ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

圧巻の見事さ「鳥羽の藤」。美しい藤と共に、ほかにも豊かな自然がそこに

2017-04-30 | イベント

5月1日まで一般公開されている「鳥羽水環境保全センター」の藤棚。ミモロは、京都駅から運行される専用のバスに乗って、約20分で到着しました。「車で来ると、駐車場まで離れていて、バスに乗って行かなくちゃいけないから、京都駅か竹田駅からの臨時バスがおすすめだね~」とミモロはアドバイス。


圧倒的な数の花房。こんもりと花の盛りを迎えています。

ミモロは、ずーと続く藤棚沿いに敷地内を進みます。すると・・・


「あの~クイズやってますよ~。参加すると参加の品がもらえます。やりませんか?」とスタッフの方。
 
敷地内のグリーンアドベンチャーエリアに茂る木々にまつわる「樹木の名前当てクイズ」です。
 
「わ~緑がいっぱい茂ってる~」ミモロは、名前当てクイズはそこそこに新緑の木々をまぶしそうに眺めます。

さらに進むと…「アンケートに答えると、くじ引きで賞品が当たります~」との声。「くじ引きだって~やる~」と、くじ引きが大好きなミモロは、さっそくアンケートに記入します。
「当たりますように~」
気合いを入れて、福引に挑戦。コロン~と白い玉がこぼれました。
「残念賞どうぞ~」
またハズレ・・・残念賞のティッシュをいただきました。「おかしいなぁ~くじ運高くなってるはずなのに~」と。

気を取り直し、トコトコと藤棚の下を、また歩きだしました。

なんとも見事な景色です。

藤棚の下では、のんびり寛ぐ人たちの姿が。「ここで飲食しちゃダメなんだって~。お弁当食べられないんだ」と残念そうなミモロです。次回はお弁当持参を画策していたのでした。残念でした~

藤の花は、もちろんキレイですが、他にも春の花がいろいろ咲いています。

「ほら、芝桜もキレイでしょ!」


存分に藤の花を観賞したミモロ。そろそろ帰りましょ。
「え~もう?」京都駅への臨時バスの最終は、16:15.そろそろ行かないと~
陽射しも幾分西に傾いてきました。

来るときは、藤棚沿いに歩きましたが、帰りは、「せせらぎ広場」を通って戻りましょ。
藤棚に平行するように続く小川にそって、日本庭園があるのです。
「でも、ここあんまり人いないね~」とミモロ。そう、なぜか全く人がいません。

「わ~すごくゴージャスな椿、まるでコサージュみたい…」
そこで出会ったなんとも艶やかな椿の花。

そして、ツツジも咲いています。

「ここ素敵な場所なのにね~。藤の花を見に来たら、ぜひここも通ってみるといいよね~」


ミモロの滞在時間は、約1時間。再び京都駅行の臨時バスに乗って、八条口で降りました。
ミモロの目には、あの美しい藤の花が、しっかり刻み付き、「きれいだったよね~」と、帰りのバスでも、うっとりしているミモロです。


*「鳥羽の藤」は、「鳥羽水環境保全センター」で5月1日まで一般公開中。京都駅八条口から臨時バスが運行。敷地内には、15:30まで入場のこと。帰りのバスは、16時が最終です。


ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jp まで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「鳥羽の藤」。京都屈指の藤の名所。ず~と続く藤棚。薄紫のたわわな花の美しさに感激。

2017-04-29 | イベント

「わ~今日もいいお天気~」とミモロは、昼過ぎに京都駅の八条口に向かいました。
  
そこからバスに乗って向かうのは、京都の南、鳥羽にある「鳥羽水環境保全センター」です。
京都駅と竹田駅から、そこへは臨時バスが運行され、特別割引券が配布され、100円で乗車できます。

京都駅から約20分。バスに揺られ、到着した「鳥羽水環境保全センター」は、実は、京都屈指の藤の名所。
4月27日~5月1日まで5日間。一般に特別公開され、センター内にある藤をだれでも無料で観賞できるのです。

「広い~」
公開エリアは、975㎡の広さ、そこに2種3品種、37本の藤が植えられて、今、盛りを迎えています。
「どこに藤棚あるのかな?」とキョロキョロ。案内の看板を見つけました。「あっちだって~」
 
