ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都を初めて訪れた親戚。京都旅の初心者が、まずは行きたい東山の見どころを、ミモロが案内します。

2025-01-31 | 京都
「もうすぐ着くかな?」とミモロは、京都東山の「京セラ美術館」の前へ

朝、10時に京都駅そばに宿泊している親戚と待ち合わせ。

開館前の美術館には、すでに入場者が列を作っていました。

「ミモロちゃん~おはようございます!今日はよろしくお願いします!」とこの日が初対面となるミツヒちゃんとそのママ。
長野県に住むママは、ミモロのママのいとこで、ミツヒちゃんはその娘さんです。「ミモロちゃんのことは、ブログで見て知ってますよ~ママからもお話聞いてるし~」と。「初めまして…今日は、ミモロがバッチリ案内するから、任せて!」と張り切るミモロです。

宿泊するホテルのある京都駅から、5番の市バスに乗って、やって来た二人。待ち合わせの場所として、わかりやすいところを選んだミモロです。「ここなら、乗り換えなしで来れるもんね~それに、人が少ないから、すぐに見つかるもん」と、考えて決めた待ち合わせ場所です。

ミツヒちゃんは、19才の東京の大学1年生。来月、オーストラリアへ語学研修で3週間行くというので、その前に日本の文化をもっと知りたいと、京都旅にやって来ました。「中学も高校も修学旅行がコロナのためなくなって、来る予定だった京都に来れなくなっちゃったの~」と。「え~そんなんだ~コロナの時期の学生さんって、結構、楽しい体験少なくなっちゃったんだね~」と、改めてコロナの影響の大きさを感じます。

憧れの京都旅…ミモロの会う前日には、嵐山方向へ行き、「龍安寺」「金閣寺」などに行って来たそう。この日は、ミモロがよく知る東山エリアを巡ります。

「では、さっそく案内するね~まずは、「平安神宮」ね~」と。

東山エリアで、訪れたい場所。「神社としての歴史は新しいけど、京都らしいお庭や平安時代の雰囲気あるから…」と。
本殿に参拝後、「神苑」へ。
「平安神宮」を訪れる観光客の中には、本殿だけで終わってしまう人がいますが、ここの魅力は、「神苑」にあります。
「平安京の建物を復元してるんだよ~ちょっとサイズは小さいけど…」と説明。

「こっちだよ~」と、馴れた足取りで、「神苑」を案内。

「今は、なんにもお花がないけど、春は紅枝垂れ桜が凄くキレイなの~」と庭の魅力を語ります。

「広いのね~」とミツヒちゃんのママ。「うん、まだ、これからだよ~」と、ドンドン歩くミモロです。

「ここの小川は、琵琶湖の水なの…見て~シジミがいっぱいいるでしょ!」と小川の中を覗きます。
「う!大きなシジミがいる~」と驚くミツヒちゃんのママ。

「ワ~ホントだ。初めて見た~」とミモロもビックリするほどの大きな貝。どうもシジミではないようですが…。それがいくつも。「これもしかしたら外来種の貝かも~」と冷静なミツヒちゃん。「うん、あり得るね~」とミモロ。
後で神社の方に伺いましたが、よくわからないそう…。

「鴨もいる~自然がいっぱいね~」と。「うん、この町の中に、自然があるのが京都の魅力なんだよ~」と誇らしげにいうミモロです。

「こっち~」と、池の周りの散策コースから外れて、池の飛び石へ。

ちょっとスリルがある体験も楽しいのも。

「ここが、撮影スポットのひとつ…東山が見えるし、屋根のある橋の「泰平閣」が見えるでしょ!」と。

「ホント、すごくキレイな景色!」と感激する二人…。「あの~ミモロちゃん、そんなところに立って大丈夫??気を付けてね~」と、柵の上に立つミモロを見てヒヤヒヤ。「こういう所に立つのミモロ得意なんだもん!」と。

ほとんど人がいない「神苑」。「京都って、今の時期空いてるんだ~よかった~」というミツヒちゃんのママ。
「うん、ここはね~」と。ミモロは、これから案内するほかの場所の状態をちょっと心配します。

