来です。
旅のポイント:夏の奈良は、はっきり言って、暑いです。京都も暑いのですが、京都は、川床やはも料理など、
涼しくしようという工夫が、随所に見られます。奈良の方には、失礼かもしれませんが、平城京の門のライトアップなどは、ありますが、夏の観光の工夫はもうひとつ。観光名所も奈良の県内に点在し、真夏にそこをめぐるのは、かなり大変という事情もあります。以前、真夏に山の辺の道の取材に言って、熱中症になりかけました。草が、両脇に高く茂り、その中を通る道は、ムシムシの状態。また石舞台も、目玉焼きができるのではと思うほどの熱さ(暑さ)でした。
でも、夏の奈良にも、もちろん良さはあり、それは、仏像などを、ゆっくり見られ、静かな時間を過ごせること。
観光客が少ないので、本当に、のんびりと仏像と会話できます(ただし、蚊が多いので、虫除けを持参して)。
京都、奈良のいずれも、寺社の一般参拝は、早朝がベスト。夏の時期だけでも、入場できる時間を少し早めてくださると、嬉しいんですが、きっと日常のおつとめがあるので、無理なのかも・・・。残念です。
「暑ーい!もうだめ、何か冷たいものでも食べよう・・・」
汗びっしょりのミモロは、アーケードの中のかき氷のお店に直行です。