ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

1716年創業の「若狭屋久茂」の季節の干菓子、ランチは「おもてなし こまつ」でお腹いっぱい~

2021-06-30 | グルメ

「夏らしい干菓子だね~」とミモロが求めたのは、京保元年(1716)創業の「若狭屋久茂」の干菓子「青い水連」


和三盆糖を使った干菓子には、ちょっと塩味をプラスして、塩分が必要な夏にふさわしい味に仕上がっているのです。

「ご先祖さまの仏壇に供えて、お盆の時に食べようと思ってたけど、食べちゃおう~」とミモロ。渋めのお茶と共に早めに頂いてしまいました。

「わ~ミモロちゃんお久しぶり~」と、「若狭屋久茂」の現在、8代目となる金澤倫子さん。

ミモロの親しいお友達でもあります。でも、最近、なかなか町に出ることがなかったので、お店に伺うことができなかったのです。

先代より干菓子をメインに商品展開をしていて、金澤さんのアイディアで、次々に新しい感覚の干菓子が生まれています。
「すごくかわいいのあるんだよね~」とミモロ。


「今年、新たに登場したのがあるの~」と見せてくださったのは、サイコロのような立方体の干菓子です。

これは、「喫茶イレブン」の天白隆洋さんとのコラボで生まれたエスプレッソの味わいの干菓子です。

「コーヒー味なの…ということは、日本茶だけじゃなくて、コーヒータイムに食べたいね~」とミモロ。


「そうですね~和三盆糖の優しい甘さは、疲れを癒すのにピッタリですよ」と。
「テレワークの時に食べるのいいね~」とミモロ。この品はオンラインショップでも購入可能です。

「あのね~実は、この干菓子作るの結構大変だったの~」と金澤さん。
それは、立方体を押し型で成形するのが、思った以上に難しいことなんだそう。

「え~大きなのをカットしたんじゃないんだ~」と、立方体の押し型を見て驚くミモロです。
お花の形など、一見複雑な形の押し型の干菓子より、シャープなラインが際立つ立方体を押し型で作るのは、角が崩れやすいのだとか。
「へぇ~そういうもん…」と、シンプルな形の難しさを知ったミモロでした。

*「若狭屋久茂」の詳しい情報はホームページで オンラインショップもあります。

久しぶりに親しい方に会うのは、本当に嬉しいこと。ミモロの心も弾みます。
「あ、薙刀鉾の厄除け粽だ~」四条通の薙刀鉾の会所のそばには、大きな厄除け粽の飾りが下がり、祇園祭の訪れを人々に知らせています。


そんな四条通から堺町通を南に入ったところにある日本料理の「おもてなし こまつ」へ。

「あの~前を通りかかったんで~」と、久しぶりに店主の小松さんにご挨拶。
「お!ミモロちゃん~久しぶりだね~お昼食べる?」と小松さん。「あの~予約してないけど…いいの?」「はい、今日は大丈夫だよ~」と。
 
誰もまだいない店内へ、アルコール消毒と検温をして入りました。

「いつものおもてなし膳、お願いします~」と、一応お品書きは見るものの、1500円(税・サ別)のお得なランチを注文。

「だって、大好きな茶碗蒸しセットされてるんだもの~」と。

まずは、ミモロの前に、鯛の子とゴーヤ、レンコンとセロリ、もずくとろろなどを使った料理が運ばれました。

「こういうのおうちで食べられない味…」と目を細めるミモロ。どうもおうちごはんのバラエティーの乏しさに飽きているよう。

「わ~い、茶碗蒸しだ~」

具だくさんの茶碗蒸し、「おうちで作ってもらえないの~」と、小松さんに愚痴るミモロ。

「そりゃ~ひとり二人のごはんで茶碗蒸し作るの大変だからね~」と。「うん、わかってる…」と京都に暮らし始めてから、茶碗蒸しが大好物になったミモロ。「東京ではあんまり食べなかったの~」と。