観光客が喜ぶ場所の「泰平閣」。

池に渡る橋は、いつもは、大勢の観光客が座って景色を眺めますが、この日は、時間も早かったためか、人蔭もありません。
まさに独占状態…ここで、お決まりの記念撮影を…


「ね~ここの景色いいでしょ~平安時代みたいで~」と、「泰平閣」が最もよく見える場所へ。


「平安神宮」を案内して、次に向かうは、「京セラ美術館」。

今回は、京都の町歩きが第一目的なので、展示は見ずに、建物だけを案内します。

建築家のパパの影響で、建物には興味がある二人。熱心にアチコチ見ています。
「ここの装飾がスゴイ…石材がいい~」と、建物の細部も見学。

「あっちが、動物園で、その先が南禅寺…。そこは、また別の機会に行ってね~」とミモロは、大鳥居から三条通方向へ。

「ちょっと早いけど、お昼ご飯にしない?」とミモロ。「あの~何が食べたい?」とリクエストを求めます。

「う~にしんそばかな…」とミツヒちゃん。「案内したお店があるけど…これから行く方向とは逆だから…」とミモロの頭には、丸太町通りの北側「聖護院門跡」そばの「河道屋養老」が浮かびます。そこは京都旅に来るお友達を案内する場所のひとつ。

「天ぷら好き?」とミモロ。「うん、好き~」とミツヒちゃん。そこで…
琵琶湖疏水から分流する白川沿いに歩き、「東山駅」そばのてんぷらの「京とみ」へ。
 
ここのお友達をよく案内するお店です。幸いテーブル席に座れ、ミモロおすすめの天ぷら膳を頂きます。
「美味しい!軽い感じで食べやすい!だし巻き卵も絶品!」と大喜びの二人です。

「ミモロちゃんと一緒じゃないと、このお店入らないよね~スマホで見ても、どこのお店に行ったらいいかわからないもの」とミツヒちゃんのママ。スマホでお店を検索すると、観光客、特に外国人観光客に人気のお店が出てきて、「よくわからない」と思うことが多いと。「ここミモロ、よく来てるの~お店の方々にもお世話になってるんだ~」とミモロ。

次々にお客様が…「さぁ、次の場所へ行くよ~」とミモロ。

白川沿いに歩いて、細い住宅の間の道を抜けて、目指すは「知恩院」です。
その途中にある「得浄明院」に二人は、「あ、ここ善光寺の関係だって~!」といたく興味を示します。
境内に入って「ここでは、戒壇巡りができるんだよ~」とミモロがいうと、「わ~善光寺と同じだ~」と。そう二人は長野県に住んでいたので、そこにはお詣りしたことがあるのでした。「何に感激するのか…」案内する人によると、つくづく思うミモロです。

19才のミツヒちゃんにとって、まずはよくガイドブックで見る京都の名所を訪れることが最優先。そこの詳しい歴史などを語るより、見るポイントとスゴイ!と思う場所に案内するミモロ。
「今回の旅が京都を好きになってもらう第一歩になれば…」と。

「浄土宗の大本山の知恩院に行くよ」と、ミモロは、ドンドン歩きます。

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「十日ゑびす大祭」で賑わう京都の大和大路通。この時期だけの品々が並ぶ道沿い

2025-01-11 | 京都
12日まで行われる「京都ゑびす神社」の「十日ゑびす大祭」。その時だけ食べられるのが「えびす焼」。

大和大路通沿いにある「御菓子司 かぎ甚」が、店頭で焼く菓子です。

「京都ゑびす神社」で参拝した後、ミモロは、大和大路通を歩きます。

道沿いには、いろいろな食べ物を売る屋台が並び、美味しそうな匂いが満ちにあふれています。この時期、この道沿いに構える店でも、通常よりお得ない品々を並べたり…それを見ていくのも楽しみに…。

毎年、ミモロが楽しみにしているのは、えびす様のお顔をイメージさせる「えびす焼」


創業100余年の老舗の熟練した菓子職人さんが、店頭で手際よく作る焼き菓子で、この時期しか味わえないもの。

薄い皮の上に特製の餡を並べ、キツネ色になったところで皮で餡を包み、えびす様のお顔の形にするのです。

その手際の良さに、毎回、ミモロはくぎ付け。「今年も見てるんですね~」とお店の人に言われたミモロです。
1つ250円で、「あの~2個ください~」と注文。


人気の菓子で、店には行列ができ、毎回10分くらい待つのですが、今年は、早めに参拝に行ったこともあり、ほとんど待たずに購入出来ました。

「ここもお買い得な品があるんだよね~」と向かったのは、こちらも江戸時代創業の「おけ庄」。

店内には、ヒノキなどで作られた桶や桝、箸やスプーンなど、職人の技が冴えた品々がいろいろ。

お得な価格になっているものも多数。外国人観光客に人気だそう。

「う?これなんだろ?」と店先の箱の中を覗くと…

小さな座布団が、さまざまな種類がいっぱい。「ミモロのお尻には、小さい…」座ってみますが、お尻がはみ出さします。
「太ったかな…」とミモロ…う~そういう問題じゃなくて、はじめから小さいの!

