「いろんな作品が展示されてる~」と、久しぶりに訪れた美術展。
9月4日まで、京都岡崎で、「第11回SYOサロン展」というアート展が開催されています。
知り合いのアーティストさんも参加している作品展で、ミモロもお散歩を兼ねて出かけました。
「京都市美術館別館」2階の展示室に行くと…「あ、もしかしてミモロちゃん!会いたかったんですよ」と満面の笑顔で迎えてくださったのは、このサロン展を企画なさっている山村さん。
以前から、ミモロのブログをよく見てくださっているそう…「キャー実物かわいい!」と熱烈歓迎。
「あの~ところでこのサロン展ってどういうテーマで、どういう人たちの作品なんですか?」と尋ねるミモロ。
これは10年前に、主催者の山村祥さんが立ち上げたデッサン会のメンバーによる作品展からスタート。回を重ねるごとに、写真家、陶芸家、現代アート作家や書家などいろいろなジャンルの人たちが参加。会場も「京都市美術館別館」で毎年行われるようになりました。
山村さんとお付き合いのある幅広い分野の協賛および後援には、文化庁、京都府、京都市、京都新聞、KBS京都などが名を連ねます。そして出品作品の中から、京都市長賞、京都新聞賞、KBS京都賞などが授与されるのも、この作品展の特徴だそう。
出品する作家たちは、受賞を目指し腕を磨き、その作品の質の向上もはかられていろそうです。
会場には、さまざまな力作が…
「あの~人物がテーマって聞いたけど、人物だけじゃない気がするんですけど…」とミモロ。
「はい、表現者にとっての人物なので、その表現はいろいろ…ですね」と山村さん。
会場の作品を見て回るミモロ…
「あ、川瀬みゆきさんの篆刻と書がある~」と、以前、篆刻のワークショップに参加したことがあるミモロです。
平家物語をテーマにした作品です。
「これなんか不思議な作品…」とミモロが立ち止まったのは、陶芸作家の佐久間窈さんの「支え合う」という作品。
「キャーなんかかわいい子…なんていうお名前?」と聞かれ「あの~ミモロです。ネコです」とクマと言われる前に…一言。
さまざまなオブジェだけでなく、器なども製作なさるそう。
「これも迫力あるね~」とミモロ。それは漆芸作家の耕地拓海さんの作品。
漆の世界に魅了され、さまざまな作品を制作。東南アジア諸国なども漆芸の作品や技術を求め、歩かれたそう。常に、新たな、自分ならでは表現を求めていらっしゃいます。
「あ、壁面の作品…もしかして蜘蛛の糸がテーマ…?」とミモロ。「はい、僕は、地獄の人たちの生きようとする姿に惹かれているんです」と。そこには、1本の細い糸に手を伸ばし、現状から脱しようとする人たちのパワーが感じられます。
「こんにちは~」とミモロが挨拶するのは、山田千晶さんの彫刻のひつじ。
「なに考えてるの?」と羊に尋ねるミモロでした。
「あ、鉄道の写真もある…。鉄道ファンの作品かな?」と近づいて拝見。
「あれ~これ、前原誠司さんの作品なんだ~」とビックリ。
日本の田園風景の中を力強く走るSLの姿。撮り鉄の腕前にも驚きます。
今回の出展者は40名。「どの作品も作る人の思いがいっぱい…そのパワーってすごいね~」と
コロナ禍であっても、ひたすら作品づくりに情熱を傾けたアーティストたちに、「見習わないと…」と思うミモロでした。
「見に来てくださってありがとう…」「楽しかったです~ありがとうございました」と手を振って山村さんたちとお別れ。
会場の外は、青空…また夏の暑さが戻ってきたよう…ミモロはトコトコと岡崎公園のお散歩を続けました。
*「第11回SYOサロン展」9月4日まで、10:00~18:00(最終日17:00まで)京都市美術館別館2階 入場無料。9月2日(金)14:00~/16:00~ ピアノノチェロによるプロムナードコンサートが行われます。
「また、行っちゃおうかな~」と思うミモロでした。
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