それから、チキンとしめじなどが入ったサラダ。低温調理されたチキンの旨味が口に広がります。


土鍋炊きのごはんもいっそう食欲をそそります。「これミモロのために炊かれたごはん…残ったらおむすびにしてね~」と。

「うちでも、土鍋炊きご飯なんだけど、なぜかここの方が美味しい~」と、また愚痴るミモロ。「すごくいいお米も使ってるのに、どうしてだろ?」とチラリを横を見ます。すみませんね~うまく炊けなくて…。

最後は、揚げたての天ぷらが続きます。茄子、ジャンボコーン、アボガド、鱧、エビなどが次々に…
 

「美味しかった~やっぱり、プロの味は違う…」とミモロ。当たり前です…もう…

*「おもてなし こまつ」の詳しい情報はホームページで

京都は緊急事態宣言が解除され、アルコールが飲食店で頂けるようになりました。しかし、まだまん延防止の期間なので、夜は19時までしかアルコールは飲食店では出されないことになっています。

7月1日から始まる祇園祭。今年は神事のみということで、山鉾巡行や神輿渡御は中止です。でも、山鉾町には、山鉾を建てることに…。
「一応、山鉾見に来ちゃいけないってことになってるけど…どうなるのかな~」と、正直ちょっと心配も感じるミモロです。

ワクチン接種も進む現状、そろぞれの山鉾町では、コロナ対策をしながら、祇園祭に臨みます。

「今年の7月って、なにがどうなるのか、よくわかんないね~」というミモロ。きっと多くの人が同じ思いではないでしょうか?
油断せず、暑くてもマスク着用で過ごしましょう…
「なんかお鼻のまわり、汗疹になりそう~」というミモロです。がまん、がまん…


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[京都市歴史資料館」で8月29日まで開催の前期「こんにちは京都市電」初級編。京都の市電の歴史がよくわかる初の企画展

2021-06-29 | 博物館・美術館

「京都御苑」の東側、寺町通沿いにある「京都市歴史資料館」では、8月29日まで「こんにちは京都市電」の前期企画展が8月29日まで行われています。


この企画展は、この春、京都市電のあゆみを記録した公文書「京都市電関係資料」が、京都市指定の有形文化財になったこと。さらに市電に代り京都市民の足となった市営地下鉄開業40周年を記念して行われたものです。

「ミモロ、市電大好きなんだ~」と、東山岡崎公園そばにある市電によく遊びにいったり、ここが京都の観光案内所だった時に、ボランティアでお手伝いしていたこともあり、実際に動く市電に乗ったことはないミモロですが、その歴史にはとても興味惹かれているのです。


企画展の開催に先立ち行われたプレス発表に訪れた「京都市歴史資料館」へミモロです。


「わ~いろんな資料がいっぱい~」と1階の展示室には、京都市電に関する史料が、市電の開業から構造、また路線など、さまざまに分類され、展示されています。


*今回、展示室内部の撮影は特別許可を頂き、リポートします。あしからず~

そもそも日本の路面電車のはじまりは、京都の産業促進のために、明治23年に完成した琵琶湖疏水の水力発電がそのきっかけ。
明治28年に岡崎エリアで開催された「第4回内国勧業博覧会」に合わせ、京都電気鉄道株式会社が、日本初の営業用電車を走らせます。
最初は、2月に伏見線、4月に木屋町線、そして33年には、北野線と、その後、京都の町を巡る交通機関としてさまざまな路線が敷設されます。


「すごいいろんな資料があるんだ~」とミモロは、展示を次々に見ては、目を輝かせます。

「ミモロちゃん、市電興味あるんだ~」と、この企画展開催に尽力なさって「京都市文化財保護課」「京都市電関係資料調査会」そして「京都市歴史資料館」のみなさん。
 
「はい、ミモロ、乗り物大好きなんです~」と嬉しそうに答えます。

京都市電関係資料が、京都市指定有形文化財になったのは、市電に関して、開業から廃線に至るまでのことが緻密に記録され、それを保存されていたからに他なりません。その膨大な資料を近年、改めて調査し、その全貌が詳細にわかる歴史資料になったのです。
「本当に、当時の担当者が、しっかり記録を取り、それを保存したことに感激します」と。

