ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

高倉三条の町家がお店の「IKARIYA BEIKA KYOTO]。米粉を使った京都生まれのバームクーヘン

2019-08-31 | グルメ

高倉通を四条から進み、三条通の手前に築100年以上の町家があります。
「ここ、前から覗いてみたかったんだ~」と、町歩きをしていたミモロ。「来たことなかったんだ~。じゃ、行きましょ」と一緒に町歩きを楽しんでいたお友達。
 
ミモロが足を止めたのは、「IKARIYA BEIKA KYOTO]です。
アルファベットで書かれた看板。漢字で書くと「イカリヤ米菓 京都」となります。

「ここ、バームクーヘンのお店でしょ?」

通り沿いのガラス窓からは、長い棒に巻かれるように焼いたバームクーヘンが見えます。

奥行きの深い店内・・・お店は、もっと奥?


京町家らしい構造・・・奥に商品が並ぶカウンターがあります。
 
「わ~いろんなバームクーヘンがある~」と。ドイツから日本にやってきた焼き菓子のバームクーヘンは、まるで木を輪切りにしたような形。材料を少しずつ棒につけて、焼いて、年輪のような形になります。

「ミモロ、バームクーヘン大好き~」と、お店に並ぶ品々に興味津々のミモロです。

実は、ここのバームクーヘンは、他のお菓子屋さんのバームクーヘンとは、ちょっと違います。
「え?どこが違うの?」とミモロ。一見、変わらない感じですが、その材料が、小麦粉ではなく、米粉なのです。

「あの~なんでお米の粉で作ってるんですか?」とミモロは、お店の方に伺います。

このお店は、京都でレストランなどを展開する会社が手掛けたもの。日本の食材の魅力を伝えるお店です。日本のお菓子であるお煎餅や団子など、日本のお菓子の原料である米粉の魅力を、さらに拡大。それがバームクーヘンになったのだそう。

最近は、小麦粉アレルギーの人も多く、グルテンフリーの食材も注目されています。
「このバームクーヘンなら、小麦粉アレルギーの人も大丈夫なんですか?」とミモロ。
「う~実は、ここの厨房では、他に小麦粉を使ったお菓子も作っているので、完全に小麦粉が使う機器に着いていないとは言い難いんです。でも、その量は少ないのですが…」と。

「そうなんだ~」とミモロ。「よかったら試食してみますか?」とスタッフの方。「はい!します!」と即お返事。
さっそくいろいろなバームクーヘンを試食させていただくことに。

「え~なんかしっとりして美味しいね~」と。なんでも店内で自家製粉した滋賀県産のうるち米やもち米なのだそう。

フレーバーは、抹茶やショコラなどのほかに、季節の味も…

ここのお店にあるチョコレートの中にも、お米を膨らませたポン菓子が入っています。


「パッケージも素敵~」バームクーヘンは、ホールサイズで1000円~。


ザクザクした食感のバームクーヘンの原型と言われるポーランドの郷土菓子「センカチュ」というのもあります。


「どれにしようかな?」とミモロは、お友達のお家にお土産にするお菓子を求めることに。


「また、来ま~す」と、ミモロは、スタッフの方々に見送られお店をあとにしました。

*「IKARIYA BEIKA KYOTO]京都市中京区高倉通三条下ル丸屋町166-1  075‐748‐1091 営業時間 10時~20時 無休


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機能的な客室。種類豊富な料理が並ぶ朝ごはんビュッフェ「三井ガーデンホテル京都駅前」

2019-08-30 | 宿・ホテル

京都駅から徒歩3分に、8月29日にオープンした「三井ガーデンホテル」の市内4軒目の「三井ガーデンホテル京都駅前」。
全136室で、各部屋21㎡以上になっています。
ミモロは、オープン前に、1泊お泊りさせていただきました。
チェックインしましょ。

カードキーをもらい、エレベーターでお部屋へ。「キーがないと、エレベーター動かないんだ~」
全室禁煙ですが、8階には、喫煙スペースがあります。

「ここがミモロのお部屋~」ベッドが2台あるハリウッドツインタイプです。
 

ナイトウエアやスリッパもあります。部屋には、冷蔵庫、湯沸かし器、お茶もあります。
  

「バスルームも機能的な造り~」アメニティも用意されています。
 

「お化粧するのに、便利なミラーもあるよ~」


「三井ガーデンホテル京都駅前」は、他の三井ガーデンホテルとの連携で、荷物を預かるバッゲージサービスをしています。そのため、大浴場スペースが取れなかったそう。「う~大浴場ないの、ちょっと寂しいけど~」と、部屋のバスルームで過ごします。
「おやすみなさい~」と、広めなベッドにもぐりこむミモロ。
ぐっすり眠れるベッドです。
駅前ながら、外の音は一切聞こえません。
でも、ビルが立ち並ぶ駅前なので、窓を開けて、景色を眺めることはできません。「このお部屋の窓を開けると、隣りのホテルのお部屋が見えちゃう・・・」と、障子を閉めて過ごします。
「でも、昼間は、観光におでかけして、夜帰るだけだから、全然問題ないかも~」と、機能的なシティホテルの良さで満足。
「ここからなら、朝1番の新幹線に乗るのも楽だね~」。そう、駅まで歩けるのは、最大の魅力です。


さて、朝ごはんは、地下1階のラウンジでいただきます。
「朝、7時から食べられるんだって~」
「わ~いろんなお料理がならんでる~」和食、洋食、そしてデザートもあり、全部で50種類以上の料理がそこに。
 

釜炊きの白米と十六穀米、そして健康米の和風湯葉あんかけオムライスなど、食欲をそそる品々に夢中のミモロ。
 

「またお替わりしてもいい?」朝から食欲旺盛なミモロ。
はい、何度でもいいですよ~。

「いろいろお世話になりました~」と、総支配人の景山さんにご挨拶。
「ゆっくりしていただけましたか?」「はい。お料理美味しかったです~」

「この京都駅前のホテルができたことで、他の三井ガーデンホテルの利便性もグッと高まりました。このホテルを拠点に、京都の旅は、ぜひ三井ガーデンホテルをご利用ください~」と。

日本人旅行者の利用が多い、三井ガーデンホテル。三井グループのブランド力は、信頼の証でもあります。

まだまだ続く京都のホテル建設。京都駅周辺も新しいホテルが次々に。秋の行楽シーズンへの準備が続きます。

*「三井ガーデンホテル京都駅前」の詳しい情報およびご予約は、ホームページで
 

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8月29日オープン。「三井ガーデンホテル京都駅前」。4つの三井ガーデンホテルが連携したバゲージサービス

2019-08-29 | 宿・ホテル

8月29日、京都タワーのすぐそばに「三井ガーデンホテル京都駅前」がオープンしました。
ミモロは、オープンに先立ち、プレス内覧会に出席。ホテルの魅力をお伝えします。
 
「わ~こんなところにできたんだ~。京都駅のすぐそばだね~」。そう、場所は、京都駅の北側、「メルパルク京都」の東側で、京都駅から徒歩3分という好立地。

 
京都らしい風情を漂わせる「茶の世界」をコンセプトにした空間デザインが施されています。

このホテルの開業によって、実は、他の3つの「三井ガーデンホテル」の宿泊者もグッと便利になりました。
それは、「バゲージサービス」で、京都駅に到着し荷物を預けると、自分の宿泊するガーデンホテルに届けてくれ、すぐに観光に行けます。また、自分が宿泊したホテルから京都駅まで荷物を届けてくれるので、出発時間までのんびり手ぶらで観光できます。(有料サービス)
 
「え?他の三井ガーデンホテルに泊まっても、荷物のこと、気にしなくて、観光楽しめるっていいね~」とミモロ。
そう、「三井ガーデンホテル京都駅前」が、他の三井ガーデンホテルの拠点になったのです。

さらに地下1階のラウンジで、寛ぐこともできるのです。


また4つの三井ガーデンホテルの連携は、レンタル着物にも適用されます。

京都タワーにある提携するレンタル着物店で着つけてもらった場合、「三井ガーデンホテル京都駅前」にチェックインし、荷物を預けると、その人が宿泊するガーデンホテルで、着物の返却ができるのです。

「つまり~京都駅前で、着物を着て、京都観光を手ぶらで楽しんで、それから自分の宿泊する三井ガーデンホテルに行って、着物脱いで、返せばいいってことね~」とミモロ。「これなら、丸1日、着物で、京都観光楽しめるんだ~」

レンタル着物の種類も多く、派手な柄だけでなく、シックな大人の雰囲気のものも揃っているそう。

「ほかの三井ガーデンホテルに宿泊する魅力もアップしたんだ~」とミモロ。

「あ、三井ガーデンホテル京都駅前には、大浴場がない!」と、三井ガーデンホテルに宿泊すると楽しみな大浴場は、他のホテルにはありますが、ここにはありません。バゲージサービスのスペースを取ったため、大浴場が作れなかったのだそう。あしからず・・・

さて、全136室の客室のお話に移りましょう。
すべての部屋は、21㎡以上で、ベッドが2つ以上入っています。
このホテルだけの特別仕様客室は、「京都デニムの間」と「丹後ちりめんの間」の2室あります。
 
京都らしさを漂わす特別室です。

そのひとつ「京都デニムの間」は、デニムと京友禅を融合させた人気の店「京都デニム」が手掛けたもの。お店もホテルからもほど近い場所にあります。
プレス内覧会では、「デニム京友禅染め体験」が行われました。「ミモロちゃんお久しぶり~」と「京都デニム」の皆さん。
 

さらに、魅力的な宿泊プランも見逃せません。それは「よーじや『フェイシャルエステ』付き宿泊プラン」です。
女性限定で、自分の部屋で「よーじや」のエステが受けられるもの。特別アメニティももらえます。
 
「お部屋でエステって、このまま眠れる~気持ちいいね~」と、ちょっとその雰囲気を想像するミモロです。
まさに自分のための癒し旅になります。

ほかの特徴的なお部屋は、ベッドが3台入ったトリプルルーム。
家族やグループの宿泊に人気です。

ミモロ、そろそろチェックインしましょ。この日、ミモロは、ホテルにお泊りすることに。
明日は、宿泊の様子をお伝えします。

*「三井ガーデンホテル京都駅前」の詳しい情報およびご予約はホームページで


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ミモロのおすすめランチ。「グリル葵」。ミシュランビブグルマンになったお店、1,000円台ランチに舌鼓

2019-08-28 | グルメ

洋食大好きのミモロは、ある日、お友達に連れられて、松原通室町にある「グリル葵」を訪れました。
 
「なんかりっぱなお店だけど…あの~ランチ高くない?」と、ちょっと心配そうな表情に。

でも、お店の前の黒板には、1000円台のランチが書かれています。「あ、大丈夫そう~」とやっと安心したミモロ。
さっそく店内へ。
 
奥行きの深いお店の入口付近は、カウンターが続き、その奥にテーブル席があります。

ミモロは、カウンター席に座り、再びメニューを確認。

「日替わりランチ、1100円だって~でも1日35食だって、大丈夫?」と、再び心配そう。
また、スペシャルランチ1350円も気になります。「じゃ、2種類注文して、分け分けしましょ」とお友達。
「うん、そうしよう!」と、目を輝かすミモロです。

カウンターでは、シェフの大野親子が、次々に注文の品を調理しています。
「ミモロのも、もうすぐかな~」と。待ちきれない様子のミモロです。

ここのランチは、周辺のサラリーマンをはじめ、常連さんに大人気で、連日、満席で、時間によっては待つことも。
でも、待っても食べたい品なのです。

シェフの大野洸一郎さんは、すでに50年ほど、洋食ひとすじ腕を振るっています。今は息子さんの晃靖さん(写真)とともに厨房に。2016、2017年の「ミシュランガイド」では、ビブグルマンに、このお店は、掲載されています。ビブグルマンは、5000円以下で楽しめる美味しい料理に贈られるもの。
 