「あの~これ、なんのための座布団なんですか?」とお店の方に伺うと…
「使い方は、いろいろあるんですが、旅行などで指輪を通して保管したり、針山にしたり…その方次第ですね~」と。

和装雑貨および布団を扱うお店で、興味惹かれるものが…。日頃はなかなか用事がなくて入りにくい店も、この時期はグッと敷居が低くなっているのです。

「お腹空いたね~」とミモロ。
「いらっしゃいませ~」とお店の前には、ホットワインやハンバーガー、ロールキャベツなどのテイクアウトの品々が…。「洋食 かるみあ」というレストランです。


「寒いし、お腹空いたから、お店で食べる~」とランチタイムギリギリに滑り込んだミモロは店内へ。
「ここのロールキャベツ美味しいんだ~」と、すでに何度も食べている品。

「う~美味しい~」と、ミモロがその味を楽しんでいて、ふと窓の外を見ると…「あ、お友達だ~」と、フォークを置くと、急いでお店の外へ。

「あれ?!ミモロちゃん…どこから出て来たの?」と突然のミモロの出現にビックリするお友達。すごくオシャレなカップルは、東山の「西行庵」という歴史あるお茶室のご主人ご夫妻です。

「中でランチしてるの~先日は、ミモロ展にお運び頂きありがとうございました~今年もよろしくお願いします。」とお礼と新年のご挨拶を…。「こちらこそ~」とテイクアウトのロールキャベツと恵比須様の福笹を手に…。

寒いけど晴天に恵まれた「十日ゑびす大祭」。多くの参拝者で賑わう京都の早春の祭事です。
「大雪で大変な地域も多いよね~お友達が住んでるロサンジェルスも山火事で大変だし…穏やかに暮らせるって幸せだよね~」と。

お腹いっぱいになったミモロは、幸せをかみしめながら、京都の町をさらに歩くことに…。

三連休は、京都各所でさまざまな祭事やイベントが行われ、お正月の華やぎの中、寒いけれど楽しい時間が過ごせます。


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チンチン電車が走り、映画館などで賑わった昭和を代表する京都の商店街「西陣千本商店街」

2024-12-20 | 京都
「大きな商店街だね~ずっとアーケードが続いてる…でも閉めてるお店多いね~」

ミモロが、キョロキョロしながら歩いているのは、「北野天満宮」の南側にある「西陣千本商店街」です。

「すごく歴史あるエリアなんだ~」と、町の歴史を示す標示を読むミモロです。
 

そもそも平安京のメインストリートの朱雀大路は、現在の千本通りに当たります。
1900年~19050年代、つまり明治末期から戦後にかけて、中立売通と今出川通の間には、寄席や芝居小屋、映画館などが多数あり、西陣で働く人たちの娯楽のエリアとして賑わったそう。町中の「新京極」に次ぐ歓楽街だったそう。

今も飲食店が軒を連ねる「西陣京極」。

「赤ちょうちんが、夜は灯って、昭和の飲み屋街って感じかも…」と想像するミモロ。

どうもこのエリアの歴史は深く、とても1日では、理解できそうもありません。これから、少しづつご紹介できたらと思います。

さて大通りからは、細い道が伸びています。

「あっち行くと、どうなったるんだろう?」と興味津々のミモロ。でも、今日は、まずは、メイン通りを歩いてみましょう。

「なんか、この商店街、道路の幅広くない?」と思うミモロ。

確かに…しかもカーブしています。

「あれなんだろ?」と、道の中ほどに聳えるモニュメントが…


よく見ると、それは市電を象ったもの。

そばの解説を読むと…なんでも明治33年に、チンチン電車の北野線が開設され、北野天満宮と京都駅の近くを結んでいたそう。明治、大正、昭和と時代を越えて走り続けた電車は、昭和36年に廃止されます。人々に愛されたチンチン電車で、北野天満宮の縁日の日などには、大勢の人が訪れたのだとか。

「へぇ~ここにチンチン電車が走ってたんだ~だから道幅が広いんだね~」とミモロ。


かつて京都は市電の町でした。今は、バスに変わられています。昭和世代は、市電に乗ったことがある人が多いはず…。
「ママも、乗ったことあるって…いいなぁ~廃車になった市電しか乗ったことないもの…」と残念がるミモロです。