「最近、公文書って、改ざんされたり、削除されたり、すぐに廃棄しちゃったり…昔のお役人や担当者ってしっかりしてたんだ~」とミモロの辛口コメント。

パソコンのない時代だからこそ、残ることができた貴重な資料かもしれません。

「あの~確か梶井基次郎の小説「檸檬」にも市電登場してましたよね~」とミモロ。
「う~よく知ってますね~」と、ミモロの顔見て意外と思われた「京都市電関係資料調査会」の方。「まぁね~」と鼻を膨らますミモロ。
「はい、寺町通にもN52号という車両で大正時代に走っていたんですよ」と。

その資料なども展示されています。

「あの~市電の線路の幅「広軌」で叡山電車と同じだから、八瀬の方にも東大路通から市電乗り入れてたんですよね~」とミモロ。
「う~なかなか詳しい…はい、そうですね~」
「ということは、広軌の線路だから、新幹線も走れたんだ~」とミモロ。「う~それは線路の構造上無理ですね~」とキッパリ。
「そうなんだ~残念…」と、市電の路線を走る新幹線を想像したミモロはがっかり。

京都の市電は、昭和53年に最終電車となりました。
でも、かつての市電の車両は、広島や愛媛で活躍しています。「ところで岡崎公園そばの市電、どうなっちゃうんですか」とミモロ。
実は、かつてミモロが案内所のボランティアで通っていた市電は、そのご案内所は廃止となり、市電自体を売却することに、その買い手が今もないそうで、そのうち解体されてしまうのだとか…。「だれか買ってくれるといいのに~」と願うミモロです。

企画展には、貴重な写真もいろいろ。


訪れる人は、かつて乗ったことがある~と、懐かしそう。
かくいう私も、初めて京都を訪れた時、市電に乗ったことがあります。観光客の増加で市内では、もはや市電が走れる余地はありません。
「でも、プラハやメルボルンなんかには市電はしってるのにね~歴史的な町には、市電って似合うよね~」と思うミモロです。

乗り物好きでなくても、京都の町の歴史がよくかわる市電の歩み。
この企画展は、8月29日までは前期展示で初級編とのこと、そして9月3日から11月7日まで後期展示となり上級編の資料が見られます。
8月4日は、夜20時まで開館のナイトミュージアムも。
さらに連携企画として「京都鉄道博物館」「琵琶湖疏水記念館」「京都市考古資料館」でも企画展が行われています。

デジタルスタンプラリーも開催。

詳しくは「京都市歴史資料館」の案内からどうぞ



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「祇園祭」の後祭「大船鉾」の厄除け粽づくり。巡行は中止でも鉾は建ち、厄除け粽の授与も。

2021-06-28 | 祭事・神事・風習

「コロナ退散を願って、祇園祭の厄除け粽づくりがんばりました!」とミモロがボランティアでお手伝いしたのは、後祭の「大船鉾」です。


今年は、昨年同様、祇園祭では山鉾巡行は行われませんが、それぞれの山鉾の町では、町会所のところに山鉾を建てることになりました。
全部ではありませんが、前祭と後祭合わせて18基が予定されています。

ミモロが毎年ボランティアでお手伝いしている「大船鉾」は、昨年完成した鉾の先頭を飾る黄金の龍頭が、初めて鉾に取り付けられます。

「これが今年、大船鉾で見られるんだ~ワクワクしちゃう~」と、興奮を抑えきれないミモロです。

「四条町大船鉾保存会」の会長の木村さんとは、ミモロはもう数年来のお友達。

「今年もお手伝いに来てくれたんですね~」と。「はい、ネコの手ですけど…」とミモロ。

山鉾連合会では、「祇園祭は、もともと疫病退散を祈願した神事であり、山鉾という京都を代表する伝統文化を継承してゆくためにも、山鉾を建てることは続けなくてはならない。コロナ禍で、安全に留意しながら、できる範囲で山鉾を建てることが決定した」とのこと。

もちろん密になる山鉾の見学は一般には行われないそう。また、鉾でのお囃子の演奏も、別の形になるとか。各山鉾では、それぞれの対応が行われます。

さぁ、多くの人に届けられるように、「大船鉾」の厄除け粽を作りましょう。この粽は食べるものではなく、玄関などに飾るもの。
京都北部の地域の方々が、クマザサを使い、粽を作ってくださっています。

「はぁ~い、ミモロ頑張りま~す!」。すでにミモロは、何回も厄除け粽づくりに参加したことがあります。それは「NPO法人 京都の観光文化を考える会 都草」のメンバーになっているので、その活動の一環で毎年「大船鉾」のお手伝いをしているのです。

会場には、アルコール消毒されたデスクが並び、それぞれにアクリル板が設置されています。
もちろんマスク着用での作業です。


まず、厄除け粽づくりの方法を教わります。


「さぁ、やろう~」と、デスクの上に使う紙とシールを並べます。


まずは、粽に大船鉾と蘇民将来と書かれた袴紙を巻きます。


そして裏側に四条町のシールを貼って止めます。


「曲がらないように~」と、ミモロは丁寧に、しかも迅速に次々に作業を行います。

「さすがミモロちゃん、手つき馴れてる~」と言われ、「まぁね~」と鼻を膨らますミモロ。

「まだたくさんやらなくちゃ~」
袴紙を巻いた粽がどんどん箱に貯まってゆきます。


「はい~全部できました~」


でも作業はそれだけでは終わりません。次は、郵送する粽をビニール袋で包みます。

「袋に入れるの、ちょっとコツがいるんだよね~」と言いながら…作業に没頭。

ビニール袋の上の部分は、ゴムで縛るのですが、その作業は、ミモロは時間が掛かるので、袋入れ作業を専門に担当。
向かい側の木村さんご家族と分業制で仕上げることに。

「はい、できました~ゴムお願いします~」と、一緒に作業できる分業制はなかなか楽しいもの。

「わ~もう全部終わっちゃった~」と、お昼前には作業は終了。

「はい、お疲れ様で~す」とボランティアの人たちには、保存会からお礼にお弁当が用意されました。


「今年もミモロちゃんがんばってね!」といつもいろいろ教えてくださる保存会のみなさん。

「はい、どうぞよろしくお願いいたします」とミモロ。

「では、後祭の時、またお手伝いに伺います~バイバイ」


尚、「大船鉾」では、7月1日から7月23日まで、新町通の大船鉾会所で13時から18時まで厄除け粽などの授与が行われます。
またネット通販でも予約販売を受け付けています。厄除け粽は、1本1000円

さらに「大船鉾」が建つのは、7月20日から23日を予定しています。

詳しい情報は「四条町大船鉾保存会」のホームページでどうぞ



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桔梗の花が見ごろを迎える「蘆山寺」の「源氏庭」。

2021-06-27 | 寺社仏閣

「わ~キレイだね~」とミモロが眺めるのは、「蘆山寺」の桔梗です。


「京都御苑」の東、寺町通沿いにある「蘆山寺」は、京都の桔梗の名所のひとつ。

「ほら、桔梗咲いてるって…」と、さっそく見学することに。

6下旬から9月にかけて、本堂前の「源氏庭」は、清々しい薄紫色の桔梗の花に彩られます。

天台圓浄宗の大本山である「蘆山寺」は、天慶元年(938)に延暦寺中興の祖、元三大師良源を開基とします。

応仁の乱で兵火に包まれ、また信長の比叡山焼き討ちにも遭遇します。しかし、皇室とのゆかりも深く、正親町天皇の勅命で、天正元年(1573)に現在の地に復興します。

この地は、紫式部の邸宅址で、ここで夫の藤原宣孝との結婚生活を送り、娘、賢子を育てたと伝えられます。
さらに「源氏物語」の執筆もしていたそう。

現在の本堂は、寛政6年(1794)に光格天皇によって、「仙洞御所」の一部を移築したものだとか。

「やっぱりまだここも空いてるね~」と言いながら、拝観受付で500円納めて、本堂に上がります。
受付そばの中庭にも「あ、ここにも白い桔梗咲いてる~」
 

まずは、本堂のご本尊、阿弥陀三尊座像に参拝。「コロナが早く収束しますように~」とお願いします。

本堂から振り返り庭を見ると、そこには、白砂と苔による平安朝の庭園が…


参拝者の姿もまばらな堂内で、ミモロは、しばし庭を見つめる静寂の時を過ごします。


この時期だけ、苔から薄紫の花を見せる桔梗。

その楚々とした姿には、気品すら漂うよう。

桔梗と言えば、家紋のデザインとしても有名で、清和源氏から出た土岐氏が、戦いで桔梗の花を兜に飾り勝利を得たことから家紋にしたというお話も。そして土岐氏の一門である明智光秀の桔梗紋も知られます。

また桔梗は、観賞用だけではなく、中国や韓国では食用や薬用として用いられる人の暮らしに身近な植物なのです。

「万葉集にも出てくる植物なんだって~」と、どこかで聞いたミモロです。

「あ、蜂さん…」とミモロが身を乗り出して見つめる桔梗の花には、大きな蜂がブンブンと飛び回っています。

「蜂さんのお気に入りのお花なのかな?」

9月まで次々に花を咲かせる桔梗。「結構見ごろ長いんだ~」


ぜひ、涼し気な姿を楽しみに、足の運んではいかがでしょ?


「蘆山寺」の詳しい情報はホームページで


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祇園の小さな美術館「ZENBI」に隣接するショップ「Zplus」。ここでしか手に入らない工芸作家の品々も

2021-06-26 | 京都

祇園の老舗和菓子店「鍵善良房」が作った小さな美術館「ZENBI」。感性の高い作品が展示される美術館です。そこに隣接するショップにミモロは立ち寄りました。「ここの路地って、すごく京都ぽいよね~」と言いながら…


「なんか素敵な雰囲気のお店だ~」と中を覗くミモロ。ここは「Zplus」というミュージアムショップです。


洗練された雰囲気の店内…


棚には、いろいろな雑貨などが並びます。


子のショップは、「昴 KYOTO]の店主・永松仁美さんがディレクションを担当。店内には、優れた技をもつ職人さんや工芸作家さんに特別に依頼し作った。ここだけの品々も多く並んでいます。


日常の生活に寄り添う美しいもの…それがここの品ぞろえのコンセプトです。

「なんかどれも素敵~」

選ぶ人の美意識を感じさせるものばかり…。

「いらっしゃいませ~どうぞごゆっくりご覧くださいね」とショップのスタッフの方々。


「あの~これなんですか?」と小さな箱に入った品々を見つけたミモロ。


「はい、それはお裁縫セットですよ」と中を開けると、そこには小さなハサミや糸、針などがセットされれています。

「すべて特注で作ったセットなんです~」とお店の方。
「わ~かわいい~しかもちゃんと実用的な機能を備えているだ~。こういうお裁縫セットバッグに持ち歩く人少なくなったよね~」とミモロ。
昔は、ちょっとほつれたり、ボタンが取れたりしたら、お裁縫セットを出して、さっと修復する女性の姿が美しいとされたことも…。
「今は、裾ほつれると、両面テープで貼っちゃうんだって…」とミモロ。「え?ミモロは、そんなことしないよ~」と慌てて。

ミュージアムショップらしく現在行われている開館記念特別展に関係する品々もあります。


「どれも素敵~こういうものを身近に置いて暮らすのっていいよね~」とミモロ。


棚には、「鍵善良房」の品もあります。「これミモロ、大好き~」と銘菓「菊寿糖」


「ここにいると、なんか心が豊かになるような気がする~」というミモロでした。


ぜひ祇園エリアに来たら、立ち寄りたいショップです。

*「Zplus」京都市東山区祇園町南側570-107 ☎075-708-7311 営業時間 10:00~18:00 月曜休み


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