ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

6月1日から運航が再開される亀岡の「保津川下り」。緑のまばゆい川を下る楽しさを

2020-05-31 | 京都

5月のある日、ミモロは、知り合いに誘われて亀岡に出かけました。京都駅からJR山陰本線で20分、亀岡駅へ。
一昨年、よく訪れていた亀岡。「久しぶりだね~」と、駅に降り立ち、ビックリしたミモロ。以前は、なにもない土地が駅前に広がっていましたが、今や駅前には、「京都サンガスタジアム」が堂々とした姿を見せ、駅周辺の雰囲気も変わりました。

ここは、2018年に竣工したサッカーやラグビーなど、球技専用スタジアムです。

「え~と保津川下りの乗り場どこだっけ~」とキョロキョロ。「あ、あそこだ~」と以前は、遠く感じた乗り場も近く感じます。

実は、この日、ミモロは、「保津川下り」の再開前の事前運航に参加させてもらうことに…。

「準備はいいですか?」「は~い」ミモロは、ほかのスタッフと共に、乗船しました。

緊急事態宣言が出されて以来、船の運航は中止され、多くの船頭さんやスタッフがお休みを余儀なくされました。もちろん、売り上げも激減。運営上の問題も深刻です。そもそもコロナだけでなく、台風や大雨などで、川の水位が上がり、運航できない状況になることも多く、観光事業としては、さまざまなダメージを受けやすいのです。

でも、京都の歴史および素晴らしい景色を多くの人に知ってほしいという思いから、今も熱意をもって運航されているのです。

キラキラ輝く川を亀岡から嵐山まで16キロを船頭さんが運航する船で下ります。


すでに以前も乗ったことがあるミモロ。「保津川下り大好きなんだ~」。初夏の保津川下りは、本当に川風が気持ちよく、このところ沈みがちな心を解き放ちてくれるよう…

もともと江戸時代、京都の豪商、角倉了以が、丹波と京都の水運事業のために、周囲の山を開削して水路を作り、物資の運搬を始めます。さまざまな物資を丹波から京の町へ運搬した船。時を経て。物資の運搬は、トラックなどに代わり、船は、その後、周囲の山々の四季の自然を満喫できる観光船として多くの人々を運ぶことに。

山の間を蛇行して進む保津川。ミモロをのせた船は、途中のポイントで止まりながら進みます。


「あ、ここ前に、保津川のラフティングの時に来たことある~」とミモロ。2年前、ラフティングにも参加しているミモロです。
「すごく楽しかった~」と、川で泳いだり、岩からジャンプしたことを思い出します。保津川のラフティングも6月から再開される予定です。

そこは「トロッコ保津峡駅」。この日は、まだ再開に向けて試運転が行われていました。
 

観光客に大人気の「トロッコ列車」も緊急事態宣言が出されてからは、運航を中止。6月の再開に向けて準備が進んでいます。
「観光客来ないから、寂しかったでしょ?」とホームに並ぶタヌキに声を掛けるミモロ。あれ?どこにいるの?

そう、信楽でもタヌキの置物にまぎれたミモロ。「う~失礼ね~ミモロ、ネコだよ~」と言いますが、どうも体形がタヌキに類似しています。

保津川沿いに走る「トロッコ列車」。いつも大人気で、予約が取れないこともしばしばでした。「トロッコ列車」の予約が取れないと、「保津川下り」ができないと思われがちですが、両者は連携はしているものの、全く別。だから「保津川下り」は、JR山陰本線を利用すると、簡単に乗れます。もちろん事前予約は必要ですが、結構、運航本数も多いので、大丈夫なんです。