かつてのチンチン電車の路線に沿って続く商店街…
そこには、昔からのお店が残っています。

でも、世代交代が進み、お店は、次々に新たな業種のお店やマンションなどに建て替わり、新な町に変わりつつあります。

「わ!ねこの病院だって~ここネコ専門なのかなぁ~」とミモロ。でも、ミモロが行くことはありませんが…。


また、このエリアは、お寺も多いそう。

中立売通が、カーブする場所にあるのが、「本門仏立宗本山 宥清寺」で、重要文化財の宗祖日蓮の木像が祀られているとのこと。道に沿って、お寺の塀がぐるりと続いています。

「ここから、北野天満宮の鳥居方向に道が伸びてるんだよね」


本当に、この地域をゆっくり歩いたことがないミモロ。「でも北野祭の時は、ここら辺を通った気がする…」と。

そのお寺のそばに、お店が…「七味唐辛子屋さんだって、行ってみよう…」と、そこに向かって、ミモロは、通りを渡りました。


「北野天満宮には、何度も来てるけど、その南側って、ほとんど歩いてないかも…でも、なかなか面白そうだよね」というミモロです。

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いよいよ開催迫る「ネコのミモロの世界展」。まだ、たくさんやること残ってる~がんばれ!ミモロ

2024-11-30 | 京都
黄金色のイチョウの落ち葉…地面に敷かれた絨毯のよう…

夕方近く、ミモロは、近所にお散歩に出かけました。

向かったのは「京都大学」です。


大学のキャンパスは、近所の人たちなどが、よく自転車で通ったり、お散歩する姿が見られる場所。

秋になると、校内のあちこちで木々が色づくのです。

「う~イチョウが今、キレイ~楓はもう少しかな…」とアチコチを歩き回るミモロ。


東大路通は、大学のキャンパスの中を通るように走っています。
通り沿いに続くイチョウの並木…それが今、紅葉の盛りを迎えているのです。


その前をバスで通っても、窓から、紅葉がよく見えます。

「なんか今年、紅葉狩り、行けてないね~」とちょっと寂しそうにポツリ。

うん…そうね~でも…さぁ、お家に戻りましょう。
「は~い…やること、まだ残ってるしね~」と、ミモロは聞き分け良く家に戻りました。

今、ミモロの家は足の踏み場もない状態…

「やっぱりこのパネル作り直そう…」と、床に広げたパネルに向かい、あれこれ写真を動かすミモロ。

そう、いよいよ12月3日に迫る「ネコのミモロの世界展」の準備の大詰めです。
準備を進めていると、「あれも、こうした方がいいかも…」「これも別のにしよう~」など、予定していたことの変更が次々に…。

「わ~もう11月終わっちゃう…なんで、11月は31日がないの???」と、言い出すミモロです。

お友達に手伝ってもらって作った写真パネル。

まずは、箱に入れて…。でも、それから展示する場所への配置ごとに整理する作業が残っています。

「どれ展示する???」と、引き出しの中から、靴やバッグのセレクトを…

う~何しろ、ミモロの持ち物は、その数が多いのです。引き出しは、2段にビッシリ。しかも、それは、冬の撮影に使うものだけ。
夏の衣類や着物、さまざまな装束などは、別の場所に…

「これも展示する?展示すると着れなくなっちゃうよ~」とミモロ。

冬物の衣類などは、まだまだあるから大丈夫…。

「どれくらい展示する?」とミモロの愛用品をセレクトするのがひと作業です。


ミモロの好きなものを選んでおいてね~「うん…」といいながら…「これもいいね~こっちのも好きだなぁ~」と見てばかりで、一向に作業は進みません。ネコに期待してもダメだった…

「ふ~疲れた~ちょっと休憩…」と、コーヒーブレイク


ミモロ、今回は、どこがミモロ展のポイント???
「そうねぇ~」と、ミモロ展の見どころを話してもらいましょう…

「久しぶりのミモロ展だから、展示したい写真はいっぱいあるの…でも、スペースが限られているから…本当に悩んじゃう」と。
毎日更新しているブログですから、その写真の数は、多量です。そこからパネルにセレクトするのがひと作業でした。

「だから、本当は、展示したい写真もたくさんあるけど…我慢しなくちゃいけないの…それが悩み…」と苦しい胸の内を語ります。

展示パネルには、以前、展示したものも…「もう13年もやってるから、思い出深い写真もやっぱり見て欲しいもの」と。

今回は、写真とその撮影に使った小物や服装などが、同時に展示され、「実際、こんなに小さかったんだ~」と思う品々も見どころ。

そして、京都の伝統工芸の職人さんが、本気で作ってくれたミモロの振袖や十二単なども。その制作に関わる職人さんや作家さんたちの姿から、製作の行程なども知ることができます。

「たくさんの方に見て欲しいね~。きっと笑っちゃうパネルも…楽しんでほしいなぁ~」

皆さまのご来場を楽しみにしています!

