ある日、ミモロは、「そうだ~お礼詣りに伺わなくちゃ~」と、七条の「京都国立博物館」の近くに位置する真言宗智山派総本山「智積院」に向かいました。
すでに15時過ぎ・・・境内には、人影もまばらです。
ここには、すでに何度もお詣りに伺っているお寺。実は、昨年、ミモロは、お友達の病気平癒のお願いに来たのでした。お寺へのご祈願は、明王殿でのおつとめの時に、お願いごとを書いた護摩札を火加持してくださいます。「そのお友達、今は元気になったんだって~。だからお礼詣りに伺わなくちゃ~」と。
ここに限らず、いろいろな神社仏閣にお願いごとをする人は多いのも。でも、そのお願いが叶ったとき、再びお礼に伺う人は、実は結構少ないのもの。
お願いが叶ったミモロは、以前授与された護摩札を持って、「お礼詣りに来ました~。お願いごと叶えてくださってありがとうございます」と挨拶。そしてそのお礼をお伝えするために、再び護摩札を奉納しました。
「また、火加持をした護摩札をお渡ししますから、後日取りに来てください」といわれました。「は~い」お願いします。
「また、きっとお願いごとすることがあるから、ちゃんとお礼しなくちゃね~」となかなか律儀なミモロなのです。
「なんかすっきりした~」と、境内を歩きます。そう、お礼詣りは、お願いごとのひとつの区切りにぜひしてほしいこと。
「なんかいい香りがする~」ミモロの鼻がクンクンと…。
「あ、梅の花、咲いてる~」いい香りは、咲き始めた梅の花から漂ってきたのです。
境内には、幾本もの梅の木があり、その中でも早咲きのものが、開花しています。
「あ、夕方のおつとめ始まったみたい~」と、ミモロは、ご本尊の不動明王さまのいらっしゃる明王殿へ。
中には入らず、ちょっとだけ開いた正面の扉の前で、読経をじっと聞いているミモロ。
「なんか心が鎮まるね~」と。
境内にある「宿坊 智積院会館」に宿泊すると、金堂での朝のおつとめにも参列できます。
「前に参列したことあるけど、すごく感激した~」と、そのときのことを思い出すミモロです。
「あ、おつとめ終わったんだ~」お堂を出る僧侶たちの姿が…。
さぁ、おうちに帰りましょ。
ミモロは、再び梅に近づいて、その香りを思い切り吸いこんで、春を感じます。
「まだ寒いけど…春が来てるんだよね」
あとしばらくすると、境内には、もっと梅の香りが漂うことでしょう。
「また、来ようね~」はい、そうしましょ・・・
京都で梅の名所はいろいろありますが、ここ「智積院」も梅が多い場所。
朝と夕方・・・人が少ない時間がおすすめです。
「智積院」の詳しい情報はホームページで
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