ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

いろいろなキノコが育つ、京都の山里、久多の山。「ビーバー山の会」で自然観察と環境保全活動を

2024-11-11 | 体験
「わ~大きなキノコ…これ食べらるの??」


11月10日、秋晴れの京都…ミモロは、久しぶりに山に入りました。毎月1回、京都の最北端の山里久多の「自生寺谷」という山で、自然観察と環境保全活動をしている「ビーバー山の会」。ミモロは、そのメンバーです。

針葉樹と広葉樹が混在する山は、今、キノコの季節を迎えています。「キノコ狩りできるかな?」と、張り切るミモロ。


山の奥に進みながら、あちこちの切り株や古木の蔭などを見て回ります。

「ここに、キノコありそうなんだけど…」京都に暮らしから、何度かキノコ狩りのイベントに参加し、どこに生えやすいか、教えてもらったミモロです。

「あ、可愛いキノコ見つけた!」と大きな声を思わず…

「それ、たぶんチシオタケ…触らないようにね~」とメンバーの栗原さん。触るとキノコが傷ついて、赤い液がでるそう。
「可愛いのにね~」とじっと見つめるミモロです。

「ここにもあるよ~」と、また少し歩くと、今度は、小さなキノコを見つけました。

「う~よくわからない…」と、図鑑を見ながら名前を確かめます。


この地域にどんな種類のキノコが生えているのかを観察するのも、「ビーバー山の会」の活動のひとつ。

「食べられるキノコ、どこかな?」とミモロは、観察と同時に食べられるキノコを見つけたいのでした。

例年なら、今頃、ナメコが見られるそうですが、今年は、遅め…。どこにもナメコの姿がありません。

「もしかして、もう誰かに取られちゃったのかも…」この山には、鹿やリスなどの動物も暮らしているので、人間以外にもキノコを楽しみにしているのかもしれません。

「これは、ブナシメジだと思います…」との言葉に、「ということは、食べられるキノコ?」

「でも、少ししか生えてない…」寄り添うように3つほど木の隙間に育っています。

「可哀そうだから、見るだけにしよう~」と。

山には、いろいろなキノコが見られますが、キノコに詳しい人に見てもらわない限り、食べるのは危険!
食べられると言われるキノコでも、人によって体調を崩すことがあるそう。

でも、山を歩きながら、キノコを探すのは、まるで宝さがしをしているようで、楽しいもの。
ミモロ達は、1時間ほど、あちこちを歩き回り、今年のキノコの分布状態を確認しました。

「ねぇ~もうお昼の時間じゃないの?」とミモロ。歩き回ってお腹が空いたよう…
そこで、みんなでランチタイム…

しばし休憩して、午後の活動に備えます。

ランチを取った場所で、大きなトチの木が聳える前…この山のシンボル的な存在の大木ですが、近年、その一部が枯れ始めました。
ミモロは愛おしそうに、木に登って励まします。

「きっと夜になると、この周囲に動物たちが集まって宴会したりするんじゃないの?」と想像させる木なのです。

さて午後は、山の中の道の整備活動。崩れてしまった山道を伐採された木材を使い、補修して、歩きやすいようにします。

ミモロが、担当したのは、小川に掛けられた橋の掃除。上流から流れついた枝や石で、埋まっていた橋を渡れるようにしました。

約1時間半の環境保全活動をして、山を下りることに…

夏に比べ、日没が早くなり、昼間は汗ばむような気温も、午後を過ぎると、グッと下がってきます。
「ミモロちゃん、もう今日の活動は終わりにしましょう」
みんなで、山を下りて、車を止めた場所へと向かうことに…でも…途中で…

「あ、キノコ…」と丸いキノコを見つけたミモロ。

「ミモロちゃん、触ってみて…」と栗原さんに言われ、そっとキノコを押すと、中央の穴から胞子が煙のように出てきました。
「キャ~ミモロの体からキノコ生えちゃうの?」と不安そうな顔つきに…「大丈夫ですよ~」と笑う栗原さん。
このキノコは、コホリタケというキノコなのだとか。

