ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

独創的なデザインで評判の友禅作家黒田庄七郎先生による唯一無二のトートバッグとクランチバッグ。和洋両方の装いにマッチ

2023-07-14 | ファッション

「祇園祭」の山鉾が建ち並ぶ山鉾町。「なんかここ屏風祭りみたいだね~」とミモロ。

「祇園祭」の時期に、商家のお座敷などに、その家の家宝などが屏風と共に飾られるのを思わせる景色がそこに。

ここは、ミモロがよく伺う醒ヶ井仏光寺の古い趣ある町家の「京空間mayuko]のお座敷。

友禅作家黒田庄七郎先生と染色家の気谷麻由子さんが、作品を展示したり、いろいろな文化イベントをなさっているスペースです。

金色に輝く屏風の前には、友禅作家黒田庄七郎先生が描く独特の世界が広がっています。


「ミモロちゃん、染めた布を使って、持ちやすいバッグ作ったんですよ」という黒田庄七郎先生。

「なんか国や文化、宗教を越えた宇宙的な雰囲気がするね~」とミモロ。
「う!ネコなのに鋭い…」と黒田先生。「まぁね~」と鼻を膨らますミモロ。
二人は、とても仲良し、それぞれ個性的な存在というところにお互い惹かれるものがあるのかも…。

今回、バッグに使われた生地は、タペストリーのように、飾る布としてデザインされ、染められたもの。
つまり、すべて唯一無二の作品なのです。

「アルパカ&コンドル」と名付けられた作品をはじめ、なんとも色使いが素敵なのです。

その布を使いやすいバッグに仕立てたのは、染色家の気谷麻由子さん。

それぞれの布のデザインを考慮して、バッグとして最も魅力的なものに裁断し、仕立てたそう。

内側の布は、気谷さんが染めた草木染の布で、使いやすい機能性も考え、ポケットも付いています。

「このポケット部分は、裁断した布の残り部分から…」

友禅の着物および草木染の和装小物などを手掛けていますが、このバッグは、和服だけでなく、洋装やデニム素材の装いにもマッチする感じ。
「ちょっとアバンギャルドな雰囲気で持つのがいいと思う」とミモロ。

「これ、外国人に絶対注目されると思うけどなぁ~」と続けます。

手提げタイプのバッグのほかに、クランチタイプも…

「これは、お茶事の時の数寄屋袋として作ったんです」と気谷さん。
「え~パーティーのバッグにしたい!」というミモロ。
その色使いの巧みさは、黒いドレスなどに似合いそう。

「あの~値段聞いてもいいですか?」とミモロ。
手提げタイプは、16500円~ クランチタイプは、7700円~と、すべて手描き友禅の布で、1点ものとしては心惹かれる値段です。
これらの品は通販でも購入可能。
FBの「京空間mayuko」からコンタクトを
訪問は、事前に連絡を


バッグの展示は、「祇園祭」の期間中。
お座敷には、「祇園祭」にちなんだ掛け軸が
 

「わ~素敵~」とミモロが思わず声を上げたのは、気谷さんのおもてなし。

お庭のヤツデの葉っぱの上に、冷茶と涼し気な干菓子が…
喉を潤すとともに、目にも涼やかなおもてなしです。

「あの~今日も遊んでいいですか?」というと、屏風のそばにいるトラに跨るミモロ。

「ミモロちゃん、お馬に乗ったり、トラに乗ったりして遊ぶの好きですよね~」とお二人。
「うん、つい乗りたくなっちゃうんだよね~」と。

<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏を涼やかに、楽しく過ごす京都生まれの洒落た日傘やバッグなどが勢ぞろい。三条烏丸の「koha*」

2023-04-27 | ファッション

「今年の夏も厳しそうだね~お出かけには、日傘が必須…」というミモロが憧れる傘が揃うお店があります。


京都の町中、三条烏丸にある「文椿ビルヂング」という大正時代の洋館を再生した商業施設の奥に「椿ラボ」というショップに出かけました。

「ここに来ると、毎回、なんか素敵なものに出会うんだよね~」というミモロです。


このショップは、ファブリックデザイナーのkoha*さんが手がけたオリジナルデザインの布で作ったファッション雑貨がいろいろ揃うお店です。

「こんにちは~ミモロちゃん」と、koha*さん。「は~い、こんにちは~」と仲良しのミモロは、ピョンと飛びついてご挨拶。

koha*さんのデザインは、京都の暮らしの中で出会う草花など自然がテーマ。でも華やかな桜やボタンなどではなく、京都の暮らしに寄り添うようにある自然が、koha*さんならではの感性で洒落た雰囲気に表現されているのです。

「これ、コゴミ柄のクッションだって~」

「キャ~ミモロが大好きなサツマイモだ~」

たわわに実ったサツマイモが、ハートの形にデザインされています。

上質のコットン素材に京都伝統の染色の技、捺染技術で美しく染められたファブリックです。

ショップの壁面には、そんなオリジナルデザインのトートバッグがずらり…。


「もしかして、これは北山杉じゃない?」

緑の色の素敵なニュアンスが、洒落た雰囲気。

他にもいろいろなデザインが…ミモロはそれを見るだけで、ワクワクしています。


陽ざしが強くなってきた季節…また、まもなく雨が続く梅雨も…
そんな季節を前に、ぜひ、新しい傘が欲しくなります。


晴雨兼用の傘…お出かけするのが楽しくなる品です。


今年は、お出かけの機会が増えて、傘の出番も増えそう。
「京都って、突然雨降ったりするから、晴雨兼用傘って必須アイテムだよね~」というミモロ。

「これミモロにピッタリじゃない…」というのは、ディスプレイ用の小さな傘。

残念ながら売り物ではありませんでした。

また、素敵な色合いがファッションを引き立てるストールなども人気。


「これもいいね~」というのは、扇子やサンダル
 
「夏になったら、使いたいね~」と。サンダルは、木製の履きやすい構造になっているもので、足が疲れない評判の品。浴衣の時も使えます。

「これママと一緒に着たい~」というのは、親子で楽しめるお揃いのエプロン。


すべてkoha*さんが考えた暮らしの中にあったらいいなぁ~と思うものばかり。


「また、遊びに来ま~す」と、手を振ってお店を後にするミモロ。

「ここに来ると、なんか元気になるんだ~」と。ぜひ、ショップを覗いてみては???

各地の百貨店などへも、ツアーが増えている人気の「椿ラボ」。
オンラインショップも開設されています。

*「椿ラボ」の詳しい情報はホームページで

<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アフリカのベナン共和国のろうけつ染めと京都伝統工芸のコラボ。「AFRICL」の展示会9月12日まで御所南で開催。

2022-09-11 | ファッション

「なんかパワー感じるね~」と、展示会場に並んだシャツやワンピースを見たミモロ。

ここに並ぶのは、アフリカのベナン共和国に伝わる伝統のバティック(ろうけつ染め)の布を使った品々です。

京都の御所南のビル4階にある「ギャラリー八角」で9月12日まで開催されているファッションブランド「AFRICL」の展示会にやって来たミモロです。

「古いビルなんだ~」と4階まで階段で上がります。

「ここだ~」明るい光が注ぐギャラリーに到着。


そこには、鮮やかな色とダイナミックなデザインを纏った厚手のコットンのシャツやワンピース、スカートなどのファッションアイテムをはじめ、その布を使った雑貨などが並んでいます。


「いらっしゃいませ~」とミモロを迎えたのは、この製品を手掛けている「AFRICL」の沖田さん。

「あの~この生地すごくパワーを感じるんですけど、どういう布なんですか?」とミモロ。

沖田さんが着ているワンピースも、なんとも不思議な模様です。
「ここの布は、アフリカのベナン共和国で昔から伝わるバティック…ろうけつ染めのものなんです」と沖田さん。
「あの~ベナン共和国って?」と、アフリカの国に詳しくないミモロです。

ベナン共和国は、西アフリカに位置し、隣国は、東にナイジェリア、西にトーゴというギニア湾に接する縦長の国です。1960年にフランスから独立。公用語はフランス語です。かつて奴隷貿易の港としての歴史を持っています。

「あの~どうしてベナン共和国の布を扱っているんですか?」とミモロは、沖田さんを見て…

沖田さんは、阪大の法学部で学んでいた時に、国際協力に興味を抱きます。「時間が自由になる学生時代に、実際に外国で国際協力などに関して学びたい」と思ったそう。そこで、インターシップ制度がある国を調べ、アフリカが候補に。サッカーで知られるコンゴやガーナなどもあった中、ベナン共和国というあまり日本で情報がない国に、「知らないから行ってみよう」と。
「すごい大胆~!」とミモロはビックリ。
日本からは、フランスを経て入るのだそう。「今年の4月にも行きました」と。

ベナン共和国で暮らし始めた沖田さんは、そこの伝統工芸のバティックに出会います。
その独特な色彩とデザインに魅了された沖田さん。それを使った国際協力に乗り出します。

バティックを作る人と提携して新たな事業を開始。
「なんかすごいパワーですね~」とただただ沖田さんの行動力に驚くミモロ。

丈夫な厚手のコットン生地に、型などを使って、何度も染めたろうけつ染め。その技術は、日本のろうけつ染めとは幾分異なりますが、基本的な技術は同じよう。蝋を置く作業と染める作業を繰り返し、独特な色合いと模様を布に浮かび上がらせます。

「縫製は、日本でしています」と。

しっかりとした縫製と染めは、一生ものと言えるほど、長く使えるもの。


模様は、ベナンの伝統の文様のほか、沖田さんが伝えたイメージから新たに職人が作り上げたものなどが…。
「なんの模様?」とミモロ。自然をモチーフにした模様ですが、中にはよくわからないものもあるそう。
でも、どれも自然のパワーを感じさせるものばかり。

服だけでなく、巾着バッグなども。


東京をベースにしている沖田さん。今回は、京都の伝統工芸士さんなどとの出会いから、その世界を広げています。

ミモロをここに紹介してくれたのは、先日、工房にお邪魔した「京表具」の小野澤さん。

ベナン生まれの布を表具の技で、モダンな室内装飾に…


他にも、アクセサリーなども


金の箔押しと漆を使ったブックカバーなど

日本とベナンの伝統工芸の技のコラボが、新たな世界の扉を開いています。

どちらかというと華奢な体形の沖田さん…どこにそんなパワーがあるのかと驚くばかり。
「実際に、いろいろな場所に行ったり、そこの人たちに出会ったりしなければ、本当のことはわからない!」とキッパリ。

伝統工芸を通じ、いろいろな世界の人が繋がり、そこに関わる人たちが、笑顔になれるような国際協力を目指します。

「ミモロもバティックのお洋服欲しいなぁ~」

「AFRICL」の製品はオンラインショップでも購入可能です。ぜひホームページを見てください。

9月12日まで開催中の展示会にも足を運んでは?
会場:[ギャラリー八角」京都市中京区坂本町686-2マルタカビル4階 会期:9月12日まで 10:00~19:00(最終日~17:00)
*「AFRICL]の詳しい情報はホームページで


<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご存じですか?琵琶湖で生まれた宝物「琵琶湖パール」。大粒の虹色に輝く天然淡水パール

2021-05-07 | ファッション

「うわ~なんてキレイな真珠だろう?」とミモロが目を輝かせて見つめるのは、淡水パールの「琵琶湖パール」です。


「琵琶湖でパール?」と思う方も多いはず…。実は、琵琶湖では、平安時代から天然淡水パールが採れていて、それは柿本人麻呂が万葉集でも詠っているのです。

「え~淡水パールって、粒の小さくて、比較的安い感じするけど…よく中国産のあるよね~」というミモロ。それはきっと多くの人が抱いている淡水パールのイメージではないでしょうか。でも…なんと、琵琶湖生まれの淡水パールは、大粒で虹色に輝く、それはそれは美しいパールなのです。

そのパールを使ったアクセサリーを製作、販売しているのは、滋賀県の野洲にサロンをもつジュエリーデザイナーの西田裕胡(にしだゆうこ)さん。

滋賀県で生まれ育ち、滋賀県の発展を望む郷土愛にあふれる方なのです。そんな西田さんが出会って、その存在に魅了されたのが、「琵琶湖パール」です。そして、それを多くの人に知ってもらいたいという思いから、「株式会社びわこパール」を設立し、素敵なデザインのパールのアクセサリーを製作販売すると共に、琵琶湖パールの発展に尽力なさっていらっしゃいます。

ある日、野洲の西田さんのサロンを訪れたミモロは、「琵琶湖パール」についていろいろお話を伺うことになりました。
「あの~今日はよろしくお願いします」とご挨拶。「はい、ようこそ~いらっしゃいました」と西田さん。


「まずは、お茶とお菓子召し上がれ~」「はい」到着して、真っ先に気になったケーキを頂くことに。

「ごちそうさまでした」野洲までは、今回、琵琶湖大橋を通り、車で1時間半かけてやってきたミモロ。電車ならJRの快速で、京都駅から1時間ほどでした。お茶を頂き落ち着いたミモロ。さっそく「琵琶湖パール」についてのお話を伺います。

そもそも「琵琶湖パール」は、天然淡水パールで、琵琶湖に自生したもの。昭和初期に、イケチョウガイを利用した養殖が成功し、その後、琵琶湖の産業のひとつとして発展します。養殖に携わる人たちの努力により、良質で美しい淡水パールに…。その美しさは、海外で高く評価され、昭和40年代から55年頃には、90軒ほどの養殖業者があり、その生産量は、6000㎏にも達したそう。

日本では、真珠と言えば、伊勢志摩でアコヤガイから生まれる海水パールが有名。でも、淡水パールの「琵琶湖パール」の存在はあまり知られていません。その理由は、生産したパールの多くが輸出品だったこと。国内の流通より海外がはるかに多かったということから…。

そして、「琵琶湖パール」がほとんど国内で知られなかったのには、昭和50年代後半以降、琵琶湖の水質の汚染が進み、その生産量が激減、絶滅の危機に瀕するまでになってしまったからなのです。

その後、琵琶湖の水質は改善に向かったものの、ブラックバスやブルーギルなど外来種の繁殖が問題に。いろいろな在来種の生物も戻りつつあるものの、まだ「琵琶湖パール」の母貝となるイケチョウガイの数は、昔に遠く及ばないのが現状です。

「え~こんな美しいパールが琵琶湖で生まれてるって、信じられない~」というミモロ。

「そう、本当にキレイでしょ。このパールの特徴は、豊かなカラーバリエーションで、パープルやオレンジ、ゴールド、オーロラホワイトなど、本当にいろいろな色が生まれるんですよ。そして、基本的に無核の真珠なので、真珠層がすごく厚いんです。養殖っていっても、母貝が生み出すものですから、どれひとつも同じものがないんです。丸い形だけでなく、ちょっと変形したバロックタイプもすごく個性的で素敵なんですよ~」と、真珠愛の強い西田さんは、熱く語ります。

それぞれが個性的で、同じものがない「琵琶湖パール」。その魅力をさらにアップするデザインを施し、美しいジュエリーにする西田さん。

「あの~着けてもいいですか?」とミモロ。「ミモロちゃん女の子でしたね~アクセサリーも好きなの?」と。
「はい、あんまりつける機会ないけど、好きです」と。


「指輪もいいなぁ~大粒のパールがすごく豪華だよね~」と。

メレダイヤがパールの輝きをいっそう際立たせるように控えめに配置されたデザインが素敵です。

「ほら、ゴージャス~」と指輪にうっとり。ミモロの場合、指が目立たないので、腕にした感じですが…


こちらもゴージャスなブレスレット。ミモロの場合はネックレス。


さらにティアラも…「ミモロちゃん、すごくお似合い…」と西田さん。「そう、こういうのミモロ似合うの~」と自画自賛。


西田さんの作品は、有名百貨店の催事などにも出展されますが、予約により、サロンで選ぶこともできます。
詳しくは「株式会社びわこパール」のホームページをご覧ください。

また、琵琶湖パールの発展のために、多くの人の参加を募る「びわこパールオーナー制度」もスタート。

琵琶湖の宝物の復活を目指します。

「あの~ミモロ、伊勢志摩で、海水パールの養殖してるところ見たことあるんですけど~琵琶湖パールってどういうところで養殖されてるんですか?」とミモロ。

そこで、その養殖現場を見学させていただくことになりました。この続きは、また明日…


<ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おうち時間を豊かに…オンラインショップで人気「Pagong(パゴン)」のクッションなど

2021-05-06 | ファッション
<
「わ~素敵なクッション…お昼寝がすごく楽しくなりそう…」と、よくソファで寝ているミモロ。

カラフルな色調と、浮世絵など和のモチーフを使ったデザインが、なんとも洒落た感じのクッションです。

これを製作販売しているのは、「京友禅アロハシャツ&カットソー」で知られる「Pagong(パゴン)」というブランド。


五条通のイオンモールのそばにある本店には、アロハシャツをはじめ、さまざまなファッション関連の品々が種類豊富に揃っています。
 

伝統的な文様をモダンな感覚でアレンジし、国内外のファッションに敏感な方々から熱い視線が集まっている品。

この美しいプリントは、友禅や服地などの染めを手掛けて100余年の「亀田富染工場」が手掛けたもの。「Pagong」は、その会社が立ち上げた自社ブランドなのです。

今回、特にご紹介したいのは、オンラインショップでも購入できる品々。「京都に来れない人やおうち時間を充実させたい人におすすめなの~」とミモロがぜひお伝えしたいと、本店に伺うことになりました。

「こんにちは~」とミモロを迎えてくださったのは、カッコいい亀田さんとキュートな安田さん。

以前は、アロハシャツやワンピース、ブラウスなど、ファッションアイテムがほとんどだった「Pagong」ですが、コロナ禍になり、おうち時間を増えたことから、おうちでの快適な時間を過ごせるインテリアアイテムを製作することになったそう。

もともと、美術館などとのコラボで、所蔵する作品の図柄をベースに、独特のグラフィック的センスでファブリックのデザインにした布地を製作得意とする会社。さらにその布地の活用の幅を広げたのが、インテリアの世界です。

美しいプリントは、友禅などの型染めの技法を、つまり色ごとに版を作り、何度も版を変え、重ねて染める伝統の技によるもの。
「今は、インクジェットプリンターなどで作られたプリント布地も増えていますが、昔ながらの手間のかかる方法ならでは、独特のニュアンスは、やはり全然違うものなんです」と亀田さん。

「ほら~見て~」と抱えたのは、「葛飾北斎の大波」をモチーフにしたクッション。

「あれ~着てるシャツと同じだ~」とミモロ。「そう、同じ型を使って同じ技法で染めたものです」と。

クッションはコットン100%の布地ですが、シャツなどは、シルクやポリエステル素材などに染められ、その素材によって、もちろん染料は異なります。

「こんなクッションおうちにあったら、オシャレだよね~なんか寝心地よさそう…」とミモロ。
う~これ以上寝るつもりなんだ~寝すぎじゃない?「だって、眠りネコとか、ネコってよく寝るんだよ~睡眠不足のネコって聞いたことないでしょ」と、最近は気づくと寝ているミモロなのでした。

さて、この素敵なプリント使った品々はほかにも…
これから、お出かけの必須アイテムとなる日傘。


またソフトで滑らかな感触のシルクのスカーフ


また、今、大人気のマスクなども


現在、オンラインショップは、幅広いアイテムに対応し、おうちにいながら、「Pagong」のお店の品をゆっくり見て、選ぶことができるようになっています。

もちろんお店に来て実際に手にしたい…という人も「もう少し待っててね…」

子供服を着てみたミモロ。
エコバッグやスーツケースなどはお店で…
 

「でも、すごくオンラインショップが充実してるんだよ~いろいろあって迷っちゃうね~」とミモロ。
オンラインショップの充実で、もともと多かった海外ファンからの注文も増えているそう。
まだまだ日本に来れないファンにとっては、本当に嬉しいシステムです。

「なんかパゴンの製品って、元気でるよね~」というミモロ。
おうち時間が多くなり、服装もいつも同じ…。着心地重視のものばかり…という人に、カラフルで、そして絵師や画家が力を注いで描いた模様のパワーあふれるもの。「力もらっちゃう…」とミモロの言葉もわかります。

ぜひ、一度、「Pagong」のホームページからオンラインショップを覗いてみてはいかがでしょ?


こぼれ話…
さて、お店を出ようとしたときに、「あ、ミモロちゃん来てたんだ~」と声を掛けてくださったのは、亀田さんのパパで、会長の亀田さん。

アーティストとしても活躍する、これまたカッコいい亀田さん。ミモロとは、昔からのお友達。
「本社ビル、今、アートスペースにしてるんですよ~」と案内してくれました。
 
「わ~階段や壁がキャンバスになってる~なんか楽しい~」と目を輝かすミモロ。

「これ、いいなぁ~やってみようかな?」とミモロ。「なに?」と亀田さん。
 
「あのね~今、ミモロ、おうちのペンキ塗りに凝ってるの…いろんなところペイントしちゃった~」と、写真を見せて…「ホントだ~ミモロちゃんも好きなんだ~」「まぁね~」でも、大きな壁面では、デザイン図面を描いてそれをベースに描かれるそう。

でも、ミモロのペンキ塗りに参考になるアイディアがいろいろありました。




<ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする