ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

世界のビールやワイン、ウィスキーなどの種類豊富。御蔭通にある「浅尾酒店」

2018-09-30 | グルメ

京都、左京区の百万遍から東大路通を北に進み、下鴨神社方向へ通じる御蔭通を西に・・・スーパーマーケットを過ぎると、「あれ?レストランかな?」と思うような、おしゃれな雰囲気のお店があります。
 ミモロは、ずっとフレンチレストランだと思ってました。

ここは、「浅尾酒店」というお酒屋さん。
 
「うわ~いろんなお酒が並んでる~」と、店の什器にずらりと並ぶボトルにビックリするミモロ。

近年、町のお酒屋さんの数は激減。大きなリッカ―ショップなどが、ショッピングモールなどに入ったり、個人営業の昔ながらのお酒屋さんの姿は、京都でも少なくなっています。

ここ「浅尾酒店」は、現在のご店主で3代目。おばあさまの代からお酒屋さんをこの場所で営まれています。
30年ほど前に、現在の建物に・・・。ビールやワイン、日本酒などがお好きというご店主。
店内の品ぞろえも、ご店主の好みが反映されています。

「わ~素敵~なんかレトロな感じのラベル~」とミモロ。
 
ベルギーやドイツなどのビールが種類豊富。「すごく個性的なボトル・・・ビール瓶っていろんな形があるんだ~」と、日本のビール瓶は、どのメーカーのも似ていますが、ヨーロッパのビール瓶はバラエティー豊かです。

「これ、あなたにピッタリじゃないですか?」と勧められたのは、ベルギーのビールです。


ビールに詳しくないミモロには、ネコに小判状態ですが、ビール好きにはたまらない品々が揃っているのです。
 

「わ~ラベル素敵~」と、ビールの味はよくわからないミモロは、ボトルトラベルに興味をひかれます。
 

ビールのほかには、ラムや珍しい日本産のジンも。
 

また若いころよく飲んだウィスキーがズラリ・・・懐かしい~と思わず。
 

ご店主のセレクトによる日本酒も。秋だけ味わえる日本酒も、見逃せません。
 

もちろんワインの種類の豊富さも評判。
 

イタリア、フランス、ドイツなどをはじめ、オーストラリアやチリなど世界のワインが揃います。
「日本のワインも美味しそう~」とミモロ。

ここでは、毎月第3土曜日の20:00から「ワインの試飲会」が行われています。参加費は1500円。数種類のワインが毎回試飲できるワイン好きにはうれしいイベント。

「え~いろんなワインが飲めるってうれしいね~」とミモロも興味津々。


お酒に詳しいご店主との会話も弾むひとときに・・・。


*「浅尾酒店」京都市左京区田中野神町6  075‐781‐3210 10:00~21:00 日曜休み 叡山電車「元田中駅」から徒歩5分


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八坂の塔のそばに9月26日にオープンした、小さな暮らしの道具店「日東堂」

2018-09-29 | 京都

「ミモロちゃん、新しいお店がオープンするから、ぜひ見に来てください~」と、ご連絡をいただいたミモロは、さっそく東山の清水寺に行く途中にある八坂の塔のそばへ向かいました。
「ここだ~」
 
そこは「日東堂」というショップ。
店内に入ると…そこには、文房具、バッグ、雑貨などが並んでいます。
 
ミモロが興味をまず抱いたのは、お掃除に使う「コロコロ」です。
 
「小さなお家に収まるようになってる~おしゃれ~」。

実は、このショップを運営するのは、この粘着クリーナー「コロコロ」を考案した「株式会社ニトムズ」なのです。

「はじめまして~よくいらっしゃいました~」と笑顔で迎えてくださったのは、「ニトムズ」の田中社長。
「うちは、粘着テープなどのメーカーですから、その関連グッズもいろいろありますよ~。また日本の伝統工芸の技術や最先端技術などを使った暮らしの道具をいろいろ集め、暮らしをいっそう楽しくしていただけたらと思い、このお店を作ったんです。美味しいコーヒーもありますよ」と。

「ミモロ、コロコロ知ってます」と目を輝かすミモロ。さらにお店の中を見てゆきます。
「わ~こういうの欲しかったんだ~。探してたところ~」と飛びついたのは、マスキングテープです。
 
家具や壁に貼ることで、印象を変えることができる優れもの。
またさまざまな性質の粘着力を利用した文房具も揃っています。
 

「あ、すごくおしゃれな品々もいっぱいある~」とミモロは、次々に見てゆきます。
 
シンプルで、そして時代を超えて愛され続けるデザインのファッショングッズです。

「どうぞ、こちらも見てください~」と広報の星さん。
「どれどれ~」
そこには、台所用具やコーヒーグッズが並んでいました。
 

「ミモロちゃん、コーヒー飲みますか?ここにはカフェもあるんですよ~」「はい、いただきます~」と即お返事。

「いらっしゃいませ~」店の一角にあるカフェスタンド。ここでコーヒーなどを注文できます。
「コーヒー羊羹どうぞ~あ~ん」
「う!コーヒーの味がする羊羹だ~」とビックリするミモロ。ここには、水出しコーヒーで作った特製珈琲牛乳があるんです。それを持って、ミモロは、お店の2階へ、
「上で飲んでいいの?」
2階は、フリースペースで、そこで寛ぎながらコーヒーなどを飲んでもいいのだそう。

中央には、ガラスの茶室があります。このフリースペースでは、これからさまざまな催しを行う予定とか。
 

町家を改装したお店の奥には、坪庭もあります。


ミモロが訪れたプレスプレビューで、お土産にいただいた、ミモロサイズの「ちびコロ」。
「これスマートフォンの皮脂除去用のコロコロなんだって~」と、すっかり気に入ったよう。

「ここに来ると、きっと何か素敵なものが見つかりそう~」とワクワクするミモロです。

*「日東堂」京都市東山区八坂上町385-4 075-525-8115 10:00~18:00 不定休



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和装小物などがお得な価格で…「千両ヶ辻」の秋分の日の「西陣伝統文化祭」

2018-09-28 | イベント

秋分の日は、「晴明神社」の氏子町、西陣の「千両ヶ辻」エリアで、毎年「西陣伝統文化祭」が開催されます。
   
ここ今出川大宮界隈は、西陣の中心地。江戸時代中期頃から、生糸や織物の問屋が軒を連ね、盛んに商いが行われた場所。1日千両の商いがあったといわれることから、「千両ヶ辻」と呼ばれます。

その当時の面影を留める町家が、大宮通の両側に今も並び、この日は、そのいくつかが一般公開され、当時の裕福な商家の様子を知ることができます。

  
その1軒の岡田は、西陣の帯を扱う問屋。「どうぞ~」とご主人に言われ、ミモロはお座敷に上がります。
「わ~落ち着いた雰囲気のお庭~」

京都の町家らしい素敵な中庭がそこに・・・。

ここでは、雅な帯を特別価格で販売。また入口には、写真家の末永あかねさんの作品やポストカード、そして訪れた南の島などで見つけたかわいいファッション雑貨やアクセサリーが展示販売されていました。
  
「似合うものあるかな~?」とミモロ。「かわいい~ミモロちゃん、よく似合う~」とあかねさん。また、「もしかしてミモロちゃん?よくブログ見てますよ~」と、偶然、お目にかかったミモロファンの方。「わ~なんか素敵な出会いもある~」と大喜び。

そこからミモロは、通りを北へ進みます。
「美味しそう~」と立ち止まったのは、パンケーキで有名な「ラインベック」。「あ、ミモロちゃん、以前、いらしたことありますよね~」とマネージャーの田中さん。この日は、娘さんとお孫さんと一緒です。
 
「はい、ずいぶん前ですけど~」とミモロ。「覚えてますよ~。一度会うと忘れられないお顔ですから…」と。「あ、そう~」とちょっと照れるミモロです。「また、食べにきますね~」。お店の前ではスコーンなども販売。

そのすぐそばにある町家は、写真家 水野克比古先生の「町家写真館」。「あ、先生~お久しぶりで~す」と抱き着きます。
「はい、ミモロちゃん、お変わりなく~」
いつもダンディーな水野先生。「どうぞ中、見てって~」と。町家の事務所には、先生の作品が展示されています。
「すてきだよね~」
京都の美しい景色を情感あふれ表現された作品は、京都の写真マニアの憧れです。

「あ、ミモロちゃん、来てくれたんだ~」と同じく写真家の息子さんの水野秀比古さん。
「はい、今年もお邪魔してます」とミモロ。「のんびりしてると終わっちゃいますよ~」と水野さん。「え?」と驚きます。そう16:30でこの文化祭はおしまい。「え~まだ見たいとこたくさんある~。じゃ、またね~」とミモロは、慌ててほかのお店へ。

今年、16回目を迎える「千両ヶ辻」の「西陣伝統文化祭」は、水野先生など地元の有志を中心に、地域の活性化のために始められたもの。春には、雛祭が行われています。年々、参加する人も増え、さまざまなイベントなどもあって、楽しさは、さらに・・・。「すごくお買得ものがあるんだよ~」とミモロは、楽しみにしています。
 

「これ、冬にいいんじゃないの~」とマフラーを見つけたミモロ。
「すごく温かいですよ~」 とお店の方。
「え~1枚500円?2枚で900円で、3枚で1200円だって~」とビックリ。ミモロは、「クリスマスのプレゼントにしよう~」となんと4枚購入。「これで冬はポカポカだね~」と。

「あ、この子、お店のマスコットなんだって~」と一緒に写真を。「あれ、カミギュウくんもいる~」上京区のキャラクターも応援に駆けつけました。
「はい、ポーズ」

京都では、町の中心地以外の地域でも、いろいろなイベントが行われています。
「そういうの、あんまりガイドブックに載ってないからね~」とミモロ。
 
坪庭を拝見に訪れた「箔屋野口」。「本当に立派な町家~」とミモロ。

「もっといろいろ遊びたいなぁ~」と思うミモロ。でももうすぐおしまいの時間です。「バイバイ~!またね~」と地元の方々と手を振りお別れ・・・
 

秋分の日、ぜひ来年は足を延ばしてはいかがでしょ?

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神幸祭でにぎわう「晴明神社」と氏子町。神輿の巡行をミモロも見物

2018-09-27 | 祭事・神事・風習

秋分の日の午後。ミモロは、西陣の「晴明神社」の氏子町に行きました。
「パワースポットで人気なの~」

「晴明神社」は、平安中期の天文学者である安倍晴明をお祀りする神社。
陰陽道の祖としても崇められています。「アニメや映画で、不思議な力を操る人って描かれてるんでしょ?」とミモロ。

この日は、「晴明祭」の神幸祭の日。神社には、多くの参拝者がお詣りの列を作っています。
「わ~いっぱい~」ミモロは、本殿の脇でお詣り。そしてこの神社の神紋でもある桔梗の花を鑑賞しました。
 

「厄払いの桃も触っとこう~」。桃に触ると厄払いができるのです。また境内には、陰陽を表す印もあります。
 
神社の前には、たこ焼きや金魚すくいの屋台も並んでいました。

「ところでお神輿どこ?」キョロキョロするミモロ。すでに神輿は、氏子町を巡行中。境内にその姿はありません。

ミモロは、氏子町である神社の西側に位置する「千両ヶ辻」へと移動します。
すると風に乗って、鼓笛隊の笛の音が聞こえてきました。「あ、行列もうすぐ来るんだ~」
この日、「千両ヶ辻」では、毎年、秋分の日に行われる「西陣伝統文化祭」が…。にぎわう通りでミモロは、神幸行列を迎えます。

やってきたのは、少年鼓笛隊。「なんかワクワクしちゃうね~」とそれに続く行列を見守ります。
 

次々やってくる行列。参加者は、全部で500人にもおよぶそう。
  

あ、お獅子…パクリ…ミモロは頭を噛まれます。え~食べられちゃう~。いいえ、頭を噛まれると賢くなるのだそう。


行列には、子どもたちも多数参加しています。かわいいお稚児さんが続きます。
 

豪華な飾りで現れた白馬・・・
行列は、沿道の観客に笑顔で迎えられながら、進んでゆきます。

いよいよ神輿の登場です。「迫力あるね~」
京都の神輿は、いずれも見事。ホイットー、ホイットーの掛け声が響きます。

「あ、子供神輿もあるんだ~」


秋になり、京都各所では、祭りが次々に始まります。

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広大な敷地の「万博記念公園」。エキスポ70’の面影を求めて、お散歩

2018-09-26 | 国内旅行

大阪の「万博記念公園」に「太陽の塔」の内部見学に訪れたミモロ。
見学し終わり、芝生の上でひと休み。「すごく感激しちゃった~!」と、岡本太郎の「生命の樹」のエネルギーに圧倒された様子です。

「太陽の塔」のある「万博記念公園」は、1970年の大阪エキスポの後、各国のパビリオンなどは、取り除かれ、その264ヘクタールの広大な敷地は、憩いの場として整備されました。
「なにしろ広い~」と公園内を散歩するミモロ。

「お腹空いた~」といいだしました。この日は、レストランがあるのは、「国立民族学博物館」でした。
 
日銀総裁などを務めた渋沢敬三氏が、戦前、構想した「国立民族学博物館」。それが実現したのは、彼の死後。京大の梅棹忠夫氏などの尽力により、万博閉幕後の1977年に開館を迎えることになります。
館内には、民族学・文化人類学などの研究展示が行われています。「見学したいけど、今度にしよう~」と、まずは、お腹を満たすことに気が集中しているミモロでした。

1階の「レストランみんはく」は、エスニック料理がメニューに。「タイ料理だ~。ミモロ大好き~」
まずは、お腹を満たします。「う~美味しかった~」
「次は、どこに行こうかな?」


水が流れるオブジェなど、「ここにあるものみんな大きいね~」
 

公園内には、約26ヘクタールの池泉回遊式庭園「日本庭園」やバラ約140品種、約5600株の世界のバラが咲く「バラ園」などもあります。「う~1日ではまわりきれないから、また来よう~」とミモロは、他の場所に歩き始めました。

「あ、古い建物がある~」と近づいたのは・・・
  
万博当時、「鉄鋼館」だった建物。現在「EXPO'70パビリオン」として、万博の写真や資料などを展示しています。
48年の時の流れは、建物全体を蔦が覆っていました。

建物に展示されていた写真・・・
 
「あ、これコンパニオンのお姉さんたち~。ミニスカートだ~」。この時代、一世を風靡したミニスカ。私の母ですら着ていました。「え~ミモロ、今もミニスカだよ~」と。う~でも当時のものとは、雰囲気が違います。

今はなんでもすごくカジュアルですが、当時は、どこかきちっと感がファッションに漂っていました。
1964年の「東京オリンピック」のバレーボールの「東洋の魔女」たちも、髪をセットしていたし、体操のチャスラフスカもアップスタイルのヘアスタイルでした。今は、そういうエレガントさは、スポーツにはありません。

かつてチェコスロバキア館だったパビリオンの名残・・・それはチェコガラスの「ガラスの河」というオブジェです。


「懐かしい?」とミモロ。う~ちょっとね…

実は、公園内には、万博当時の遺産が点在しています。それを巡り歩くもの楽しいかも…特に、万博に行った人にとっては…。
今回は、次の予定があったので、いろいろ見学できませんでしたが、「絶対、また来ようね~。観覧車も乗りたいし~」とミモロ。


「やっぱり太陽の塔はすごかった~!」と、初めての「万博記念公園」に感激しきりのミモロです。


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