あちこちを歩き回るミモロ

「それは、チャナメツムタケですね~食べられるキノコですけど…でも食べないでね~」

また、こちらも食べられるキノコのスギヒラタケ。

でも、過去に食べて命を落とした人もいたとかで、やはり食べない方が安全。

山で出会うキノコは、素人は手を出さないこと。
「キノコ食べたくなっちゃったから、帰りにスーパーでナメコ買おう…」とミモロ。はい、それがいいかも…。

「いろんなキノコに出会えて楽しかった~いいお天気だったし~」と、久しぶりの山歩きを満喫したミモロです。


左京区の最北の山里ながら、今年の紅葉は、まだあまり進んでいません。

なぜか一部だけ紅葉している楓…全体が色づくには、もう少し時間が必要のよう。

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[京都の食文化を楽しむ会・立冬編」精進料理を知り、味わう!「大正大学京都アカデミア」にて

2024-11-10 | 体験
「いろいろな季節の食材が味わえる料理だね~」とミモロが食べているのは、精進料理です。


11月5日の夜、京都の知恩院そば、東大路通沿いにある「大正大学京都アカデミア」で行われた「食」に関する講座。

京都の文化などを、さまざまな講師を招き興味深い講座を企画しています。

この夜の参加者は、15名。参加料は3000円です。

初めに、館長さんなどのご挨拶。

京都では、いろいろな公開講座が行われ、大人の学び心を刺激しています。

食いしん坊のミモロが興味を示すのは、「食」に関する講座。

この日は、「精進料理を知り、味わう」がテーマ。まさにミモロにピッタリ。事前に申し込みをして、楽しみ訪れました。

講師を務めてくださったのは、神奈川県川崎市の天台宗の「金剛山福昌寺」の副住職の飯沼康祐さん。
オンラインでの講義です。

ご実家のお寺の継承者として、大正大学に在学中、19才で比叡山延暦寺で出家得度。人間の生きることに深く関わる「食」に関心を抱き、学生であるときから、「食」を通じた布教を志します。卒業後、都内の飲食店で修業しながら、調理師免許を取得。
「すごい!プロの料理人さんなんだ~」と、その経歴に驚くミモロ。

それから、現在は、お寺を中心に各地で精進料理会を開催。坐禅をし、ゆったりとした時間の中で、心を調え味わう料理。食べることの大切さと共に、命を頂く感謝を、幅広い世代にアピールなさっています。


オンラインの画面を見ながら、お話を伺います。


「精進料理というのは、修行僧の食事として伝えられ、動物由来の食材を一切使わず作る料理です。それは、健康を大切にし、環境にも配慮された食といえます。仏教には、食事を頂く前に心の中の不浄を浄める「斎食儀」という食事の作法があります」と、

そのお話もしてくださいました。頂く前に、唱えるお経などいろいろあることを知りました。

僧侶の食事は、出されたものを全部キレイに食べることが基本。
「これは、得意なんだけどなぁ~」というミモロ。でも、心構えが違います。

飯沼さんは、精進料理に関する料理本も出版。

家庭でも楽しめる中華風、イタリアン風など、多彩な味わいがそこに…。

この日は、ヴィーガンメニューや精進御膳などを開発。また、さまざまな会合などの出張料理を手掛ける三田清美さんが、飯沼さんの提案する料理を基に、独自のアイディアも加えた料理を用意してくださいました。

「う~実際に食べられないのは、残念ですね~」と画面越しに料理を見る飯沼さん。オンライン講座の残念なところかも…。

さて、この夜の御膳のコンセプトは、野菜を残さず丸ごと頂くこと。

「結構食べ応えある~」とミモロ。

さまざまに工夫された料理で、ボリュームもあります。

「美味しいね~」と参加者から声が…


食材を無駄にせず、使い切ることが信条の三田さん。常に新たな料理開発に余念がありません。


「最近、ミモロ、食べすぎかなぁ~」と、猛暑でも食欲が衰えず、豊穣の秋を迎え、ますます食欲が増すことが予想されるミモロ。
地球の食糧事情も、将来的に大きな課題に直面しそうな将来…野菜をはじめ、多くの生物の命を頂く人間の食。
「もっと感謝しながら頂こう…」と思ったミモロです。