「わ~すごい。ず~と藤棚が続いてる~」
 
藤棚のスタート地点で、すでにミモロは大興奮。「わ~きれい~」と大騒ぎです。

棚から垂れ下がる藤の花房・・・
 

そばに寄り添うミモロの顔も、幾分藤色が移ったよう~。


藤の花は、何度も見たことがありますが、これほどたくさんの花を一度に見たのは初めてです。
「すごいね~」もうその言葉しかありません。

この藤は、平成3年に、福島県白河市からノダフジの苗木を33本取り寄せ、敷地内のグリーンアドベンチャーエリアに植え、育てたもの。そして平成13年から一般公開が始まりました。
「鳥羽水環境保全センター」は、家庭や工場などから集められた下水を、さまざまな行程を経て、環境を損なわない状態にし、川に放流しています。環境保全を務めるセンター内の敷地には、緑の木々が茂るゾーンなども配置されているのです。
 

東山の蹴上浄水場には、4600本のツツジが植わり、5月3日から7日に一般公開されます。浄水場と下水処理場、京都市民の生活に不可欠の大切な施設。そこは、豊かな自然に囲まれた場所なのでした。

遮るものが一切ないエリアで、藤の花は、思い切り太陽の光を浴び、スクスクと育ち、見事な花房を付けています。

まさに圧巻。

こんもりとボリュームも感じさせる藤の花房。
 
場所によって、藤棚は低く設置されているので、小さなミモロも藤の花をすぐ近くで見ることができます。
 
見事です。「やっぱり来てよかったね~」とミモロ。

会場内では、スタンプラリーなども。そして「これどうぞ~」と団扇も頂きました。
 
まだまだ続く藤棚、さぁ、もっと見に行きましょう。

「は~い」と、ミモロは、楽しそうに、藤棚沿いに奥へと歩きます。


「鳥羽の藤」に関する情報は、「京都市上下水道局」のホームページでどうぞ。


ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jp まで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京町家にできたヨーガンレールの洒落たライフスタイルのお店「ババグーリ京都」

2017-04-28 | ファッション

京都の町中、姉小路通と堺町通の交差点のそばに、趣ある京町家のお店があります。
  
麻の暖簾が下がる店は、「ババグーリ京都」というファッションのお店。東京に本店がありますが、京都の路面店はここだけ。お店の中は、ゆとりを感じさせるよう並べられた品々。
 
「なんか飾り方もおしゃれだね~」と思うミモロです。

このお店は、ポーランド生まれのドイツ人デザイナー、ヨーガン レールが、1972年に設立したファッションブランド。なかでも「ババグーリ」は、厳選した天然素材にこだわり、職人などの手仕事による服や生活道具を提案するブランドです。アジア諸国の手仕事や文化をこよなく愛したヨーガンレール。無駄をそぎ落とし、そのものの本質に価値を見出したものなのです。

地球に、そして人に優しい素材。さらに時代を超えて、長く愛用できる品々を揃えています。
 
「やさしい色が素敵だね~」と、麻やコットン素材などで作られたシンプルな服。幅広い年齢に愛されるデザインです。「すごく肌触りがいいの~」とミモロ。でもちょっと大きすぎるます・・・。

さて、お店には、ヨーガンレールが、産地にもこだわって選んだお茶やオリーブオイルなども揃っています。
 
「無農薬の畑で育ったものなんだって~」。

石鹸やシャンプーなども、自然素材に由来する、優しい品々ばかりです。
「ミモロの毛並も整うかな~」と、石鹸などにはひときわ気を使うミモロ。

「お品自体もとても優れているけど、パッケージデザインが素敵~」とミモロ。シンプルで、洗練されたパッケージは、どこにおいても素敵です。

このお店ができたのは、昨年。古い町家を改装し、中庭から明るい陽射しが注ぎます。
木のぬくもりが漂う店に、ヨーガンレールの品々は、とてもよくマッチ。京都に来たら、必ず寄るというファンも全国から訪れるそう。

1階は、服などファッションが中心。2階のフロアは、生活の道具が並びます。
食器をはじめ、調理道具などもいろいろ。
  
日本で作られた手仕事の品のほか、アジアから品々もいろいろ・・・。「なんでもない生活道具なんだろうけど、すごく素敵~」と思うミモロ。そう、その地方で、生活の中で生まれ、使われ続ける品に、用の美を見出すのが彼の優れたセンスと哲学を受け継いだ品揃えです。。

「こういうのお家にあったらいいなぁ~」

実は、結構デザインにこだわるミモロ。品選びは慎重です。

 
バスケットや小さな土鍋。生活の質が上がりそうな品々ばかり。
ここにいると、思わず時が経つのを忘れそう。

さぁ、そろそろ1階に戻りましょ。「え~もう行くの~」と名残惜しそうなミモロ。
 
「気に入ったもの見つかりました?」とお店の方。「はい、いろいろ~迷っちゃうの~」とミモロ。きっと品選びには、かなり時間がかかりそう。それだけ素敵なものがいっぱい。

*「ババグーリ京都」京都市中京区姉小路通堺町東入る 075-254-8327 11:00~19:00 不定休






ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jp まで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もろこや小鮎などの魚が美味しい木屋町の「湯どうふ 喜幸(きこう)」。文化人の愛した店

2017-04-27 | グルメ

「ミモロちゃん、美味しい川魚食べに行かない?」と、ある日、お友達に誘われたミモロ。「うん、行く行く~」と、お友達が予約してくれたお店へと夕暮れの京都の町を歩きます。

到着したのは、四条通から高瀬川沿いの木屋町通を、少し南へと進んだ路地です。
「ここかなぁ~」  
店の看板は、川魚ではなく、湯どうふとあります。暖簾をくぐり中へ。「あ、ミモロちゃん、ここに座って~」と、すでにお友達夫婦は、カウンター席に着いていました。「はい、いらっしゃいませ~」とおしぼりを渡されたミモロ。
「こんばんは~、初めまして~」と慌ててご挨拶。
このお店を営む浅井喜美代さん。68年前からあるお店で、ご両親の後を引き継いでいるのだそう。
「わ~素敵な方~」とミモロ。さっそく料理を注文することに。実は、このお店の本家は、お隣りの「近喜豆腐」で、それで、初めは湯豆腐をメインに出していたのだそう。漁師の免許をもつお父様。鴨川で鮎などを取っては、それをお客様に…。「今も、私が、鴨川で漁をするんですよ~」と浅井さん。「え~そうなんだ~。イメージ違う~」とミモロは、ビックリ。

店には、昔の写真。そして魚を捕る網があります。「ホントだ~」
   

ミモロの座ったそばには、水槽があり、そこにもろこや小鮎が泳いでいます。
「これ食べるの~?」と水槽の中を見つめるミモロです。今は、まだ鴨川での漁が解禁されていないので、ここに泳ぐのは、琵琶湖で育ったもろこや小鮎です。


まずは、お友達のおすすめで、ネギなどの入った「てっぱい」をいただきます。
「美味しいから、たくさん食べたい」とお友達。
「これミモロの?」
カウンターから自分の前に料理を受け取ります。届かないので、おしぼりの上に乗って・・・。
 
ミモロが好きな「若竹煮」も注文。「美味しいね~」とパクパク。もちろんお酒も進みます。その間に、ミモロたちが注文したもろこの白焼などの調理が進みます。
まず、水槽から、調理するもろこなどを網ですくいます。
「あの大きいのがいい~」とミモロ。魚たちも必死に逃げまくります。「かわいそうだけど、ありがたく美味しく全部いただくからね~」と。

「はい、ミモロちゃん、できましたよ~」「は~い」と受け取るミモロ。
 
こんがり香ばしく焼いたもろこ。頭からしっぽまで、全部食べられる魚です。一時、もろこの数が激減したのですが、最近、またその数の増えたそう。
「大好きなんだ~」と涎がでそうなミモロです。
 
こちらは、小鮎の唐揚げ。「わ~まるで泳いでいるみたい…」こちらも本当に美味しくお酒が進みます。

「美味しいね~」とお酒も進み、常連さんたちとも会話が弾むミモロ。
「これ知ってる?」と、ミモロに見せてくれたグラス。「なあに~」「これ金魚っていう焼酎割ですよ」「金魚?」
グラスを覗くと、赤いトウガラシと大葉が、まるで金魚と水草のよう…。
「これ流行らせようと思って…」なんでも通の間では、知られる飲み物だとか。「なかなか素敵~夏はいいね~」と、家でもできそうな洒落た飲み方です。

学生時代から通う常連さんも多く、また関西の出張には、必ず寄るというご贔屓もたくさん。
「あ、開高健さんや梅原先生も…」店には、この店を愛する人たちの色紙が。


夜も更けて、そろそろ〆の時間です。「ミモロちゃん何にする?」「あの~たけのこご飯!」とミモロ。やはり今は筍ご飯は外せません。

「すごく美味しくて、楽しかった~」と春の夜・・・ちょっと大人の時間を楽しんだミモロでした。
「またいらしてくださいね~。ミモロちゃんひとりでもいいのよ~」と。「え、ホント?またお魚食べに来ちゃおうかな~」


*「喜幸」京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町  075-351-7856 17:00~22:00 月・火曜休み ひとり6000円くらいが目安。


ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jp まで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東山三条そばの明治44年創業の「田中漬物舗」。旬の野菜を使った漬物などが評判

2017-04-26 | グルメ

地下鉄東西線「東山駅」から東大路通を南へ。郵便局の角をちょっと入ったところに「田中漬物舗」があります。
最近、ミモロは、ここのトマトとアスパラの漬物がお気に入り。

「ぷるぷるトマト」という丸ごとのトマトを柚と甘酢のジュレに漬けたものと、シイタケでとったダシ汁に漬けこんだアスパラ。いずれも春から夏に登場するお漬物です。

「ジュレがまるで氷みたい・・・すごく涼し気で夏にピッタリ~。この甘酸っぱい味たまんない~。アスパラも味が沁みてて美味しいね~」と、気づくと、トマトやアスパラをひとりで全部食べてしまいます。

さて、ここ「田中漬物舗」は、明治44年創業のお店。
 
大きな通りからちょっと入った場所なので、観光客もあまり気がつかないよう。でも、そういうところにも美味しい漬物屋さんがあるのです。
京都には、たくさんのお漬物屋さんがあり、それぞれ独自の味を守り、それぞれにファンがいます。ここも地元の人を中心に、知る人ぞ知るお店で、全国からここの味を求めてやってくる贔屓の方も多いそう。


現在五代目となる店主の義人さんは、「野菜ソムリエ」で、また「醤油名匠」でもある方。

昔ながらの味と共に、季節ごとに旬の野菜を今の食卓にあった味に開発したものもいろいろ。  
トマトやアスパラも、ご店主が作り上げた味です。

お店はここだけ。「え~ここに来ないと買えないの?」と、ミモロ。「店の奥の工場で作っているので、作れる量にも限りがあるんで~」とご店主。JR京都伊勢丹地下と「知恩院」の売店にも、お品を置いているそうですが、種類の多さは、やはりここに来ないと~。

ミモロは、お店の中をあちこち見て回ります。「いろんなお漬物があるね~」とミモロ。
 
名物の「なにこれ漬」は、昆布を焚いた醤油の中に、干し大根を漬けこんだ佃煮風のお漬物。ご飯がすすむ昔ながらの味わい。

「これなんだろ?」とミモロが見ているのは、きゅうりのしば漬の「山城乃里」。「四葉(すうよう)」という皮がやわらかく、身がしっかりとした品種を使い、塩だけで3か月下漬けし、それから下漬したシソと一緒に塩抜きをし、じっくり重石で絞ったもの。「すごく手間をかけてるんだ~」とミモロ。


「あ、筍もある…」ケースには、通年の味と季節限定のものがあります。
 
ミモロは、店の冷蔵ケースにある品を試食させてもらいます。

「いいの~いろいろ食べて~」「はい、どうぞ~」お店の方にすすめられ、遠慮なく・・・
  
小さなお皿に試食のお漬物をのせて、椅子でゆっくり味わうミモロでした。

実は、ミモロは、あまり漬物が得意ではありません。「でも、ここのお漬物美味しい~」と笑顔に。

いろいろ試食して、特に気に入ったのが、このトマトとアスパラなのでした。

「それ、クール便で送れますよ~」とお店の方。インターネットでも注文可能です。

「京都だけでしか買えない味って、お土産や贈答品にいいんだよね~」と、いつも東京などのお友達にプレゼントするとき、他では買えないものを探すミモロです。

お店では、いつも忙しそうに、品の包んだり、配送の手配をしています。
「人気なんだ~」そう、一度食べると、また食べたくなる・・・そんなお漬物なのです。

*「田中漬物舗」京都市東山区東大路通三条下ル南木之元町  075-561-2928 10:00~18:00 日曜休み



ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jp まで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする