「ミモロちゃん、美味しいソーセージやハム、それにコロッケなんかのお店が近くにあるけど、行ってみる?」と、ある日、お友達と一緒に、北山付近の大宮通を自転車で散策しているミモロ。
「え?ソーセージ、コロッケ?わ~ミモロ大好き~。行く行く~」と、お友達の自転車について大宮通を北山通から、南へと進みました。
「ここ?」
「一度前、通ったことあるけど、なんのお店かわからなくて、通り過ぎちゃった~」とミモロ。
自動ドアがあって、奥行きが深いお店は、一見、なんとなく入りにくく、通り過ぎていたのでした。
「わ~大きなお肉屋さん・・・」
ガラスケースの中には、大きな牛肉の塊や薄切り肉が並んでいます。
壁際のクーラーの中には、ハムやソーセージ、そしていろいろなチーズなども豊富に。
「なんか外国のお肉屋さんみたいでしょ?」というお友達。「うん、ホント、そんな感じ~」とミモロ。
そう、まるで輸入食料品店のような感じ。
ここには、京都に暮らす外国人の方が多く訪れ、肉をブロックで買って行きます。
そう、海外では、日本の薄切り肉はあまりお肉屋さんにありません。薄切り肉を使う日本の料理とは、肉の使い方も異なる料理ですから。
さて、東京に暮らすお友達、京都にあるマンションには毎月1週間ほど過ごす生活をしています。そのお友達が、京都に来ると、必ず訪れるというのが、このお店。「すごく美味しいハムやパテ、ソーセージがあるんだもの~」
「ホント、いろいろあるね~ローストビーフも美味しそう~」
ソーセージの種類もいろいろ。どれも本当に美味しそう。
ここ「かわきた屋」は、オーナーである川北さんが、30年ほど前から始めたお店。
画家を志し、ヨーロッパで学ぶなか、本場のソーセージやハムの味に感激し、独学でその製法を習得。自家製の各国のソーセージやハムは、その国出身の人たちをもうならせる本場の味に。
お店には、川北さんが描く風景画が飾られています。
「どおりで~なんかヨーロッパの雰囲気あるよね~」と納得のミモロです。
「あの~ミモロ、ベーコン欲しいんですが~」と。
「はい、自家製のベーコンありますから、ぜひ食べてみてください」と川北さん。
「じゃ、それ~」とミモロ。実は、ミモロは、ベーコンやソーセージにうるさいのです。「なんか塩加減がいまいち~」とか「お肉の旨みが出てない」とか、スーパーで買ってくる品には、見向きもしないのでした。
ブロックで300gほど購入したベーコン。「ソーセージも、また買いに来よう~」と、ちょっと横目で未練ぽく見ています。
「おまけしてね~」と心で願うミモロ。
お肉屋さんなど、対面販売のお店で、おまけしてくれるとすごくうれしくて、また来ようという気持ちになります。
よく量り売りのお店で「103グラムです。ちょっと多いですがいいですか?」と店員さんに聞かれると、「3グラムおまけしてくれればいいのに~」とひそかに思ってしまうミモロです。これを思うのはミモロだけでしょうか?
「よく行く近所のお肉屋さんは、すごくおまけしてくれるの~だから通っちゃう~」というミモロ。
対面販売のお店の魅力って、店員さんとお客様のやり取りにもあると思うんですけど…。
さて、話はもどって…。
「あ、いろんなフライがあるよ~」
パン粉の衣がついた品々がいろいろと。「ひとつでも揚げますよ~」と。「う~おいしそう~」
そこでコロッケを揚げてもらうことに。「ちょっとお腹空いちゃった~」とミモロ。
揚げたてのコロッケを袋にいれてもらいます。
「この中に入ってるの~ほら~」
アツアツのコロッケ、「美味しいね~アチアチ・・・」といいながら食べるミモロ。至福のひと時です。
京都で、自家製のハムやソーセージのお店は、増えていますが、まさにここは、その先駆け的存在。
そのために、いままでも多くの若い人たちが、製法を学びに来ているのだとか。
自家製ソーセージなどにしては、価格もお手頃です。
ここの品は、市内のレストランなどでも使われているそう。
「また、買いに来ます~」とミモロ。「はい、またね~」と笑顔で見送ってくださいました。
家で、ベーコンを食べたミモロ「美味しい~これすごく~」と大満足。ミモロ好みの塩加減だったよう。
「またソーセージ買いに行こうね~」と、ミモロの催促がその日以来続いています。
*「ミート&デリ かわきた屋」京都市北区紫竹上緑町15の6 075-492-8001 10:00~20:00 第1・3日曜休み
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