観光客の姿が消え、静寂が戻った京都の町を、ミモロは帰路につきました。



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滋賀県高島市安曇川のお友達の家で、ハラハラしながらゲームを楽しむミモロ。木工の玩具の温もりが素敵

2024-10-03 | 体験
「ウワ~ン、負けちゃった~」と泣き出した負けず嫌いのミモロ。

木工の積み木のゲームで、積んでいた積み木が崩れてしまいました。


滋賀県高島市安曇川のお友達の家に遊びに来たミモロは、そこで集まったお友達といっしょにゲームをすることに。
この積み木のゲームは、家具や木工雑貨を製作する栗原さんが考案。廃材などを活用したゲームです。

左京区の山里久多で、毎月、自然観察と保全活動をする「ビーバーの山の会」を率いる栗原さん。京都の町中から安曇川に移り住み、自然のパワーを大切に活用する建造物を作りたいと…。

この日は、栗原さんとお家をシェアするお友達が、ミモロたち数人を招き、ハウスウォーミング会を開いてくれたのです。

集まりの中心は、ゲーム大会。廃材を使った積み木の対抗戦から…

形も大きさもバラバラな木材の角を丸く削った積み木を、雲?水たまり?の形の上の板に積み上げてゆきます。

まずはお友達が挑戦。板の下には、直径3センチほどの円柱がそれを支えています。その上に積み木を次々に乗せるのです。

「あ、危ない!倒れちゃうよ~」とそばで見ているミモロは、ハラハラ。

数個乗せたところで、板は傾き積み木がこぼれました。

「あ~あ…」と、そばで見ていたミモロ。

「では、次にミモロちゃんやってみて~」と栗原さんに言われ、「は~い、任せて~」と張り切って板の上に…

「すごい!ミモロちゃん、バランスいいんだ~」と、ミモロに初めて会ったお友達はビックリ。

「じゃ始めます~」ミモロの対抗相手は、慎重そうな方。「なんかゲーム得意そう…」と思うミモロです。

順番に積み木を板の上に…

さまざまな大きさがある積み木。置く場所や角度がポイント。

横から板の状態を確認する二人(一人と1匹)