「ミシュランの人も、ここのお味、美味しくて、しかもコスパがいいって認めてるんだ~」と、出てくる料理に期待が膨らむミモロです。

「わ~すご~い」と、思わず声を上げたのは、ミモロが注文した1000円の日替わりランチです。

そこには、ハンバーグ、エビフライ、カニクリームコロッケの3品が。「わ~全部ミモロの大好物ばかりだ~」と大喜び。
これに、ご飯と味噌汁もセットされているのです。

そしてお友達が注文sたスペシャルランチは、有頭海老とビフカツ、クリームコロッケの3点盛り。

「わ~こっちも大好きなものばかり~」と、お友達と分け分けして、味わうミモロです。
「美味しいね~。どれもいいお味~」と目を細め、夢中でいただきます。

「ここのフライは、軽やかな味わいなの~」とお友達。それもそのはず、フライに使う油は、ランチでも交換するほど、常に新鮮なものを使用しているそう。

「ここ、ステーキが美味しいんじゃないの?」とメニューを見たミモロ。

ランチもディナーも、最高級の特選和牛が楽しめるのです。
夜のコースは5500円くらいから。「美味しいお肉が満喫できるんだって~」と、興味津々のミモロ。
「はい、ぜひ夜も来てくださいね~」と、大野さん。

「は~い」と、ステーキを思い思わず涎が…。
また、訪れたいグリルです。

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東寺の朝6時からのおつとめに参列。徳をいただく、ありがたい法要。おめざは、7時に開店の「東寺餅」

2019-08-27 | 寺社仏閣

夏のある日、ミモロは、お友達を誘って、朝の京都駅近くの真言宗総本山「東寺」に出かけました。
 
いつもたくさんの参拝者がいる境内も、さすが、朝の6時前は、ほとんど誰もいません。

「あ、まだ蓮の花咲いてる~」池には、美しい蓮の花が、ミモロを迎えてくれました。
 

さて、ミモロが、朝6時に「東寺」に出かけたのは、朝のおつとめに参加するため。
「東寺」では、毎朝、弘法大師空海様に朝ごはんをお供えする「生身供(しょうじんく)」が行われ、そのとき、いっしょに参拝ができるのです。

まずは、境内の手水でお清め。


到着したのは、6時前だったので、法要が行われる「大日堂」は、まだ門が開いていません。
 
本来は、空海上人がお住まいになっていた「御影堂」で行われるのですが、現在、修復中のため、「大日堂」で行われます。

境内に時を告げる鐘の音が響くと、門が開き、信者の方々が次々に中へ進まれます。


ミモロのような初めてのものでも、本堂にあがり、参拝できます。

ご本尊の大日如来さまのお姿の前で、僧侶と信者の方が唱える御経に手を合わせます。

僧侶の方が、口にマスクのような紙を垂らし、しずしずとお膳を大日如来さまのお隣りの空海上人のお像の前に、運びます。

「空海さまの朝ごはんタイムなんだ~」とミモロ。この法要は、高野山でも行われるもの。以前、高野山で拝見したことがあります。

最後に、空海上人が持ち帰ったという仏舎利がはいったもので、「お舎利さん」と呼ばれるお加持を授けていただきます。
ミモロも、信者の方に促され、お加持を頭と手にいただきました。

「ありがたいね~」とミモロは感激。

だれでも参列できる朝のおつとめです。

そして、仮設テントでお大師さまおさがりのお茶も頂戴しました。
さらに「これも頂いたの~」


心洗われるような朝のおつとめ。「また参加したい~」とミモロ。そう、だれでも参列することができます。

帰る途中に、「高野山遥拝所」にも参拝します。
「こっちの方向が高野山なんだよね~」と手を合わせるミモロです。

朝のおつとめに参加したミモロ。「なんかいい気持~」とさっぱりした表情です。



「もうやってるはず、行ってみない?」というお友達。
「なあに?」とミモロは、わけもわからず従います。
向かったのは、「東寺」の東門のそばにある和菓子屋さん「東寺餅」です。
 
「すごい7時からやってるんだ~」と驚くミモロ。

店内では、すでにいろいろな和菓子が出来上がっています。

名物は「東寺餅」です、
1個140円
小さな大福のようなお餅。「あの~2つください~」とミモロ。ひとつずつ袋に入れてもらいます。

「お腹空いた~」というミモロ。さっそくお店の外でいただきます。

「わ~できたて、フワフワで柔らかい~餡もほどよい甘さ~美味しいね~」と、朝ごはんの前に、おめざをいただきました。

毎朝6時に行われる「東寺」の朝のおつとめ。「また、来ようね~」というミモロでした。


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