高倉通を四条から進み、三条通の手前に築100年以上の町家があります。
「ここ、前から覗いてみたかったんだ~」と、町歩きをしていたミモロ。「来たことなかったんだ~。じゃ、行きましょ」と一緒に町歩きを楽しんでいたお友達。
ミモロが足を止めたのは、「IKARIYA BEIKA KYOTO]です。
アルファベットで書かれた看板。漢字で書くと「イカリヤ米菓 京都」となります。
「ここ、バームクーヘンのお店でしょ?」
通り沿いのガラス窓からは、長い棒に巻かれるように焼いたバームクーヘンが見えます。
奥行きの深い店内・・・お店は、もっと奥?
京町家らしい構造・・・奥に商品が並ぶカウンターがあります。
「わ~いろんなバームクーヘンがある~」と。ドイツから日本にやってきた焼き菓子のバームクーヘンは、まるで木を輪切りにしたような形。材料を少しずつ棒につけて、焼いて、年輪のような形になります。
「ミモロ、バームクーヘン大好き~」と、お店に並ぶ品々に興味津々のミモロです。
実は、ここのバームクーヘンは、他のお菓子屋さんのバームクーヘンとは、ちょっと違います。
「え?どこが違うの?」とミモロ。一見、変わらない感じですが、その材料が、小麦粉ではなく、米粉なのです。
「あの~なんでお米の粉で作ってるんですか?」とミモロは、お店の方に伺います。
このお店は、京都でレストランなどを展開する会社が手掛けたもの。日本の食材の魅力を伝えるお店です。日本のお菓子であるお煎餅や団子など、日本のお菓子の原料である米粉の魅力を、さらに拡大。それがバームクーヘンになったのだそう。
最近は、小麦粉アレルギーの人も多く、グルテンフリーの食材も注目されています。
「このバームクーヘンなら、小麦粉アレルギーの人も大丈夫なんですか?」とミモロ。
「う~実は、ここの厨房では、他に小麦粉を使ったお菓子も作っているので、完全に小麦粉が使う機器に着いていないとは言い難いんです。でも、その量は少ないのですが…」と。
「そうなんだ~」とミモロ。「よかったら試食してみますか?」とスタッフの方。「はい!します!」と即お返事。
さっそくいろいろなバームクーヘンを試食させていただくことに。
「え~なんかしっとりして美味しいね~」と。なんでも店内で自家製粉した滋賀県産のうるち米やもち米なのだそう。
フレーバーは、抹茶やショコラなどのほかに、季節の味も…
ここのお店にあるチョコレートの中にも、お米を膨らませたポン菓子が入っています。
「パッケージも素敵~」バームクーヘンは、ホールサイズで1000円~。
ザクザクした食感のバームクーヘンの原型と言われるポーランドの郷土菓子「センカチュ」というのもあります。
「どれにしようかな?」とミモロは、お友達のお家にお土産にするお菓子を求めることに。
「また、来ま~す」と、ミモロは、スタッフの方々に見送られお店をあとにしました。
*「IKARIYA BEIKA KYOTO]京都市中京区高倉通三条下ル丸屋町166-1 075‐748‐1091 営業時間 10時~20時 無休
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