さぁ、また船で進みますよ~「は~い」とミモロは、吊り橋を渡り、再び船に…


船頭さんの鮮やかなろさばき。岩や激流を巧みに通ってゆきます。
 

「わ~橋の下~」保津川下りでは5本の橋を通過します。
 

「あれ?さっきもJRの電車通ってたよね~」とミモロ。そう、保津川は蛇行しているので、何度電車を見ることができます。
 

自然豊かな亀岡と嵐山を結ぶ船の旅…約1時間ほどですが、本当に何度乗っても心弾みます。


川沿いの木々・・・そこに住む野鳥や水鳥などの姿や声を楽しむ船の旅。
「これからの季節も気持ちいいですよ~」と船頭さん。

真夏になると、船には、日よけの屋根がかかります。

「保津川下り」を運航する「保津川遊船企業組合」では、乗船者人数を少なくし、また乗船者にはマスクの着用をお願いするそう。もちろん船頭さんたちの体温チェック、船のアルコール消毒の徹底などのコロナ対策が行われます。

ミモロを乗せた船は、やがて終点の嵯峨嵐山へ到着。

「う~何度乗っても楽しい~」とミモロ。まだ外国人観光客がいないので、予約も取りやすくなっています。

ぜひ、一度「保津川下り」を楽しんで…


*「保津川下り」の詳しい情報およびご予約はホームページで



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ミモロのおすめランチ。ボリューム満点、「洋食屋 キッチンゴン」。人気のピネライスに感激

2020-05-30 | グルメ

ある日、ミモロは、トコトコと京都の町歩きに出かけました。(いったのは、緊急事態宣言前のこと)
「お腹空いた~」と、いつものように言い出したミモロ。歩いていたのは、六角通です。そこで「あ、ここやってるよ~」と、すでに14時近く、ランチタイムを過ぎています。
そこは、ミモロが大好きな洋食のお店「洋食屋 キッチン ゴン」です。
 

何度か以前、お店の前をとおっていますが、いつもお客様でいっぱいで、あきらめていたのでした。
「この時間なら、空いてる~」。奥行きの深い店内には、テーブルとカウンター席があり、いつも地元の人でにぎわうお店です。
 

1970年に西陣で創業した洋食店で、京都市内には、現在の六角本店、西陣店、京都駅店があります。
 

テーブルについたミモロは、さっそくメニューをチェック・・・「う~どれにしよう~」と悩みます。「だって、みんな美味しそうだし、いろいろな種類があるんだもの~」と。
 
ハンバーグやエビフライ、コロッケ、白身魚のフライなど、洋食の定番の品が盛りだくさんに…

あまりに悩むミモロを見て、お店の方が…「初めてなら、ここの自慢のピネライスがセットされたのにしたら…」とアドバイス頂き、「はい、それにします?」とミモロ。「う?ピネライスってなんだろ?」と思いながら、料理ができるまで、店の入り口で座る大きなテディーベアのところへ。

「あのね~ここ初めて来たんだ~?みんな常連さんなの?」「そう、ここのは、どれも美味しいよ~あまりに美味しくて、たくさん食べたら、ちょっと太っちゃった~」と。確かに、太目なクマさんです。

「あ、お料理で来たみたい・・・もう行かなくちゃ~」とミモロは、クマさんの腕から抜け出して、テーブルへ
「う~放して~」
すっかりクマさんに気に入られたミモロです。

ミモロのテーブルに運ばれたのは、洋食セット980円。

ライスの代りに「ピネライス」を注文しました。
「え~これがピネライスなの?」とミモロ。それは、チャーハンの上に、トンカツがのり、それにカレーソースがかかったもの。
「わ~カツカレーとチャーハンといっしょに食べられるんだ~」と感激するミモロ。

京都の町中で、働く人は大忙し。そこで短時間で好きなものが味わえるという発想から生まれた「ピネライス」です。

「う~お腹いっぱい~」と、入口のクマさんと同じようなお腹になったミモロです。
  
「ここのオーナーさんは、ロックが好きなんだ~」と店内を見回して・・・壁には、矢沢永吉の写真が…


「テイクアウトもやってるんだって~」と。

後日、京都のお友達に「キッチンゴンってとこに行ったの~」と話したミモロ。「え~ミモロちゃん、今まで行ったことなかったの~」と言われるほど、京都の人なら一度は行ったことがある洋食店だそう。