いくつかの積み木を置き、そのたびに見物するお友達から歓声が上がります。

「息吹きかけないよにしなくちゃ~」と、真剣そのもののミモロです。

「ここは、どうかな?」となかなかチャレンジャーな対抗者。

「う!そこ~え~次、ミモロ、どこに置けばいいかな???」高く積み上げてゆきます。

さて、ミモロの番…積み木を置こうとしたときに、ミモロは、板に触ってしまいました。
「あ!」一瞬で板はバランスを失い、ガラガラ崩れる積み木…

呆然とするミモロです。

「ウワ~ン、崩れちゃった~」と散らばった積み木を前に涙ぐむミモロです。

「他のゲームもあるから…」と、慰められます。もう、負けず嫌いなんだから…

ゲームの参加者は、積み木を置くコツをつかんだのか、次第に積み上げる数が増えていきます。

単純なゲームなのですが、なかなか頭を使います…
「これ、積み木が転がるから、ローリングストーンゲームって名付けました」と栗原さん。大人が熱くなったゲームです。

他にも、小さな白と茶色の積み木を重ねる4つ並べ。五目並べの立体版のようなもの。

「キャ~4つ並べたよ~」と、なぜかミモロが勝利。「なんで?」と周囲から驚きの声…。

また、これも不思議にダントツの速さで抜けたカードゲーム。「ババ抜き」

みなさん何十年ぶり??というババ抜き。「大人がこれほど盛り上がるっていいね~」と、1抜けした余裕のミモロ。

シンプルなゲームで、本当にこんなに盛り上がれるって素敵です。ミモロと初対面の方々がほとんどでしたが、それを感じさせない楽しい会です。

ゲームの後は、もちろん宴会!栗原さんのシェアメイトのオーストラリア出身のお友達が作ってくださった料理の数々。

カップケーキやサラダ、ディップなどを、ワインやビールで頂きました。

盛り上がった宴会のフィナーレは、ギター演奏に合わせてみんなで歌を…

全員が昭和世代のため、懐かしい歌が次々に…

いよいよ会もおしまいの時間…ゲーム大会で優勝した宇治在住のカップルには、栗原さん製作の木製のフレームが授与。


「はい、これミモロちゃんに…」と2位になったミモロにも賞品が…

「わ~嬉しい!」と笑顔のミモロ。賞品は、ゲームのローリングストーンズに因んで、そのCDです。

「大人も、こういうゲームって好きなんだね~楽しかった!」とミモロ。栗原さんとシェアメイトのお友達をはじめ、みなさんに感謝です。

楽しい思いを胸いっぱいに…JR安曇川駅から、京都に向かったミモロです。


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未来につなぐ小鼓プロジェクト。邦楽囃子演奏家桜間盧慶順先生の「初心者のための小鼓体験講座」

2024-09-29 | 体験
「また、小鼓練習するんだ~」とミモロ。


春に初めて体験した小鼓教室。9月22日に2回目が京都駅のそばで開催されました。

地下鉄烏丸線の「九条駅」から徒歩2分。浄土宗の「長福寺」にある「レンタルスペース洛箱」がお教室の会場です。


「ミモロちゃん、今回もようこそ~また、参加してくださって嬉しいです~」と素敵な笑顔の桜間盧慶順先生。

邦楽囃子演奏家として、古典から現代まで、さまざまなジャンルを演奏。国内外で高い評価を得ています。東京藝術大学准教授として多くの若手演奏家の育成に努めると共に、幅広い年齢層の人たちに、邦楽囃子演奏の魅力を伝えるため、初心者を対象にした小鼓体験教室などを東京、神戸、京都などで開催なさっています。


2回目になる京都教室…「9月の連休だったから、参加者少ない…もったいないね~」とミモロ。今回は6名の参加者でした。

「初めて参加するの?」とミモロが話しかけるのは、小学3年生の男の子。6年生のお兄ちゃまといっしょに…。

「小鼓やったことあるの?」とミモロが聞くと、「ううん、やったことない!なんか見たことはあるけど…」と。
京都の小学生は、伝統文化に触れる授業があり、能、日本舞踊、お茶、邦楽演奏などを目にしたり、体験する機会は、東京の小学生に比べ多いようです。祭に行く機会も多く、お囃子なども耳にしたり…。

さっそく先生のご指導が始まります。

この日の参加者は、ミモロ以外には初体験。「ミモロちゃんは、前にやってますね~」と言われても、「う?忘れちゃった~腹鼓なら打てると思うけど…」と、ほとんど初体験と同じミモロです。

まずは、小鼓の持ち方と構え方から…

参加する生徒さんには、小鼓が用意されています。

練習用の小鼓は音もなりやすい素材で…「演奏家などが使う小鼓は、桜の木材で銅が作られ、美しい金蒔絵などが施されています。また、打つ部分の皮は、馬の革を使っています」と。
鼓に渡された朱色の紐「調べ」を左手で抑えたり、放したりして音の高低に変化をもたらします。


「声も出して演奏します~ヨ~、イヤ~」とお腹から出された声が鼓の音にさらに迫力をもたらします。


教室にひと際大きく響く声…「すごい!あの小学生の男の子、掛け声上手~」とみんなが驚くほど声が出ています。
「囃子方やるといいのに~」と思うほど、初体験とは思えない声の出し方に他の参加者の大人はビックリ。

あっという間の1時間…「また、京都でもお教室開催しますから、その時も参加してくださいね~お友達もぜひ~」と桜間盧慶順先生。

「また、次回もぜひ~」と言われた小学生の男の子たち。「ミモロちゃんまたね」とすっかり仲良くなったミモロ「うん、またね~」と手を振ってお別れしました。「あの子、きっと小鼓上達するね~興味を抱き続けるといいけど…」とミモロ。
楽しかったという体験は、大人になっても覚えているもの…「はい、少しでも、多くの方に、邦楽囃子にご興味を持っていただき、演奏を楽しんで頂きたいんです~」と桜間盧慶順先生。

京都旅のプログラムに、小鼓体験教室を加えるのも楽しいのでは…
また、次回、ミモロのブログでもお伝えします。参加費は3000円です。

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京都東山茶道家の吉田常茗さんの「鶴栖居」での夏のお茶会に…美味しいお茶とお菓子を堪能

2024-08-22 | 体験
「ミモロちゃん、ようこそ~」と笑顔で迎えてくださるのは、薮内流の茶道家の吉田常茗さん。

京都の各所で茶会をなさ吉田さん。この日は、毎月、ご自宅の茶室で開催される「月釜」にミモロは、初めて参加させていただきました。

東山の永観堂…涼やかな風が緑の木立から吹き抜けます。

その近くに位置する吉田さんの茶室「鶴栖居」。

「本当は、夏のお着物で…と思ったけど、とても暑くて…」と、ミモロは、この日浴衣でお邪魔することに。

すでに同席する方々が控えの間で茶室に入る準備をなさっていました。しばらくして、ミモロも、身じまいをただし、お茶室に続きます。
まずは、床の間へ。7月中旬のこの日は、夏らしい設えと共に、祇園祭の厄除け粽が…


席に着くと、いよいよお茶会が始まります。「なんか久しぶりで、ちょっと緊張しちゃう…」というミモロです。


お点前が始まると共に、お菓子が前に…

夏らしい涼やかな琥珀の和菓子です。

「どうしよう~上手につかめるかなぁ~」と、滑りやすいお菓子なので、慎重にひとつ懐紙に取りました。

最初は、お濃茶…

「お濃茶って、コロナ前に飲んだけど、ずっと飲んでない…どうするんだっけ~」茶碗を前に、しばし悩むミモロ。
「ミモロちゃん、全部飲んじゃダメですよ~」と、知り合いの方から声が…。
ミモロのお隣には、2人が控えています。「このくらいかな?」と2口ほど飲んで、茶碗の縁を懐紙拭い、隣りへ渡します。


そして茶器などのお道具を拝見。

参加なさる方々は、みな、とても茶道に通じていらして、「なるほど~これは興味深い…」など、お道具を目を輝かせて見つめます。
ミモロも…「なるほど~」と、全くわかっていませんが、熱心に拝見しました。
 

月釜では、続いてお薄も頂きます。一度、茶室から出て、再び入ると、床の間の設えが変わっています。


美しいお点前を拝見…


そして席の前には、桃のコンポートが…「美味しそう…」と、ミモロの目はこちらに釘付け。


美味しい桃とお茶を頂戴…


「本日は、ようこそいらしてくださいました。お楽しみいただけましたでしょうか?また、来月の月釜にも、ぜひいらしてくださいね~」と吉田さんはご挨拶。


「今日は、ご一緒させていただき、ありがとうございました~」とお礼を言うミモロ。

みなさんの温かいお心で、ミモロもお茶会を楽しませていただきました。

「京都って、毎日、どこかでお茶会してるみたい…それぞれがいろいろな御趣向で、興味深いね~」とミモロ。
観光で京都を訪れる時、どこかのお茶会に参加するのもおすすめです。茶道を知らなくても、周りの方が教えて下さったり、大丈夫…という場合が殆どなので、ぜひ~(洋装の場合、白いソックスはご持参ください)

「もっと涼しくなったら、お着物で、参加したいね~」と秋を楽しみにするミモロです。

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