ある日、ミモロは哲学の道をお散歩していました。その時、ふと足を止めたお店があります。
「なんのお店かな?」と、興味津々。好奇心を抑えきれず、お店の中へ進みます。
「わ~素敵なものがいっぱい並んでる~」と思わず声が…そこには、ミモロが大好きな木製の器や雑貨がいろいろ…。
どれもシンプルなフォルムが素敵。木のぬくもりも感じられます。
ここは、木と漆のショールーム「銀意匠」。長野県塩尻市に本社をもつ「木曽アルテック社」の京都ショールームです。木曽の良質な木材と伝統の漆の技を活かし、上質の心地よさが感じられるデザインで、現代感覚にマッチした建築空間を提案、創造する会社です。1935年に漆器製造を始め、その後、デザイン事務所や家具工場などを開設。東京、青山にもショールームを設け、京都のショールームは、10年前に出来ました。
京都では、一般住宅をはじめ、店舗、旅館、ホテルなどの内装に、木曽で生まれた良質の建材などを提案しています。
「わ~こういう器いいなぁ~」とミモロは、店内のあちこちを歩き回ります。
優れた腕をもつ職人さんたちの仕事だとわかる品々が並んでいます。そのすべてに高いデザイン性を感じます。
木工の品以外に、オーナーが選んだ陶芸作家の作品もいろいろ。「ここのオーナーさん、すごく美意識高いんじゃないの~」と思うミモロ。
「こういう品々を使って暮らしたら、素敵だなぁ~」と想像するミモロ。
さて、「木曽アルテック社」が得意とするのは、木と漆の魅力を活かした建材です。
麻に漆を塗った床材をはじめ、ニュアンスのある色の漆で仕上げた木レンガなど、住まいや空間に快適性と自然のぬくもりをもたらし、さらに日本の伝統の技術を知らしめる建材です。
ミモロが感激したのは、ほかにも・・・それが漆を和紙の表面に塗った壁紙です。
湿度が高いと強度を増す漆。防水性にも優れ、独特の自然な趣を漂わす魅力的な壁紙です。
「この棒なんだろ?」とミモロが不思議に思ったのは、実は、自然木を使った把手。また鉄製の把手なども重厚な雰囲気が…
ミモロは、いろいろな建材に興味津々。「よければ、どうぞ2階へ、そこにも見ていただくものがいろいろありますから…」とお店の方。
さっそく、ミモロは、木の階段を上がります。実は、この階段は、1段ごとに異なる木を使っていて、その表面はなぐり仕上げがされています。
そして2階には、窓に面した場所に木製のカウンターや椅子、そして奥には、漆の建材や家具で設えられた和室があります。
「こういうお部屋、落ち着くね~」とミモロは、麻の座布団に座ってみました。
「この壁、すごい~」と、木の繊維を感じる野趣あふれる建材です。
ゆったりとしたショールームには、哲学の道から穏やかな陽光が注ぎ、いるだけで幸せな気分になる空間。
「こういう建材や家具があるお家に住みたい~」とミモロ。そう思ってしまいます。
桜の時期になれば、建物は、桜に包まれるそう。「また、その時期にも来ようね~」とミモロ。「はい、ぜひいらしてくださいね~」とお店の方。
桜が咲くのが待ち遠しくなったミモロです。
*「銀意匠」京都市左京区鹿ヶ谷法然院町43 075-751-7175 10時から18時 不定休
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