ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

絶景!紅色に染まる庭、京都「仙洞御所」。四季の移り変わりを感じるミモロ

2011-11-30 | 京都
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「わーすごすぎる!」と、ただただ美しさに見惚れるミモロ。


京都「仙洞御所」の紅葉は、そのスケールといい、

楓の木の大きさ、枝振りの趣、鮮やかな発色の見事さ。

そして池を鏡のように映し出す姿、

そして巧妙な築山の配置など、
すべてが、ほかの場所では見られない、品格とダイナミックさを備えた紅葉の景色です。

ミモロの姿も赤く染まってしまいそうな紅葉です。

「仙洞御所」は、建物ではなく、回遊式のお庭を拝見するところ。
度重なる火災で焼失した御所の建物は、再建されず、現在、広大の敷地の中には、2つの茶室が残るのみになっています。

そのひとつ、「醒花亭(せいかてい)」は、南の池を望む絶好の場所に。
廂(ひさし)が突き出た玄関、腰高障子が入った茶亭は、しっとりとした趣が漂います。

「あの縁側で、ブータン国王ご夫妻が、庭を鑑賞なさったんだよね。」とミモロ。
ここの素晴らしい眺めに、きっと喜ばれたに違いありません。


広いお庭を、トコトコあるくミモロ。見学者が、紅葉の枝を見上げる中、小さなミモロは、足元のみずみずしく茂る緑の苔と、その上に散る赤の落ち葉のコントラストの美しさに目を奪われているよう。と、突然…

「あ、落ち葉の上に。セミの抜け殻が乗ってるー珍しいねぇ」と。
夏に、蝉になって飛び立った名残りの抜け殻です。きっと葉っぱにしがみついていたのでしょう、緑の葉が、紅色に変わっても、そのままに。秋になり、葉と一緒に苔の上に舞い落ちたよう。


楓の紅葉だけでなく、黄金色の銀杏も見事です。
すくっと立つ銀杏には、まるで、そこだけスポットライトが当たっているように、ひときわ輝いて見えます。

近づくと、地面には、小さな銀杏の葉っぱが、苔の上に模様のように散っています。

「さすが、御所…落ち葉の散り具合にも趣があるねー。それに楓にしても、銀杏にしても、葉っぱの大きさが小さくて、風情がある」とミモロ。
楓や銀杏にも種類があるのでしょう、葉の大きさはいろいろありますが、京都で好まれるのは、小さなめなもの。その方が風雅が漂うというもの。

「この景色、まるで屏風絵や襖絵みたい…」と目の前に広がる景色に見惚れます。

築山のバランスと紅葉の木々の配置は、本当に絵を見るような美しさ。

「わーこのリボンみたいなの可愛いー」とミモロが、思わず近寄ります。木の幹に、幾重にも藁を巻きつけ、その上に縄をリボンのように結び、先端は、帽子のような飾り。冬の寒さに備えた準備も、とても洒落ていて、素敵!縄の結び方も凝っています。

全体は、こんな感じ。「なんか親子のオバケみたい・・・カワイイ!」
ニョキッとした感じが、今にも動き出しそうです。

ともかく、本当に、見事な紅葉でした。

「桜の時期もきれいなんだって・・・また、来たいねー」と、「仙洞御所」がすっかり気に入ったミモロです。

みなさんも、ぜひ、一度、圧巻の紅葉見学に「仙洞御所」へ。


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圧巻!京都市内の極上の紅葉。枝ぶり、色彩の美しさに感激!京都、仙洞御所のお庭。

2011-11-29 | 京都
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「やっぱり京都の紅葉は、すごいねぇ!」とミモロが、大感激したのは、
京都の中心部にある「京都御苑内の『仙洞御所』」の紅葉です。


門をくぐった途端、目に飛び込んできたのは、大きな楓の木。木の先端から、下の枝の葉っぱまで、すべて見事に紅葉して、まるで赤いクリスマスツリーのよう。「わーすごーい!」もうミモロは、見惚れるばかり。


「仙洞御所」を見学するには、宮内庁に申し込む必要があります。
京都に住むお友達が、「ミモロちゃん、仙洞御所の紅葉って、素晴らしいのよ」と、三か月前に申し込んでくれたのです。

丸太町通から、広い京都御苑の中をトコトコ歩き、到着した「仙洞御所」。
まずは、申込書の確認を済ませたら、参加者は、休憩所で待機。


この日の参加者は、55人。全員が、一緒に御所の中を見学します。
まずは、ガイド担当者の方からの見学の注意事項などのお話が。


ガイド担当者の案内で、いよいよ御所の中へ。

池の畔に到着すると、参加者の口から、「ワー」という声が。
ご覧ください、この見事な紅葉を…。岸から枝を伸ばす紅葉と池に映る紅葉、2つの紅葉が、一緒に作る素晴らしい景色です。「紅葉が2倍楽しめるね!」とミモロ。


さすが御所。京都市内のいかなる寺院の楓よりも、木が大きく、またその枝振りの美しさは、まさに別格。今年の紅葉は、イマイチとの評判も、ここには当てはまりません。

木全体が、一斉に紅葉し、その色も鮮やかそのもの。池にしなだりかかるように、艶やかな枝を伸ばす楓。

これぞ、日本の美!多くの画家が、屏風絵や襖絵に描きたくなる景色です。

「ゴージャス!」と言うのは、ドイツからいらした方。

日本は、何度も訪れているそうですが、京都に秋に来たのは初めて。「これほど素晴らしい紅葉は、見たことがありません」と感激の様子。前日には、京都御所を見学したそうですが、庭の素晴らしさは、仙洞御所の方がスゴイとのこと。日本の美しさを、いっそうドイツのお友達にも広めて欲しいものです。


「なんか、あまりの美しさに圧倒されちゃった…フー」と、感動のし通しにミモロは、フラフラに。


ここで、「仙洞御所」のお話を少し…。
そもそも仙洞御所とは、皇位を退かれた天皇の御所のこと。京都御苑の東南に位置する仙洞御所は、寛永7年(1630)に、後水尾上皇のために創建。その北側には、同時に徳川秀忠と江の娘、和子が、皇后として暮らした女院御所が建てられました。仙洞御所は、今まで、7回の火災を被り、再建と焼失を繰り返した御所。最後の火災である嘉永7年(1854)の大火での焼失の後は、上皇がいらっしゃらなかったため、再建されず、現在は、2つの茶室を残すのみに。そのため、雄大な庭が、広がることに。

この庭園は、もともと創建当時、小堀遠州が作庭したものですが、度重なる御所の再建や改修などで、その当時の遺構は、南池にわずかに残るだけ。現在の庭は、女院御所と仙洞御所の庭園が、堀割で結ばれ一体となり、2つの池をもつ回遊式の大庭園の姿に。その面積は、約7万5千平方メートルに及びます。

宮内庁の管理で、行き届いた手入れは、見事としか表現できないほどの素晴らしさです。


見学申し込みは「宮内庁参観案内」のホームページで詳しく説明しています。またインターネットからの申し込みの可能。受付期間は、参観希望日の3か月前の月の1日午前5時から、希望日の4日前午後11時59分まで。

以前も、訪れたことがある仙洞御所でしたが、その時は、夏だったので、今回ほどの感激はありませんでした。初めて秋に訪れることができ、本当に素晴らしいの一言です。ぜひ、一度見学したい、価値ある景色です。

明日も引き続き、見事な紅葉をご案内します。


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パワー漲る聖地の山へ!紅葉真っ盛りのパワースポット、京都亀岡の「出雲大神宮」。

2011-11-28 | パワースポット
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東京からのお友達と一緒に、京都の町から車で1時間ほどにある亀岡市の「出雲大神宮」へやってきたミモロ。

そこは、古くから丹波圀一之宮として崇められてきた神社です。
大国主命と后神をご祭神にお祀りし、縁結びのパワーは絶大!との評判も…。

本殿で「縁結び」の祈願をしたミモロとお友達の祥子さん。
実は、彼女は、風水やパワースポットなどに詳しいライターさん。一度、ここ「出雲大神宮」には、取材で訪れたことがあるそう。「でも、ゆっくりお祈りができなかったから…」と、ミモロを誘った次第です。

「本殿の奥の御蔭山が、すごーいパワースポットなのよー。ここにお参りしなくちゃ、もったいない!」と。

古代より、聖地として信仰を集めた御蔭山です。

ミモロは、トコトコとお友達の祥子さんの後に続き、山へと入ります。
山へと続く道は、まるで黄金色の絨毯が敷かれているみたい。

山の赤く紅葉した木々と黄金色の道が、山の奥へと、ふたりを導いてゆきます。

やがて、道の周りは、紅葉の木々が少なくなり、杉などの常緑樹の森に変わります。

「だんだん静寂が深まってゆくみたい…厳かな感じがするー」とミモロ。

しばらくすると、目の前に鳥居とその奥に大きな岩が鎮座する景色が。
「わー大きな岩」。注連縄がかけられた岩は、神が降りる磐座です。

この山には、大きな岩がゴロゴロと。その中でも大きなものには、注連縄が。

「この奥の岩がすごいのよー」と祥子さん。
薄日が差し込む山の斜面に、大きな岩が鎮座しています。

「パワーをたくさん受けるために、手をかざすといいのよ」と。ふたりは両手を岩に。

「うー確かに、なんか温かくなってきた…気がする…」と、感じやすいミモロです。
その近くにも、まるで龍が、うねっているような形の木が茂った岩も。

この山には、いくつもの磐座があり、そこを巡るだけでも、なんかパワーチャージされるようです。

「あ、この岩、カワイイ形…」と、近づいたのは、小さな丸い岩。
そばに茂る黄金色の楓が、木漏れ日を受け、キラキラと輝いて見えます。

「ここは、なんとなく金運パワーを感じる…」と、パワースポットに詳しいお友達の祥子さん。
落ち葉を拾い、「これ持ってるといいかもよー」と。「えー金運にいいの。ちょうだい、ちょうだい!」と、おねだりするミモロです。

山の大部分は、神域で、人が入れぬ「禁足地」。

「昔からの山が、そのまま残っているんだね。爽やかな気分…」と、山道を下りながら、ミモロの足は軽やかです。

本殿近くは、今や、紅葉の真っ盛り。
「わー気持ちいいー」と銀杏の葉の上に寝転んで、空を見上げるミモロです。

「秋の匂いがするー」

パワーあふれる神社に詣で、そのうえ、見事な紅葉を楽しめたふたり。
「楽しかったねぇー。なんかすごーく元気になったみたい!きっと素敵なご縁に恵まれるね!」

それぞれに幸せな気持ちに浸るふたりを、青空に映えた真っ赤な紅葉が、やさしく見送ってくれました。


*旅のポイント:京都亀岡にある「出雲大神宮」の詳しい情報は、ホームページで。
平日、訪れたためか、紅葉の盛りにもかかわらず、人影はまばら。ゆっくり紅葉を楽しめる、まさに穴場。
午前中に、嵯峨嵐山で紅葉を楽しみ、トロッコ列車で、亀岡駅へ。そこからバスで。紅葉が存分に楽しめるコースです。

「縁結び」というと恋愛や結婚のためと思われる人も。でも、縁は、すべての人間関係に関わるもの。仕事の縁、近所の縁、友達の縁、お金の縁、不動産の縁など、あらゆることは、縁によってもたらさせるもの。良縁を願い、ぜひ、一度、訪れてみては?特に、秋は、おすすめの季節です。




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紅葉のパワースポット、縁結びで知られる京都 亀岡の「出雲大神宮」へ

2011-11-27 | パワースポット
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「今度、京都に行くんだけど、一緒に行ってほしい場所があるの」と、東京のお友達からの電話。
パワースポットに詳しいお友達が、ミモロと一緒に向かったのは、京都の町から嵯峨嵐山方向へ、車で1時間ほど行った亀岡市の山沿いにある「出雲大神宮」です。


「ねぇー島根の出雲大社と違うの?」とミモロ。

ご祭神の大国主命は同じですが、「出雲大社」と「出雲大神宮」とは、全く別の神社です。
「出雲大神宮」の起源は、一説には、1万年以上と言われ、現在の本殿の背後に聳える御蔭山を、古代より聖地として崇めてきたそう。ここ京都に「出雲」という名が付く神社があるのは、この地が、出雲と大和の中間地点にあたる聖地であることから、ここで大国主命が、国譲りの神事をなさり、出雲へお移りになったから…とも言われています。そのため、「出雲大神宮」は、「元出雲」と呼ばれることも。

また、ここ「出雲大神宮」は、大国主命とその后神、三穂津姫命のお二人の神様を併せ、主祭神としてお祀りしているため、縁結びのご利益もいっそうとの評判も。



「わースゴイ紅葉!見事だねぇー」と、出雲大神宮に到着した途端、歓声を上げるミモロです。
本当に、真っ赤な紅葉で、青い空とのコントラストの美しさに、見惚れてしまいます。

参道を進むと正面に鳥居が。

鳥居をくぐり、境内へと進みます。

まずは、お清めのお水を。
ここでは、「真名井の水」と言われる、聖地である御蔭山からの豊かな水も評判で、そのお清めのパワーもいっそう。またミネラルバランスに優れた美味しい水で、ペットボトルで汲みに来る人が絶えません。(注:現在、沸かして使用することを神社ではすすめています。)

本殿に進み、深々と頭を垂れて、お祈りするミモロです。

「ねぇ、何をお願いしたの?」とお友達の山崎祥子さんに聞かれ、
「あのねー。素敵な出会いが、たくさんありますようにって。祥子さんは、何を?」
「私は、もちろん素敵な結婚相手が見つかりますように。それから…」、ふたりの会話は、弾みます。


「お守りも買わなくちゃ…」と、ふたりは社務所へ。
いろいろな種類のお守りが並んでいて、迷ってしまうミモロです。
「これにしよう!」と選んだのは、金色のお守り。「1つで、縁結び、金運、長寿が叶うお守りだってー」
「これさえあれば、万全だね!」

お友達の祥子さんが選んだのは、かわいいピンクの袋の「えんむすび」のお守り。
お守りに付いる赤い糸に、ご縁があるようにと、五円玉を結び、岩に結びお願いします。

ミモロが、迷っている間に、購入して、岩に赤い糸を結んでお願いしてしまったそう。

ご縁を願う絵馬もハートの形。

ハートと言えば、参道には、紅葉した赤い楓の葉で大きなハートが描かれていました。
秋だけの素敵なハートです。

「もう、これだけ真剣にお願いしたから、きっと大丈夫だね」とミモロ。
「実は、もっとすごいパワースポットが、山の中にあるのよ。そこにも行かなくちゃ」と、さすがパワースポットに詳しいお友達の祥子さん。ミモロは、聖地とされる御蔭山へと入ります。

*「出雲大神宮」の詳しい情報は、ホームページで。







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紅葉見物で味わう大津の名物「しじみ釜めし」。石山寺門前「志じみ茶屋 湖舟」でひと休み

2011-11-26 | グルメ
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滋賀県大津の「石山寺」に紅葉狩りに出かけたミモロ。
「キレイな紅葉を見て歩いたら、お腹が空いちゃった…。この辺りの名物ってなぁに?」。
石山寺があるのは、琵琶湖から流れる瀬田川の畔。
近江と呼ばれるこの地域の名物は、アユ、もろこ、鮒など琵琶湖の魚介類を使った料理です。

石山寺の門前近くには、湖からの恵みが味わえる食事処がいろいろ。

そんな店の暖簾や看板に、「しじみめし」の文字を見つけたミモロ。
「なんか美味しそう…」と、食いしん坊の鋭い勘が働きます。

実は、石山寺の付近の土地は、縄文時代の貝塚だったそう。、大昔から、しじみの産地で、人々がすでに味わっていたことに。

ミモロが入ったお店は、「志じみ茶屋 湖舟(こしゅう)」。
昭和36年の創業で、しじみめしを開発したお店です。

平成2年に現在のお店に。落ち着いた雰囲気の店内に、ミモロもゆったり。

もちろん注文したのは、名物のしじみめし。ここでは、お客様の注文を受けてから、小さな釜で炊き上げる釜飯のスタイル。15分ほどかかり、ミモロの前に炊き立てのしじみ釜めしが運ばれました。

蓋をあけると、湯気と共に、しじみのいい香りが、ミモロの鼻をくすぐります。
「わー美味しそう。しじみがいっぱいご飯の上にのってる…」おしゃもじで、御飯としじみを混ぜていただきます。



ミモロがいただいたのは、釜飯に、ゴマ豆腐や湯葉の刺身、しじみ赤だし汁のほか、近江のおばんさいとして、近江牛と赤こんにゃくのしぐれ煮、棒だらと里芋のコロッケなどがセットされた、盛りだくさんの内容の「近江富士」コース2000円。
「しじみって、体にいいんだよね」と、いいながらペロリ。

「お味は、いかがでしたか?」とお店の方。「とても美味しくいただきました。どれもいいお味でした。ごちそうさま」とミモロ。

石山寺に行ったら、ぜひ味わいたい料理です。

*「志じみ茶屋 湖舟」石山寺の門前脇。電話077-537-0127 営業時間:10:00~17:00 不定休 釜飯と近江のおばんさい5品、しじみの赤だし汁のコース1200円から。持ち帰り用の釜飯800円も(石山寺参拝の前に予約しておくのをおすすめ)。

お腹がいっぱいになったはずのミモロですが、「やはり食後のデザートも食べよう!」と、トコトコと石山寺の門前を横切り、川沿いの道を進みます。
向かったのは、釜めしを食べたお店の姉妹店「茶丈藤村(さじょうとうそん)」。
和菓子や甘味が味わえるお店です。

「秋の風情が感じられる上品な感じの和菓子だねー」。

土間や土壁など、庵のような雰囲気の店内。店の名からもわかるように、かつて島崎藤村が石山寺に逗留した坊のイメージを漂わせた造りです。

今のおすすめは、秋のお菓子。
「鹿跳(ししとび)」という名の和菓子は、大きな栗を丸ごと蒸羊羹に入れ、竹皮で包み蒸上げたもの。
ほんのりとした甘さの羊羹と、栗のお味が調和する美味しさ。


ミモロが、注文したのは、「石山の秋月」という、お月様が付いた三笠焼。
「フワフワした皮が、つぶあんとマッチして美味しいねぇ」と、これもペロリ。

「もっと食べたいから、おみやげに買って行こうよー」と。いうほどの美味しさでした。

店内の雰囲気も素敵で、お茶をいただくスペースからは、瀬田川の景色も眺められます。
石山寺の参拝で、ぜひ、ひと休みしたいおすすめのお店です。

*「茶丈藤村」電話077-533-3900 営業時間:9:00~18:00 火曜休み 和菓子は、お取り寄せも可能です。ホームページからも注文できます。

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