「ホント、京都って、洋食屋さんたくさんあるね~」と、ミモロにとってはうれしい土地柄なのでした。


*「キッチンゴン 六角店」京都市中京区堀之上町129  075-255-5300  営業時間 平日11:00~14:30LO 17:30~21:30LO 土日祝11:00~21:30LO 水曜休み


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5月23日から参拝が可能になった東山の「霊山観音」。春に訪れたミモロのリポートです。

2020-05-29 | 寺社仏閣

「一度も、お詣りしたことないね~」と、ミモロが言い出したのは、3月下旬のこと。それは、東山に麓にそびえる大きな観音さまがいらっしゃる「霊山観音(りょうぜんかんのん)」です。

そのころは、桜が満開で、高台寺の境内からは、桜に包まれた観音さまが美しく見えました。


その後、緊急事態宣言となり、「霊山観音」は、参拝ができなくなり、やっと5月23日から開門したので、お伝えすることにします。

受付に行って、300円を納めると、「これ、どうぞ~」と太いお線香が渡されました。
 
「これ、お供えするんだ~」と、ミモロは、火を付けてもらったお線香を抱えて、観音さまのところに向かいました。


さて、ここ「霊山観音」は、昭和30年に平和日本の建設と殉国の英霊および戦争で犠牲になった人たちの冥福を祈るために、観光バス事業を展開する「帝産グループ」創業者の故石川博資氏により、建立されました。

大きな観音像は、彫刻家山崎朝雲氏によって原型が作成されました。観音像は、高さ24m。お顔の大きさは、6mあります。
東山の峯を背景に、穏やかな表情で、京都の町を見守っていらっしゃいます。

「ここにお線香お供えするんだ~」と、ミモロは、それから観音像の下の内陣でお詣りました。
 

観音像の中にも入れ、胎内にお祀りされている十二支守本尊にもお詣りを…
 

広々とした境内には、戦没者の慰霊のためのお堂や石碑のほかに、参拝者の願いを叶えるパワースポットもいろいろ。
「わ~これすごい~パワーありそう~」とミモロが驚いたのは、大きな金色の玉。「願いの玉」が鎮座しています。
 
「これに触ってお願いするんだって~」とミモロは興味津々。

「うわ~これも大きい~」と、これまた驚いたのは、大きな仏足石です。

「大きすぎて、足の上にのれない~」と。ミモロの大きさからして、この石のサイズがわかります。

そして、縁結びのご利益があるといわれる「愛染明王堂」へ。
 
「どうぞ、いいご縁に恵まれますように~」と、お願いするミモロです。

「こういう慰霊碑もあるんだ~」と、ちょっと驚いたのは、「ふぐ塚」です。これは「京都府ふぐ協同組合」が建立した、京都で人気の食材のふぐを慰霊した塚です。
 

「へぇ~霊山観音って、こういうところだったんだ~」と、ミモロ。

観音様の微笑みに見送られながら、境内を後にしました。
 

*「京都 霊山観音>」の詳しい情報はホームページで


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リニューアルオープンした「京都市京セラ美術館」。ミュージアムカフェで過ごすひととき。

2020-05-28 | 博物館・美術館

5月26日から一般公開された「京都市京セラ美術館」。昭和8年(1933)の開館以来、京都の人々にさまざまな美術との触れ合いの場を提供してきました。

昭和30年には、海外展の先駆けとして「ルーヴル国立美術館所蔵フランス美術展」を開催。その9年後には、「ミロのヴィーナス特別展」、翌年には、「ツタンカーメン展」が開催され、京都に世界の珠玉の美術品がもたらされました。その後も、世界中から、多くの美術品、芸術品が、人々を感動へと導いていったのです。

開館80年を迎えた平成26年(2014)に「京都市美術館将来構想」が策定され、2018年から工事に着工。翌年10月に竣工し、リニューアルオープンへと進みます。コロナの影響で、当初予定されていた3月のオープンから、2か月後、やっと待望のオープンを迎えた5月です。

歴史ある建造物を残しつつ、新たな展示スペースを増やし、またより訪れた人が寛げる施設も増え、岡崎エリアがいっそう楽しくなりました。

ミモロは、美術館のコレクション展を鑑賞した後、エントランスそばにできたミュージアムカフェ「ENFUSE(エンフューズ)」に行くことに。

「平安神宮」の大鳥居の姿が、下から見えるカフェで、通りにそってガラスリボンというガラスの窓が続く、明るいカフェです。

そこでは、飲み物のほか、ケーキや和菓子、軽食なども頂けます。
 
「どれにしようかな~」とミモロは、ケーキなどが並ぶケースに前で迷っています。

ミモロが、決めたのは、ここオリジナルのケーキです。「はい、どうぞ~」と注文した品が…

「甘夏のタルト」と自家製ジンジャエールが、ミモロの前に。

「なんかいい雰囲気~まるでお外にいるみたい…」と、大鳥居を眺めながら過ごします。


さて、ここのカフェは、東京でカフェなどを展開する「株式会社WAT]が、担っています。その代表の石渡さんは京都出身。

「今回、素晴らしいご縁を頂き、出身地の京都でみなさんに喜んで頂けるようにサービスを提供できて、本当にうれしいです」と。

現在は、11時から19時の営業で、美術館に予約入場した人しか利用できませんが、コロナ収束の後は、夜21時まで、誰でも利用できるカフェになります。
「え~そんな夜までやってるんだ~。神宮道が明るくなるね~」と、以前、この近くに住んでいたミモロ。
ミモロが住んでいたころは、神宮道は、夜17時過ぎると、「平安神宮」が閉門。「府立図書館」も「京都動物園」も閉まり、また「ロームシアター京都」もできてなかったので、本当に人通りがない、寂しいエリアになっていました。

その後、夜まで営業している「TUTAYA]やスタバ、「京都テラス」ができて、少しは夜の人通りが生まれました。
このエリアは、イベントが行われる昼間は、多くの人で賑わいますが、夜は、本当に真っ暗になってしまうエリアなのでした。
「これができて変わるね~」と、大好きな岡崎エリアの発展を楽しみにするミモロです。

カフェの後に向かったのは、ミュージアムショップです。

そこには、オリジナルの品もいろいろ。お土産にしたいものが揃っています。
 

「ここからも外が見える~」ずっと続くガラス窓から、明るい光が館内に注ぎます。


そこから、ミモロは「ザ・トライアングル」というリニューアルで新たにできた展示スペースへ。

そこには、鬼頭健吾さんの作品が展示されています。
「あ。箒だ~」ミモロ、遊んじゃだめ…まるで箒につかまっているように見えるミモロです。


カラフルな色と光にあふれた作品が、北西のエントランスへと続いていました。
 

「まだ、見たいとこ、いっぱいある~」とミモロ。1日いても飽きない場所です。


*「京都市京セラ美術館」の詳しい情報はホームページで



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待望の「京都市京セラ美術館」のリニューアルオープン。歴史的建造物が新たな時代を迎えます。

2020-05-27 | 博物館・美術館

コロナの影響で、3月に予定されていた「京都市京セラ美術館」のリニューアルオープン。緊急事態宣言の解除で、ついに5月26日から一般の入館が可能に。
ミモロは、さっそく初日に美術館へと向かいました。

現在、電話やインターネットで事前予約必要で、時間ごとに50人ほどの入館者定員制が行われています。
「ミモロ、インターネットで申し込んだの~」。メールで届いた予約確認書をコピーして、予約時間に正面玄関に…
 
「あ、もしかしてミモロちゃん・・・」と受付の方。ミモロのことをご存じでした。

コレクション展は、京都画壇の江戸から明治の作品展。また特別展は、「杉本博司 瑠璃の浄土」で、それぞれ別々に事前予約が必要です。


ミモロの予約時間になり、かつての地下に位置する正面玄関で、受付し、アルコール消毒と体温チェックをして、奥のチケット売り場へと進みます。
チケット購入には、現在、京都府民であることを証明するものが必要です。

作品の写真撮影はできないので、今回は、リニューアルされた建物をご案内します。

以前、正面玄関のところから、白い階段を上がり、中央ホールへ、ここもも真っ白です。

「なんか白いおしろいでお化粧したみたい…なんか舞妓さんみたい・・・」と、ミモロ。
今回のリニューアルの設計は、公募で選ばれた建築家の青木淳さんと西澤徹夫さんの共同設計でなされました。

そもそも「京都市美術館」は、昭和8年(1933)に開館した、日本で2番目に開館した公立美術館で(1番目は上野の美術館)、今は、現存する最古の公立美術館建築です。昭和天皇の即位の大礼を記念し、関西の財界や市民の寄付により、「帝冠様式建築」の堂々とした本館が完成。設計は、建築家、前田健二郎。京都市民をはじめ、多くの人々の美術を愛する場所になりました。
「やっと日本で1番になったんだ~」と、ミモロ。京都に出来た歴史的施設(動物園)などは、いつも東京に次ぐ2番目ですからね~。
敗戦の昭和21年に進駐軍に接収され、その6年後に接収解除により、再び市民の手に戻りました。
「京都って、戦争の時に空襲を受けず、歴史的建造物が残ったから、戦後は、GHQに接収されたところ多いんだよね~。きっとアメリカは、戦後の拠点確保を考えて、京都を焼かなかったのかも~」と、勝手に推理するミモロです。

さて、話をリニューアルされた建物に戻しましょう。もともとの歴史ある風格の建物をできるだけ尊重し、また長年使われていなかったスペースを新たに活用しようと考えられたもの。また、訪れる人が、美術館の中を歩くことの楽しさを感じるように、設計されているのだそう。もちろん、耐震構造も強化されています。
リニューアルにかかる費用は、総額100億円以上と言われ、その巨額な費用捻出のために、京都市は、美術館の命名権を売却。公募により、伏見に本社をもつ「京セラ」が命名権を獲得し、約50億円が支払われました。「京セラって、京都賞とか、すごく文化や研究事業を支援している京都の企業だよね~」とミモロも以前、伏見の本社にお邪魔したことがありました。

かつての「京都会館」も命名権を同じく京都の企業「ローム」に売却し、「ロームシアター京都」になっています。「企業が市民のためにお金使ってくれるの、うれしいよね~」と思うミモロです。

中央ホールから、上階につづく階段。
 
それもまるでオブジェのよう…。

「ここは、昔のままだ~」と、本館の歴史を物語るスペースを懐かしそうに歩きます。
 

昭和初期の洋館の趣を留める館内。
 
「ここ、チケット売り場だったのかな?」と小さな窓に興味津々。

人数制限がされているので、館内は、人が少なく、ゆっくり見学が可能です。
 

ミモロは、あちこち歩き回ります。
 

「なんかここもいい感じ~」とさらに奥に進んだら、そこはトイレ。
大理石の壁が続く、格調高い雰囲気のトイレです。
 
「あ、この丸窓、もしかして、本館の正面の丸窓じゃない?え~位置的には、そうなんだけど…トイレの窓になってるんだ~」とちょっとびっくり。ミモロは、女の子なので、婦人トイレしか入れませんが、紳士トイレはどうなっているかは知りません。

また、現在は、使用できませんが、古い家具が置かれた談話室は、一般の人も利用できるようになるそう。


さらに、今回のリニューアルで注目されているのが、東山を一望できるオープンテラスです。この日は、雨で外に出るのは控えました。

「夏になったら、ここで過ごすの気持ちいいかも~」と。まだコロナの影響で、館内の一部は、利用できません。

「他のところも見学しよう~」と、ミモロは、館内を歩きます。

*「京都市京セラ美術館」の詳しい情報はホームページで


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