会場には、ミモロがずっといるようにするつもり…「一緒に記念撮影しようね~」と。

さぁ、まだ、作業残ってる~がんばろうね、ミモロ。「オ~!」と気合十分のミモロ。
でも「後で、また近くの紅葉見物の散歩しようね~」と、やはりお出かけしたいよう。その気持ちわかります!
もうひとがんばり!

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お待たせしました!
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12月3日~8日「ネコのミモロの世界展」開催!ぜひ来てください~!

会場*京都市左京区岡崎円勝寺町91-99 ☎075-771-9401 地下鉄東西線「東山駅」徒歩5分 
平安神宮に通じる神宮道にある「アートギャラリー博宝堂」です。11:00~18:00(最終日~17:00)

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11月10日に開催される「長岡京ガラシャ祭」。美しい玉と細川忠興の婚礼行列が町を巡ります。

2024-11-09 | 京都
「あれ?なんかイベントがあるのかな?」JR長岡京駅に降り立ったミモロ。

町の通りには、紫色と桔梗紋がはためいています。

そう、11月10日の日曜日は、細川忠興とガラシャが住んだ場所で、「長岡京ガラシャ祭」が開催されるのです。
駅前の広場には、さまざまなテントが並んでいます。

ミモロが訪れたのは、金曜日なので、町は、祭りの雰囲気が次第に高まっているという感じです。


「長岡京ガラシャ祭」は、織田信長の意向で、明智光秀の娘、玉(後のガラシャ)が、細川忠興の元に嫁いだ時の様子を映しているのだそう。


多くの市民が参加する長岡京で最大の祭りだとか。


今年の夏、初めて、ミモロは、「勝竜寺城」を訪れました。

近世の城郭の姿を留める城…

「ここで、二人は、幸せ時間を過ごしたんだ~」


絶世の美女と言われる玉…忠興との仲も睦まじく、2児に恵まれ、丹後に移る前まで、幸福で穏やかな時間を過ごします。
「でも、後にパパである明智光秀が主君の信長を本能寺で討ってから、逆賊の娘として辛い時間を過ごすんだよね~。だから、ここに輿入れするときは、本当にワクワクしてたんじゃない?その幸せな感じが、再現された行列が見られるのが「長岡京ガラシャ祭」なんだ~」とミモロなりの解釈を…。


行列のヒロインの玉は、当時16歳。行列には、花嫁の玉、花婿の忠興をはじめ、両家の両親も登場します。他にいろいろな人が従い、この歴史行列は、総勢1000名を超すもので、地域の子供たちなども時代装束で参加するのです。

行列は、12:45に「長岡第六小学校」を出発し、JR「長岡京駅前」から、「神足ふれあい町家」を経て、14時までに「勝竜寺城公園」に到着する約3キロの行程です。

行列のフィナーレじゃ、お城の前での忠興と白無垢に着替えた玉の婚礼の儀式になります。

「見たいね~でも…この日、お約束があるんだ~」と行けないことを残念がるミモロです。

どうぞ、皆さん、華やかな行列を見物にいらしてはいかがでしょう?

祭りを見れないミモロは、行列の途中に通る「神足ふれあい町家」へ
 
ここでは、お座敷などでうどんやそば、スイーツが味わえます。
 
「あ、ミモロちゃん、いらっしゃ~また来てくれたんだ~」と、ここのスタッフの方々に歓迎され、庭に面したお座敷へ
 
「秋の花が咲いてる…」桔梗などが彩る庭…
そこで筍が入ったお蕎麦を頂きました。


「長岡京って古墳もあって、発掘調査が行われてるんだよ~」

貴重な資料が展示されています。さらに、今、注目の埴輪…

それを象ったクッキーも…

「長岡京って、京都からすごく近くて、しかも京都より、歴史が古い…だから、いろいろな見どころがあるんだよね~」と、最近、注目している町のひとつです。
平安京ができる前、ここで10年間、長岡京の造営が行われました。「空海もここを訪れてるんだって~」と最近、読んだ司馬遼太郎の本に…。

11月10日は、天気にも恵まれそう。町のあちこちで、さまざまなテントも登場…町歩きも楽しそう。

*「長岡京ガラシャ祭」の詳しい情報はホームページから


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12月3日~8日「ネコのミモロの世界展」開催!ぜひ来てください~!



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